前衛と自由

若松孝二監督作品のサントラ盤CDを2枚購入。
「新宿マッド」はフード・ブレイン、「アヴァンギャルド&フリー」は山下洋輔トリオや音楽集団迷宮世界などが担当。
元々はジャックスが音楽を担当した若松監督の「腹貸し女」のサントラが聴きたくて。
80年代に『リメインズ』というタイトルのLPが出たのですが、その完全版がCD化されたということで、いろいろ調べてみたら、このタイトルも含めて若松監督作品のサントラが期間限定1000円でリリースされてることを知って。
それで「腹貸し女」「新宿マッド」「アヴァンギャルド＆フリー」、それから、はちみつぱいが音楽を担当した「夜にほほよせ」の4枚を注文したのですが、「腹貸し女」と「夜にほほよせ」はプライスダウン盤が売り切れてました。
この2枚は正規盤がまだ出回ってるみたいなので、いづれ。
フード・ブレインってバンドは全然知らなかったんですが、つのだひろ、柳田ヒロ、ルイズルイス加部がやってたんですね。
ギターのシンキさんは名前しか知らなかったです。
中島優貴とヘヴィ・メタル・アーミーってバンドをやってたのをなんとなく憶えてるぐらいで。
音楽集団迷宮世界って誰？
で、このシリーズはソリッドレコードというレーベルから出てるのですが、レーベルオーナーの高護さんという方は、会ったことがあります。
渋谷の青山にあったワーナーミュージックジャパンの本社で。
ワーナーがオーディションでアーティストを募集してたので、ガリノイズのカセットを送ったんですね。
そしたら会ってみたいと連絡が来て。
高さんは、どうも外部から招かれたプロデューサーでオーディションに関わってたらしく、ガリノイズの音源に興味を示してたらしいです。
で、いろいろ高さんと話たんですが、結局、会ったのは、その1度きりで、ガリノイズがメジャーデビューすることもありませんでした。
90年代中盤ぐらいの話ですね。
ワーナー本社で高さんと話して、最後に、実は「定本ジャックス」を読んだことがあって、ジャックス再発盤のライナーも読んでたし、池袋スタジオ2000で行われたジャックス復活祭というイベントも見てました、と私が言ったら、ああ、そんなこともやってましたね。。。と、ちょっとはにかんだような表情を見せたのが記憶に残っています。