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2020年01月22日20:40

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コンサートベストテン2019

 1月も下旬になりましたが、「音楽の友」での2019コンサートベストテンが最近出たのにならい、個人的に印象に残った昨年のコンサートを順不同で選んでみました。
1.イアン・ボストリッジ:シューベルト・冬の旅(於:バロックザール 1/19)
 テノールでの初めての「冬の旅」。バス・バリトンのイメージが強い曲ですが、名曲には声域は関係ないですね。この曲についての400ページ以上の本も書いているそう。
2.新国立劇場提携オペラ:トゥーランドット(於:びわ湖ホール 7/27)
 昨年のトスカに引き続き、演出、歌手陣、オケとレベルの高さを感じました。2幕の途中で突然舞台が暗くなり、客席にチカチカと照明が・・・音楽はしばらく続いたのでこういう演出かと思ったら、なんと停電!初めての経験でした。
3..奥井紫麻ピアノリサイタル:ショパン前奏曲集他(於:いずみホール 7/14)
ロシアで学んでいる15歳のピアニスト。これで15歳?と思わせる完成度でした。
4.エベーヌ弦楽四重奏団:べートーヴェン・弦楽四重奏曲第9,13番(大フーガ付)(於:びわ湖ホール)
 曲、演奏の迫力にただただ圧倒されました。さすがにこの2曲のあとではアンコールはないだろうと思っていたら、案の定アンコールはありませんでした(笑)
5.ヴィジョン弦楽四重奏団:シューベルト「死と乙女」、JAZZ等(於:アンサンブルホールムラタ 10/24)
 エベーヌQも以前やった、前半クラシック、後半JAZZ等のプログラム。ヴィジョンQは後半さらに徹底してアンプ、照明も多用。JAZZ、ロックはこういう方が楽しめるかもと納得。
6.ドートリクールヴァイオリンリサイタル:フランク・交響曲ニ短調(於:カフェ・モンタージュ5/6)
フランクの交響曲のヴァイオリンとピアノのための編曲版。交響曲はゴテゴテ感があまり好きでなくなったけど、名曲ヴァイオリンソナタ同様、とても好感が持てました。ピアノの上野真氏も秀逸。
7..オランダバッハ協会:バッハヴァイオリン協奏曲第2番他(於:バロックザール 9/28)
バッハはこの規模のホールで聴くに限りますね。プティットバンド以来の感銘。
8.メータ/ベルリンフィル:ブルックナー:交響曲第8番(於:フェスティバルホール 11/14)
メータも年をとったなあ。(私もだけど)。さすがに、ベルリンフィルの重量感は聴きごたえあり。2日間とも行ったけどチケットの高さにはびっくり(ネットの個人売買で安めのチケットをゲットしたけどそれでも2万台半ば)
9.ビシュコフ/チェコフィル:チャイコフスキー:悲愴他(於:シンフォニーホール 10/27)
オーケストラのローカル色は薄くなったと聞くけど、チェコのに弦は独特の豊かな、柔らかさを感じました。ネットで一番高い席を千円引きで買ったけど、それでもベルリンフィルの最低価格に近かった。
10.クルレンティス/ムジカエテルナ:チャイコフスキー:悲愴他(於:フェスティバルホール 2/14)
話題のオケの初体験。2列前に指揮者の井上道義も来てました。ダイナミックの大きさが印象的。オケには体育会的なまとまりを感じます。4月に京都に来て、第九をやってくれるので、今から楽しみ。(フェスティバルホールよりキャパが小さい京都コンサートホールの方がチケット代が安めなのはなぜ?)

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