相変わらず社会問題となっているニートですが、
仕事もしないで部屋に引きこもってゲームばかりしていると親は心配しますよね。
「タカシ、お前、最近人を撃つゲームばかりやってるよな?」
「ああ、シューティングゲームの事ね」
「そんなゲームばかりしていると、そのうち、現実とゲームの区別がつかなくなるぞ」
お父さんが息子に説教してるとお母さんが、
「大丈夫よ、お父さん。
他にも、女の子が沢山出てくるゲームもしているけど、彼女の一人も出来てないから」
「・・・そうか。それなら、安心だな」
納得したって話がありましてね。それはちょっと悲しいですよね。
昨年末には【忘年会スルー】なんという言葉が話題になりましたが、
最近は会社の上司との飲み会を敬遠する若者が増えてますよね。
昭和の頃は嫌々であったとしても付き合うのが常識でしたが、
なぜ今時の若者は付き合わないのかという事ですが、
バブル期以前は『若い衆には行けないような高い店、特殊な店に連れていってくれる』
という労いの意味が『その辺の飲み屋で安酒と説教を食らわせる』に変質してしまった事が、
飲みニケーション衰退の一因じゃないかと思われますね。
ある会社のオフィスで、
一生懸命仕事をしている若手社員に向かって少し離れた机に座ってる上司が、
「・・・君、ワゴンR?」
「え?」
「ワゴンR?」と聞かれたので
「・・・いえ、僕は軽自動車に乗ってますけど」と答えたら
「軽自動車?・・・何言ってんだ、『輪ゴムある?』って聞いてんだよ」
こんな形でも、上司とコミュニケーションが取れるといいですよね。
職場でのトラブルというのは、ほとんどが人間関係でして、
沢山の人が働いていれば、気の合わない人が出てくるのも仕方のない事です。
「職場に、めちゃめちゃ苦手な人がいて困るんだよ」
「あ〜なるほど。嫌いな人がいるなら、その人死んだ人だと思って忘れた方がいいよ」
友達からそうアドバイスを受けましてね。
三ヶ月後、
「その後、どう?」
「この間はありがとう。
あれ以来、その人に会うと『あ〜まだ成仏できないんだな〜』と思って、
見えないふりして通り過ぎるようにしてるよ」
完璧なスルースキルを身につけたようですね。
「職場にいつもつまらない事ばかり言ってる苦手な上司がいるんだよ」
「あ、ひょっとしてお前がツイッターでネタにして呟いてる人の事?」
「そうそう。そうしたら昨日、その上司に呼ばれて、
『お前、ツイッターやってるんだって?』って聞かれたんだよ」
「うわっ、ヤバイね。バレたの?」
「てっきり激怒されると思ってたら、『俺が数日前からお前に面白い事言ってるのに、
何でそれを呟かないんだ!』ってキレられたんだよ」
怒りの方向が別のベクトルだったようですね。
微笑亭さん太
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