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2020年02月11日23:10

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別府大分毎日マラソン大会2020

2月2日、別府大分毎日マラソン大会を走りました。

別大も今年で3回目の出場。しかし今回は初めてのカテゴリー2からのスタート。一昨年の大阪マラソンで2時間55分切りできたおかげでした。

今回も大阪南港から、さんふらわあで大分へ前日入り。さんふらわあの大部屋雑魚寝も、少し慣れてきたのか、夜中に何回か目が覚めるも、そこそこ寝入ることができました。

でも別府港に着いて駅までバスで送ってもらってからの時間つぶしに迷いました。これまでは前日から別府の銭湯や温泉を何か所か巡っていましたが、前日に風呂にたくさん入るのは身体が疲れてしまうのでは?との仮説を自分勝手に思い込み、今年は前日の銭湯・温泉めぐりはなし、と決めていましたので、さてどう時間を潰すか。でも時間がたっぷりあるならと、別府市内で美味しいと超有名な回転ずし屋さんで寿司を食おうと決定。11時開店なので、それまで歩いて鉄輪温泉辺りをウロウロし、10時過ぎに目当てのお店へ。入口入ってすぐのところに名前と人数を書く紙があったので、それを書こうとしてビックリ。既に1巡目は満席で、2巡目の上から3番目とのこと。超人気店を少し舐めていました。そこから待って待って、店内に案内いただけたのは11時45分くらい。それでも出てきた寿司の数々は絶品。どうだろう、今まで食べてきた寿司の中でもこれが最高に新鮮で美味しいのでは?それでも高いものでも一皿380円!驚愕のお値段。

大満足で店を出たら、もういい時間になっていました。路線バスに乗り込み、受付会場のビーコンプラザへ。そこでラン友さんと一緒になり、しばし一緒に過ごしました。それにしても相変わらず周りのランナー達の仕上がっている感、ひしひしと感じられます。

ラン友さんと別れて、大分駅に移動して宿泊施設となるスーパー銭湯へ。ここも去年と同じところなので、勝手がわかるので気が楽です。仕切りはあるが天井までもない、半個室の素泊り用の大部屋ですが、私はストレスを感じません。夕食を食べに出がてら少しジョグをし、公園でダッシュを数本し、帰ってさっと風呂をいただき、明日の準備やらをして早々に休みました。

レース当日、スタート会場には10時前に到着。風もなく暑いくらいのいい天気。一切の防寒対策は不要と思われ、涼しげな装いで走ろうと決定。
周りのランナーは全てサブスリーランナー。本番前の和やかさの裏に隠し切れないピリピリの緊張感と不安。皆気持ちは同じ。やはり周りのランナーさんも同じくこの大会を特別に感じておられるようです。

いつもの別大のとおり、粛々とスタート前に整列し、無機質なカウントダウンの後、12時にスタート。ちょっと混雑し、スタートライン通過まで20秒。そこからは皆さん速い速い。どんどん抜かされる。でも時計のみを信じ、焦らないようキロ4分一桁ほどでペースを作りました。でも、少し体が重い。前日の寿司からスタート前まで、ちょっと食べすぎただろうか。序盤から苦しくなってきました。でもこの大一番でサブスリー陥落はどうしても避けたい。PBは早々に諦め、今のペースをキープすることに全神経を集中しました。気温は高いけれど、幸い苦手な風も緩く、身体や呼吸がギリギリの状態での我慢のペース走になりました。

自分の真後ろからたくさんの足音が聞こえる。どうやらペースメーカー代わりにされているようです。でも普段から一人で走っているので、前のランナーに引っ張ってもらわない状況の方がかえって普段通りだと、自分を落ち着かせ、淡々と黙々と刻みます。1キロ1キロが長い。でも何とかペースはキープできている。本当に苦しいけれど。

35キロ手前から少し向かい風が強まり、ペースが幾分落ちかけるも、折り返し後は追い風に転じ、ペースを回復。そのままラストまでを見越してジワリとペースアップ。苦しさは限界に近い。でもここは別府。別大戦士はまだ挫けられない。序盤抜かれた分のランナーをどんどん抜き返す。終盤、意識朦朧で競技場に入る直前、前のランナーが痙攣で急に減速してぶつかりそうになったため、とっさにサイドステップで躱す。ロスはしたが、とっさの変な動きにも今日の自分の脚は痙攣せずに持ってくれた。あとはその脚でゴールまで駆け抜けるだけ。

グロス 2時間56分4秒

できればあと5秒頑張って55分台にしたかったけれど、今日はここまででした。
ゴール後は歩きながら他のランナー達を応援。これも別大ならでは。
そして他のランナーさん同様、さっと着替えてさっと退散する。ダラダラと長居しない。
一連のテキパキがかえって心地いい。

別府駅の南の道沿いまでシャトルバスで送ってもらい、やっと別府温泉にありつきました。
そこからゆっくり歩きながらお土産も買いながらフェリー乗り場まで。
帰りのさんふらわあの中で食事しながらの1か月ぶりのビールは本当に格別でした。
別大はとても不安で緊張して苦しくて辛くて、でも終われば最高に清々しくて、ビールが旨い。

来年も出たいものです。そのためには走力向上だけでなく仕事の調整、費用の捻出。
全部しんどいけれど、終わった後のこのビールがまた飲みたい。
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