地域の先輩に相談したら快く引き受けてくれました。いろんな道具を持っていて何でも自分でやってしまう頼りがいのある先輩です。太い木で倒す方向も考えなくてはなりません。柏のような葉っぱが落ちるので毎年困っていました。
ウィンチとワイヤーで木を引っ張り倒す方向を誘導します。そのあとは強力なチェーンソーの出番です。先輩はチェーンソーを2つ持っていて切る部位の太さで使い分けていました。
切り倒したあとは太い幹を輪切りにしていきます。強パワーのチェーンソーは太い幹をいとも簡単に切り離していきます。小枝を払うのもチェーンソーです。わたしはその間ほとんどなすところもなく見ていました。せいぜい切りあげた枝を拾って片付けるぐらいしかできません。先輩のテクニックと道具の力強さに圧倒されていました。
今日は切り刻んで終わりました。
「また,暇を見つけてもらいに来るから。この木は薪にとってもいいんだ」
先輩は薪ストーブを使っていて自宅庭に薪を溜め込んでいます。お礼は後日させてもらいます,と言うと,
「そんなのいいよ。オレはこの薪があればうれしいんだから」
そう言ってもらえてありがたいのですがさすがにそこまで甘えることはできません。長年気になっていたことが解決してスッキリしました。その気持をなにか形にしなければなりません。
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