サザンの原坊の実家で天ぷらを食った。

昨日、サザンの原坊の実家で天ぷらを食った。横浜・関内で明治の初めから百数十年続く「天吉」というお店。現在の店主は原坊の兄貴の原茂男さん。母校・浅野学園の先輩で、ぼくの本の熱烈な読者である。拙著を二回も読んでくださっている。サザンのごく初期に「今宵あなたに」という曲があり、「あなた悲しや天ぷら屋」というフレーズがある。もちろん、「天吉」のことである。桑田さんや原坊もときどき来ている。いつもぼくをVIP扱いしてくれて、サービスしてくれる。しかも「浅野割引」(いまでは東大に何十人も入る超進学校となった)があって、一割オマケしてくれるのである。もちろん、サザンファンの聖地となっている。
写真は原茂男さんとのツーショット。やはりどこか原坊に似ている。店内にサザンの色紙など一切ないのだが、お手洗いに静かにサザンのオルゴールが流れていた。ぼくがこうやってFacebookに投稿することが「いい宣伝」になっているのだそうである。
「天吉」の天ぷらは絶品ですよ。