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2019年12月22日08:46

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穴?‥‥

子どもが小さい時にお気に入りだった絵本は
エリック・カールのはらぺこあおむしです。
芸術的な絵もさることながらリズミカルな言葉や
穴が開いているので自分が虫になって次々に
食べ物に穴を開けていくような感覚になります。

時々出かけるギャラリー併設の子どもの本屋さんで
飛び出したり動くなどの仕掛けのある絵本や
色々な形の穴が開いているアイデア絵本も見つけると
小さな孫にプレゼントしたくもなります。
穴が開いているだけなのに何と魅力的なのでしょう。

ステンドグラスの作品展などを見に行くと、
花器やツボにわざわざ穴を開けて電線を入れ
ステンドのランプの台に使っている作品があります。
金属のステンドの台に比べて味があるように感じ
こんな雰囲気のランプも作りたいと思っていました。

でも一度本焼きをした物に穴を開けるのは大変です。
ノーマルサイズの薄手の茶碗にだって大変なのに
花器のような厚手の焼き物に穴を開けるなんて無理!
ミニチュアだって絶対にやりたくない作業です(笑)

そんなことなら初めから穴を開けてしまえ!
というのが今回のミニチュアのツボ達です。
LEDを上下から入れるので底も抜いてあります。
これにより配線の作業効率が格段に上がります。

この後、釉薬をかけてから本焼きするのですが、
穴が貫通しているので内側に釉薬が着きます。
小さな穴などが釉薬で詰まらないようにするため
その部分はすべてひっつき虫などで塞ぎます。
こうやってランプの台が作られるのですが、
初めて見た人には壺に穴が開いている理由が
理解できないかもしれませんね。(爆)

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