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2020年04月25日10:24

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フェイント】イマコ疲れを、別件で帳消しに。

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愛ミクの皆様、お元気ですか?

ひかです。

様々なネガティブなニュースがつづく昨今。

少しだけでも気分が変わればと思い、

内容を変更して、書き書きいたす。



。。。。。。

ピュア】天使を、闇に染まった社会から守る。

愛ミクの皆様、ヘロヘロハロー(*´꒳`*)

改めて、ひかです。

皆様が少しでもハッピーになれたらと思い、
イマコちゃんには、待機をお願いします。

ではどうぞ。

。。。。。

皆さんはじめまして。

僕の名前は及川シュンです。小学三年生です。

イマコちゃんがどうとか、よく分からない理由で、僕の番がやって来ました。

僕の日常で、皆さんがほっこり出来れば良いんだけど。普通の生活ですが。

多分、この話をすれば、いけるんじゃないかって言われたので、この話をします。

じゃあ、朝からね。。。
。。。

ジリジリジリexclamation

んぁあ、もう朝だexclamationさっき布団に入ったばかりじゃないか。まだ眠たいなぁ。
学校は大嫌いなんだ。

もっと自由に遊ばせてくれよ。

なんでみんなで同じ事をしないといけないんだよ。

体の大きさはバラバラなのに、なんで給食は、同じ量なんだよ。

シ「学校ってなんなんだよ。」

仕方なく朝の支度をする。

ランドセルがいつもより重い気がするが、
気のせいだと思って家を出る。

学校に着く。シュンの好きな曜日は、土日だ。

休みが好きなコはたくさんいるだろうけど、

特に休みが大好きでたまらないらしい。

?「おう、元気か?泣き虫シュン?」

シ「ゴンタか。げ、元気だよ。泣き虫じゃないけど。。」

ゴ「ふん。ちょっとビクビクしただけで泣くじゃないかよ。なぁ、子分のケンゴ。」

ケ「うんexclamationゴンタの子分は僕だけで十分exclamation

シ「今日は、レミちゃん、遅いなぁ。
学校での楽しみはレミちゃんと会える事だけだよ。」

レ「おはよう、シュンくん。寝坊しちゃった。
今日もよろしくね。」

シ「うんexclamation

ゴ「けっ。レミちゃんにだけは笑顔だな。」

ケ「今日は1時間目から体育だよ。
バスケットボールだから、ゴンタくん、
チーム組もうね。」

ゴ「おう。シュン以外なら誰でもいいぜ。」

シ「僕は誰でもいいさ。みんなで仲良くしないと楽しくないだろう?」

ケ「へん。親分がいないと張りがないや。
ゴンタくん、シュン達になんか負けないよね。」

ゴ「そんなもん、負けるわけないじゃねぇかよ。
またシュンが泣くだけだろう。
さぁ着替えたし体育館に行くか。

まだ着替えてねぇのかよ。どんくさいなシュンは。さぁ、ケンゴ、体育館行こうぜ。」

シュンは、集団に馴染めず、学校でも1人でいることが多かった。

今日も1番遅く着替え終わり、1人体育館へ行こうとするシュン。

本当に学校が大嫌いだった。

そして、やっと着替えて体育館へ行こうとしたその時、シュンのランドセルが揺れ動いた。

シ「ん?ランドセルが揺れてる。なんか入れて来たかなぁ。今日ランドセルが重かったんだよな。」

シュンがランドセルを開けた時、
中には謎の生物がパラパラを踊っていた。

?「やぁ、シュンくんexclamation一緒に踊らへん?」

シ「。。。え?だ、誰だよ。っていうか、
何だよ?」

チ「ワイは、チェルシー言いまんねん。
よろしくな。」

そこには、全裸で右肩にだけ翼を生やした、
タメ年くらいの生物が笑顔でシュンを見ていた。

シ「チェルシー?どこかで聞いた事があるような。なんで裸なの?翼も右側にしかない。
というか、翼なの?」

チ「チェルシーは、天使やねん。天使は洋服NGやで。ワイはなぁ、左肩の失った翼を探しとんねん。どこで落としたかなぁ。」

シュンは、チェルシーをペット感覚で飼おうかと考えた。なぜうちにいたんだ?

