スポーツ関係の新型コロナウイルスの『クラスター』が報道されるようになった。柔道、サッカー、そしてレスリング。
facebookで楽観論に対しての『反右派闘争(
)』をしている段階ではない。
某著名人からも、「コンタクトスポーツの活動を制限すべき」という意見も出た。
今後、秋冬にかけての重症者の増加とともに、この論調は高まると予想される。
だが今のところ、合気道、全空連の空手でのクラスター発生はない。
既にクラスターが発生している柔道やボクシングと何が違うのか?「ファクターX」なるものがあるのだろうか?
全日本空手道連盟が『ガイドライン』を出したのは6/22、合気会本部に至っては7/14。地方の我々からすると遅いが、恐らく『東京基準』であり、あちらはその頃にやっと活動再開していたのだろう。
合気道では、そもそも競技人口が少ない、ということもあるが、多くの団体が『対人練習』を控えていた。
私たちの道場では、既に6月から対人練習をしていたが、『マスク着用』をこの猛暑に於いて徹底され、検温も実施している。
この他、先日、「合気道では、まだクラスターが出ていない」という話になった際、「距離があるからではないか?」という話になった。
確かに、普段構える『間合い』は、柔道に比べて遠い。また、技の際に密着しても、顔が向かい合うというのが以外に少ないかもしれない。
さらに、声を出さない。『号令』も『気合い』もない。初めて来た頃は、お通夜のように静かで不気味だった。(笑)
また、指導者の説明に対しても離れるか、整列で正座するなど、よい意味で『ソーシャルディスタンス』が保たれている。
さて、次に。
空手では、上部団体の全空連が、「空手クラスターを出すな!」という指示があった。・・どこも手探りで練習しているようだ。
空手での濃厚接触は組手であろう。
やはり、対人練習では、マスク着用にしている。また、気合いの禁止が通達されてもいる。
しかるに、やはり、空手もボクシングに比べて、普段の間合いは遠いようだ。
所謂、『寸止め空手』は、『遠間から如何にして接近するか』という要素もあるので、遠間が自然と身に付いているのかもしれない。
とは言え、『間合いの話』は私見であり、推測の域を出ないので、油断は禁物だろう。
基本的に、誰がウイルス保持者がわからないので、巷のアマチュアスポーツが何らかの制約を受けるのは、やむを得ないのかもしれない。
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