「倒産・廃業検討」富山が全国1位 エヌエヌ生命コロナ影響調査
2020/6/19 00:00 (JST)
株式会社北日本新聞社
新型コロナウイルスの影響で倒産や廃業を検討した中小企業を調べたところ、富山県は17.3%で全国1位だったことがエヌエヌ生命保険(東京)の調査で分かった。全国平均は11.6%。政府の統計によると、富山県の廃業率は全国で最も高く、同社は「事業承継の問題がコロナの影響で顕在化したのではないか」としている。
緊急事態宣言中の営業について「停止」と回答したのは富山県が19.2%で全国2位の高さだった。
全国平均では、資金需要に対して利用した支援制度で最も多かったのは「持続化給付金」の24.6%。支援制度で最も重要とされることは「支払いまでのスピード」がトップの43.0%だった。
調査は5月29日から6月2日までインターネットで行い、全国の中小企業経営者7232人(うち県内52人)が回答した。
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