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2020年09月10日18:23

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力石徹のモデルになった男

力石徹のモデルになった男、森合政範著を読む。
サブタイトルは「天才空手家 山崎照朝」です。

山崎照朝氏は、大山倍達氏が立ち上げた極真空手の第一回大会の優勝者です。
梶原一騎氏原作の漫画、空手バカ一代を読んだ人も多いでしょう。

これを読むと、大山倍達氏は優れた格闘家というだけでなく、優れたビジネスマン、興行主でもあったことがよく分かります。山崎氏は純粋に武道家として強くなりたいだけなのに、やれテレビにでろ、キックボクシングもやれと言われて困惑しています。
漫画には梶原氏の脚色が相当入っています。

大山氏亡き後、極真空手は分裂してしまいます。空手が強い猛者はいくらでもいたでしょうが、大山氏の後を継ぐカリスマ性をもつリーダーがいなかったのでしょう。
ビジネス界でもカリスマ経営者の後を継ぐのは容易なことではありません。アップルも、スティーブ・ジョブズ亡き後、イノベーションがとまり、別の会社になってしまったと思います。





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