シ「ねぇ、チェルシー。いつから僕のおうちにいるんだい?」

チ「昨日からや。この辺を転々としとんねん。どこで左の翼を無くしたかなぁ。
困るわぁ。
あ、シュンくん、早く体育の授業に行かないと、怒られるで。早く。」

シ「チェルシー、この学校でバレたら大変だよ。今日一日ランドセルの中で静かに過ごしてね。一緒に帰ろう。」

シュンは、急いで体育館へ向かい、
バスケットボールをやる予定だったが、

人数の都合で、シュンは見学になった。
審判のやり方がわからなかった。

体育は終わり、みんなで体育館を片付けて、

教室に戻った。

シュンは、チェルシーがランドセルの中に隠れているのを、冷や冷やしながらバレずに過ごした。

お腹すいてないかな?トイレは大丈夫かな?

窮屈じゃないかな?

様々な心配がシュンを駆け巡った。

シ「天使って本当にいるんだな。バレずに帰らないと。」

ゴ「おい、シュン。このゴンタ様に何か隠し事をしてないだろうな?ソワソワしてるぞ、
分かりやすいヤツだな。」

シ「な、なにもかくしてないやい。
ゴンタは僕が泣けば気が済むんだろう?」

ゴ「そうだな。お前は見ててむかつくよ。
俺がこのクラスのボスだ。なんで言うことを聞かねえ?」

ケ「そうだよ、シュン。この僕、ケンゴはずっとゴンタくんの子分さ。シュンも負けを認めなよ。」

シ「負けるって、なにも勝負してないよ。
ボスでいたいなら、一人でいばっていればいいじゃんか。」

ゴ「いちいち気にくわねぇな。俺はこの学校で1番強いんだよ。だからお前も子分になれば、それで済むのに。」

シ「もう、僕に構わないで。帰るね。」

シュンは早くチェルシーのなくした羽をさがしてあげたかった。

。。。。自宅着。。。。

シ「頑張ったね、チェルシー。僕が翼を探してあげる。」

チ「シュンくん。君はゴンタくんが怖いんかい?」

シ「うん。怖いけど、あいつの子分にはならないんだよ。いばってるだけじゃないか。」

チ「そうやな。シュン君は一匹狼やな。
いじめらしきものにも参加しておらん。」

シ「みんなで仲良くすればいいのに、なんでゴンタはボスになりたがるの?」

チ「せやな。ゴンタは本当は弱いんや。
弱いから、強い証拠が欲しいんやな。
なぁ、シュン君?」

シ「なんだいチェルシー?」

チ「シュン君は、なんでそんなに学校が嫌いやねん?」

シ「え?なんで分かるの?」

チ「ランドセルの中に、全部聞こえてくんねん。レミちゃんだけが、心の支えやな。」

シ「恥ずかしいけど、そうだよ。」

チ「学校に行くの、楽しくなりたいんか?」

シ「当たり前だよ。嫌な事ばかりだもん。
チェルシーは、学校とかないの?」

チ「天使に学校はない。どう生きるかは天使それぞれ。ワイはシュン君が気になるから、一緒におるだけや。」

シ「なんで僕が気になるの?」

チ「シュン君は、学校が大嫌いやろ?
学校を大好きになって欲しいねん。

学校は、人生の勉強がたくさん出来るんやで。
大人になったら役に立つんや。」

シ「チェルシーは、羽が見つかったら、帰るの?」

チ「そうやな。翼がないと、空を羽ばたけんのや。何より天使に見えんやろ。頭の上のリングもむなしそうやろ?」

シ「チェルシーは、ご飯は食べないの?
トイレには行かないの?寝ないの?」

チ「全部の答えがノーやな。」

シ「天使って、生活しやすいね。」

チ「そやな。人間じゃあないからな。
余計な感情がないんや。
喜怒哀楽があるかは、その天使次第や。」

シ「チェルシーは、喜怒哀楽があるの?」

チ「面白いと言う感情だけはあるな。」

シ「そうなんだね。なんで喜びだけあるの?」

チ「今の時代、大変な事、暗くなる事たくさんあるやろ?地球が闇に染まっとんねん。
平和が1番やで。」

シ「じゃあ、僕が行ってる学校も闇に満ちているの?」

チ「せやな。その闇に勝てた時が、
ワイがシュンくんの元を去る時やな。」

シ「チェルシーが僕の前からいなくなるの?
ちょっと寂しいなぁ。」

チ「ワイも、翼がないと飛ばれへんから、

左側の翼を探さなあかん。」

その日は、いつのまにかシュンだけが寝てしまった。。。。

ジリジリジリexclamation

んぁあ、また朝だ。寝た気がしないよ。

布団から出たくない。

チ「シュン君、おはよう。今日もランドセルに入ってええか?」

シ「重いけど、バレなければ良いよ。」

チ「ほな、お邪魔します。」

重くなったランドセルで、学校に着く。

教科書を出すときに、チェルシーは、奥に隠れる。
その日もシュンは、ゴンタやケンゴと口喧嘩をし、楽しくない学校を終えた。

シ「はぁ。なんでこんなに学校は楽しくないんだ。今日も嫌な気分で1日終わったよ、チェルシー。」

チ「そうやなぁ。シュン君は、レミちゃん以外にも生きがいを見つけなあかんなぁ。
ゴンタとケンゴに、何かで勝たなあかん。」

シ「僕は怖くなったらすぐ泣くんだ。強くなりたいんだよ。頭では分かってるのに、
感情のコントロールが出来ないんだ。」

チ「そうや、感情のコントロールは、人間にとっては、難しい事やで。ワイは天使でよかったわ。」
シ「そうなんだね。僕は今の環境が続くとしても、またシュンに生まれ変わりたいなぁ。」

