といえば、ピクっと反応するのが長崎市民。
長崎市内にいれば、この瞬間、家や職場、学校で黙とうをするし、
街を歩いていても、物陰でじっと頭を下げている人を多く見かけます。
全国的にそうするものだと思っていましたが、上京して初めてよそではやらないんだ!
と、驚きました。
私は今でもやってますがね
原爆の恐ろしさ、無駄な兵器であることをこれだけ分かっていても、
肝心な日本が、アメリカに遠慮して核兵器反対といえない。
広島でも長崎でも参列者の席にしれーっとすわっている歴代首相を見ていると
「帰れ!」と言いたくなります。
あれこれ言葉を連ねるより、あの写真を1枚見るだけでいいと思います。
死んだ妹を背負い直立して焼き場で順番を待っている少年の写真。
少年が焼き場に運んで来ている以上、家族はみんな死んでしまったのでしょう。
原爆の恐ろしさより、戦争そのものの残酷さを無言で伝えてきます。
ローマ法王も、世界中でこの写真を見てほしいといって、常に持っているそうです。
もし、この写真を知らなければ、一度はウイキで調べてみてください。
「死んだ妹を背負い焼き場に立つ少年」で探せばすぐに出てきます。
世界中がガタガタいがみ合って手を振り上げて、後は殴り合うばかりの今。
文化は進歩しても、人間の中身は進歩しないんですね。
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