秋のＧ�祇鐇�が、牡牝混合の古馬重賞の方が、
出走しやすい実態が、こうして馬の集まり方に
現れてきています。天皇賞に出走したマイル組が
一気に集結するレースになりましたね。
第36回 マイルチャンピオンシップ (Ｇ��)
京都競馬場 芝1,600ｍ 3歳以上 国際 定量
京都競馬場が来年から改修工事に入るため、
しばらく京都競馬場でのＧ�偽チ茲呂�休みになります。
これが改修工事前に京都競馬場で行われる
最後のＧ�汽譟璽垢砲覆蠅泙垢諭�
先週のＧ�気鰐毒聾堕蝓Ｅ傾直泙魘瓦鵑任修料阿法�
菊花賞や秋華賞がありますが、やはり古馬であろうと、
3歳馬であろうと、牡馬であっても牝馬であっても、
秋は天皇賞(秋)をスタートにして、中長距離馬で
あればジャパンカップから有馬記念へ。
マイラーであれば、天皇賞後にこのマイルＣＳを経由し、
ローテーションを調整すれば、香港に向かうという
ローテーションが組めます。
日程の上では、これが馬にとってちょうどいい間隔の
レース日程なのでしょうね。有力馬が集中するレースに
偏りが見られるようになりました。
そんな中で、このマイルチャンピオンシップは、
マイラーにとって重要な位置を占めるレースになってきた
というわけです。やはり他のＧ�汽譟璽垢鉾罎戮討癲�
有力馬が集中して着る感じがします。
中でも天皇賞からの転戦組は目を引きますが、
天皇賞はじめ東京競馬場で走ってきたメンバーと、
京都競馬場を中心に活躍してきたメンバー。
このどちらを選択するかが悩みどころになりそうです。
これは同じマイルG�気世箸い┐匹癲�安田記念の優勝馬が、
マイルCSでも優勝するという例が少ないためです。
同様の例は、スプリントG�気盻媾�連覇が少なかったり、
ダートG�気砲盪�たようなことが言えたりします。
一つの大きな要因は、東京の左回りでも、このレースの
ような右回りでも、どちらでも力を発揮し切れるかという
ことのようで、そこをかんがえると、安田記念で好走して
いたり、前走の天皇賞(秋)で好走していたりすることが、
この京都右回りでも通用するかどうかはカギになります。
反対に京都の右回りが得意な馬が、その能力を爆発させる
ことになるのか、見極めるポイントはこの辺りのようですね。
7枠14番 ダノンプレミアム
というわけで、最初は天皇賞(秋)(東京G�機┝�2,000m)で
2着と大健闘した馬からです。
前走そのレースで優勝したアーモンドアイから、
0.5秒も離されての2着ではありましたが、
このレースで1分56秒7というタイムを出しながらも、
タイムにして0.5秒、着差3馬身も離される決勝タイムは
むしろ異常事態といえるレベルです。
というのも、もしこの馬が優勝していたら、天皇賞(秋)の
決勝タイムとしては今回のアーモンドアイのタイムも含めて、
歴代3位に入る好タイムだったからです。
相変わらずアーモンドアイが出走するレースは異常な速さの
決勝タイムとなってしまい、これほどのペースで決着した
天皇賞(秋)は、8年前のトーセンジョーダンがレースレコードを
叩き出した年以来2回目です。この年の天皇賞(秋)は、
上位6着の馬までが、天皇賞(秋)のレースレコードを更新していた
という本当に異常なハイペースのレースでした。
さて、そんな異常なペースの天皇賞(秋)で好走したこの馬ですが、
9戦6勝とこの年代では十分に高い勝率を誇ります。
にもかかわらず、G�気両＾箸歪�日杯ＦＳの1勝のみ。
9戦のうち敗れている3戦がすべてＧ�気覆鵑任后�
前走の天皇賞(秋)では、敗れはしたものの2着でしたが、
他の2敗は同じく東京競馬場のダービー6着と、
今年の安田記念(東京Ｇ�機┝�1,600ｍ)ではなんと16着。
負け方が少し豪快すぎるんですね。
これは東京が苦手ととらえるべきなのか、負けている競馬場は、
全て東京競馬場です。京都競馬場を含めた右回りのコースでは、
負けたことがありません。
さあ、これが悩みどころなんですね。左回りが不得意なのか。
