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2019年11月20日21:13

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国立演芸場 11月中席 柳亭小痴楽 真打昇進披露公演 千穐楽

国立演芸場 11月中席 柳亭小痴楽 真打昇進披露公演

行ってきましたー
大千穐楽!

楽ぼう「黄金の大黒」
信楽「俺の夢」
宮治「ナースコール」
できたくん(発泡スチロール芸)
竹丸「松山鏡」
米助「野球寝床」
口上/司会:夢花、竹丸、小痴楽、楽輔、米助
夢花「祇園祭」
楽輔「痴楽伝説」
東京ボーイズ(音曲漫談)
小痴楽「大工調べ」

やった!「大工調べ」!
約35分。
マクラで、
この世界は、上が下におごる、っていう、任侠のような世界で、
それがマフィアとは逆、上が下の面倒を見るというところが好き、
口上に宮治さんが乱入した経緯。
から、宮治さん乱入。わはは。2人ともうれしそう。
薄い茶色に格子が入った長着に同系色の帯、灰色と青の間のような色の羽織。
やはり襟が少し深め。
与太が棟梁に借金1両2分800文の内、1両2分出されて、
「棟梁、話聞いてた?」って言う、
図々しくも呑気でまっとうでもある、与太らしさがおもしろい。
座布団を盾にして怖がるのは、大家だったかな、与太だったかな、今までにない演出。
棟梁が2回目に切る啖呵の入り、
「何を何を何を何をー」がとってもいい。
志ん朝っぽい(見たことはないが)。口が小さい感じ。
サゲは「嘘でもいいから八百並べろ」。
サゲて礼をした後、
体は起こさず顔を上げて「ありがとうございました」だかなんだか言いながら客席をずらっと眺めて最後に礼をして幕でした。

信楽さんの新作、めっちゃおもろかった。
「俺の夢」は「幕府を開くこと」。現代の話ですよ? 間がいい。爆笑。

夢花さん。初めて聞きましたが、おもしろい人ってまだまだいるんですねー。
仰け反り。体柔らか。
シブラクに出ててもおかしくない、というか、
なぜ出てないのかってくらいの現代テイスト。
江戸の男と、京都の女の、言い合い。

宮治さんは、信楽さんに対して
「披露目で新作なんて、全くわかってない」と腐してからの新作。
わはは。与太なナースのみどりさんがなんかすごいことになってる。
そして、仲入りで、前職をいかして小痴楽さんの本を実演販売。わはは。
完売です。
そのまま法被に本の入ったダンボール持って、
口上最後の米助さん終わり頃、彼らの後ろを通りかかる。
新喜劇か。
その流れで、三本締めは宮治さん。米助さんは「内緒にしておいて」。わはは。
明るく景気よく賑やかに決まりました。

千穐楽でみんな浮かれていると誰かが言っていたけれど、
客席も、高齢者が結構多い中、笑いも多く、ずっと楽しい雰囲気でした。
全10日、11公演、すべて満員御礼だったそうです。
歌丸さん(が出演した興行)以来、と言ってました。すごいですね。

いやあ、なんか、最後に「大工調べ」聞けたので、とっても満足♡
今後真打として、喬太郎さんや一之輔さんと落語会が決まってるのが、ファンとしてはドキドキする。
さて、これからの進化が楽しみだ。

改めて、真打昇進おめでとうございます!

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