チ「そうや。自分の事が大好きなのが1番自信につながるで。シュンは一匹狼やな。
何か得意な事はあるんかい?」

シ「僕は絵を描くのが得意なんだ。
美術だったら誰にも負けないよexclamation

チ「よしよし、美術だ決定やな。誰よりもうまくデッサンするんやで。ゴンタもケンゴもなにも言えなくなるからな。」

シュンは、今回の美術の授業で、

本気でリンゴをデッサンした。

先生は褒めるのを通り越して、感動して涙目になっていた。

先「及川くん、何でそんなに急に腕が上がったの?」

シ「本気で描くようになったからだよ、先生。今まで力を抜いてたんだ。ごめんなさい。」

ゴンタもケンゴも、デッサンは苦手だった。

何も言えないゴンタとケンゴ。

ゴ「くそっ。ちょっと絵が上手く描けただけで俺らを見下すなよな。」

シ「見下してなんかないよ。僕は、自分が得意な分野で、ゴンタとケンゴと勝負したんだ。

僕が全部の分野で二人にかなわないとは、
思って欲しくなかったんだ。
暴力だけが全てじゃないよ。」

ゴ「うるせえなぁ。お前はウザいんだよ。
俺とケンゴの邪魔をすんなよな。」

シ「二人の邪魔をしたわけではないよ。
教室のみんなも怖がってるからさぁ、

仲良くしようよ。

ゴンタは、本当は弱いから、自分の周りに人を集めるんでしょう?弱さを受け入れなよ。」

ゴ「なんだとぉ、俺は弱くないexclamationボコボコにするぞexclamation

シ「やってみなよ。何があっても耐えてやる。
僕には頼りにしている相棒がいるんた。

ケンゴもヘコヘコしないで、自分の気持ちで生きなよ。人生は一度きりだよ?」

ゴ「最近のシュンは泣かなくなったな。
シュンが正しい気がして来たぜ。」

ケ「ゴンタくん、騙されてるよexclamation
落ち着いてexclamation

ゴ「いや、落ち着くのはケンゴ、お前だ。
シュンは最近、自信に満ちているようで何かが変わった。俺の追い込みが効かねえ。」

ケ「俺はそんな口車に乗らないからなexclamation
ゴンタくんが1番なんだよ。」



シ「誰が1番とか劣っているとか、ランクはつけないんだよ。
得意分野をそれぞれが頑張ったらいいんだよ。そしたら、最高のクラスになるよ。」

ゴ「。。。飲んだよシュン。もうお前がボスみたいな感じだよ。」

シ「僕はボスなんか作りたくない。
みんな平等で、個性を生かした授業を行うといいんだよ。得意分野同士で協力するんだよ。」

ゴ「。。。シュン。お前は最近、急に何かに取り憑かれたように言動か変わった。
俺と同じランクに届いたことを認めてやるよ。」

シ「だから、ランクとか要らないんだよ。
人に順番をつけるのは、あまり良いことじゃないよ?」

シュンは、自分がよく喋れるようになっていることに気づいた。

その話に心を打たれた人が、シュンを囲むようになった。
それでもシュンは、チェルシーに教わった様々なことを、みんなに話し回るようになった。

ゴンタもケンゴも、トークに夢中になる。

シュンは、すでにゴンタもケンゴも平等を強く、意識するようになり、

シュンのクラスはガラリと様子が変わり、ほっこりした教室になった。

シュンはチェルシーの教えに感謝した。

教室で話さないような、一つ上のランクのお話を、話しまくった。全てチェルシーの教えだ。

ゴ「ケンゴも一緒に一致団結だ。シュンはあんなにも深い事を考えてたのか。
今はひたすら尊敬だな。」

ケ「。。。。うん。ゴンタくんが言うならそうする。一致団結ね。。」

今日は学校か終わり、決起集会が行われた。

シ「みんな、僕の話を聞いて分かってくれたのに感謝しています。みんな自由に気を使わずに、得意な事を伸ばす。」

ゴ「そうだな。俺は今まで悪い方向に進んでたんだな?
シュンには、きつく当たってしまい申し訳ない。何か魔法のようなもので、考え方が変わったんだよな。」

シ「そうだね。僕の中の神様が、みんなにメッセージを発していたみたいだよ。
これで、いじめは無くなったね。」

シュンは思い出した。

チェルシーの左側の翼を探す事を。

僕自身の問題は、チェルシーに解決してもらえたから、今度は僕がチェルシーを助けないと。

さっそく帰宅して、チェルシーと翼を探した。

チ「せっかくシュン君の悩みが好転して、
これからやと言うときに、まだ翼が見つからへん。」

シュンは、チェルシーの翼探しを手伝った。
実家は、庭も空き地も探しまくった。

シ「そもそも、翼って、そんな簡単に取れるの?」

チ「いや、ガッツリ背中にへばりついとんねん。翼が取れた事自体が史上初かも知れへんな。」

シ「ちょっとさ、気分転換に温泉に行かない?
近所にあるんだよ。一回癒されよう。」

チ「そうやな。汗もかいたしな。行こう。」

。。。。銭湯着。。。。

シ「久しぶりだなぁ。銭湯。しっかり体を洗いましょう。」

チェルシーは、自分の背中を流すとき、
何かに触れた。

チ「なぁシュン君。ワイの背中の左に何かないか?」

シ「んあっexclamation翼が生えて来てるexclamation

チ「ホンマに?やったぁ。探さなくて良い。」

まさか生えてくるなんて、天使のワイでも分からんかった初体験や。」

シュンは覚悟していた。

翼が見つかったら、チェルシーは、去ると。

シ「良かったね、生えて来てて。探す必要がなくなったよ。と言う事は、チェルシーは、自分のお家へ帰るの?」

チ「そうやなぁ。。寂しくなるなぁ。
シュン君には、教えてない事がやまほどあるねん。でも忘れへんからな。
シュン君、絶対にまた遊びにくるからな。」

そうチェルシーがつぶやくと、左肩の翼が大きくなり、飛べるようになった。

シ「本当に寂しくなるよ。でも、クラスのみんなを変える事が出来たのはチェルシーのおかげだよ。僕も絶対チェルシーを忘れないよ。」

銭湯を出て、とりあえずはシュン君宅に戻る。

チ「ホンマにありがとうな、シュン君。
シュン君も、辛い時はワイを思い出してな。
空から見守っとるからな。」

シ「また、会えるよね?」

チ「うん。当たり前やがな。シュン君。。君は、俺の天使生活の中で、1番輝きを放っとるで。立派な大人になるんやで?」

チェルシーにとって、シュン君の部屋に居候した期間、地球のありとあらゆる闇を感じたが、
シュン君がチェルシーを守り抜いた事は、

チェルシーは、一生忘れないだろう。

シュン君、ありがとう。今度はこの、ひかが居候するよ。それまで元気でいてね。ー完ー









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