それであれば、前回の左回りでの好走は急成長の証と
見るべきなのか。そもそもＧ�気箸いι饌罎�苦手なのか…。
ディープインパクトの子なので、東京が苦手に対しては
？マークがつくところがあるもので…。
本当に判断の難しい馬です。
これは血統の上でも判断が難しい馬で、陣営がマイル路線
なのかどうか、判断に苦慮するのも納得できます。
母系はロベルト系の血をひくので、どちらかというと、
中長距離以上なのかな…とも思うのですけどね。
1枠1番 ダノンキングリー
ダノックスチーム2頭出しの２頭目です。それこそダノックス
チームに初のダービー制覇の栄冠をもたらせる寸前だった馬。
今年のダービー(東京Ｇ�機┝�2,400ｍ)ではロジャーバローズに
かわされ、クビ差の2着と惜敗しました。
まだ3歳ですが、この馬の非凡なところは相手に関係なく、
ねじ伏せて勝てる自力の強さです。
前走の毎日王冠(東京Ｇ�供┝�1,800ｍ)はこのレースにも出走
している馬も含めて、5頭ものＧ�鞠呂�出走していました。
Ｇ�兇砲靴討呂發里垢瓦ぅ瓮鵐弌爾�集まった毎日王冠ですが、
そこで並み居るＧ�鞠呂剖イ蠑，辰突ゾ，靴仁篭�さは、
すでに3歳馬のそれではありません。
京都競馬場は初体験になりますが、中山競馬場など、
右回りでも優勝ないし好走していますので、東京コースだから
強いというだけではなさそうに感じます。
マイルＣＳはここ2年連続して3歳馬が優勝していますので、
こういうところも気になる要素ではありますね。
こちらもダノンプレミアム同様ディープインパクト産駒です。
母系はストームキャットの系統なので、こちらの方が血統で
みてもマイラーかなと感じます。
ここで力を見せつければ、未来のマイル王への道が開けるかも。
3枠5番 インディチャンプ
今年は安田記念において、とうとう1分31秒の壁を破って
優勝した安田記念優勝馬です。同時に春秋連覇を狙う一頭です。
安田記念も過去並み居る強豪たちが優勝してきたレースですし、
1分31秒の壁を破った馬も中にはいそうなのですが、
これが意外といませんでした。
もちろん安田記念のレースレコードです。
ちなみにマイルCSでは、まだこの壁は破られてはいません。
つまり言い換えれば、このレースでも同じタイムを出せば、
そのままレースレコードになりうるタイムになるわけです。
さて問題は、京都での重賞優勝はありませんということですね。
ただし、そもそも京都のレース経験がこれで3回目なので、
このコースの経験自体が少ないんです。
条件戦で1回優勝。重賞としてはこのレース同じコースのG��
マイラーズC(京都G�供┝�1,600m)で4着の経験があります。
阪神でも中山でも優勝経験はあるので、左回りばかりが得意
ということもないように感じます。でも右回りコースでの
重賞では優勝経験がありません。
単にそういうチャンスがなかったというだけなのかも
しれませんし、負けはしていても5着以下になったことは
ありませんので、成績の安定感はなかなかのものです。
それもそのはず、父は自在性が自慢のステイゴールドで、
どんな距離、どんなコースでも力を発揮するのが、
この馬の特徴でしたね。
母父はキングカメハメハですので、この組み合わせは、
幅広い距離で能力を発揮できる配合ですね。
5枠10番 アルアイン
今年の大阪杯(阪神G�機┝�2,000m)を優勝した馬で、
過去には皐月賞(中山Ｇ�機┝�2,000ｍ)も優勝している、
Ｇ��2勝を挙げている中距離界の実力馬です。
昨年のマイルCSでは3着に入り、健闘しました。
勝っているレースも2,000m以下で、2着に入るのも
2,200m以下に絞られます。本当にマイルから中距離に
強い馬ということが言えます。
ただし問題なのは、距離がこの範囲から外れようと、
適距離の範囲に入っていようと、
競馬場がどの競馬場であろうとも、
好走もすれば凡走もするという不安定さが難しい馬です。
京都でも阪神でも中山でも優勝経験があり、
東京でも掲示板に入る好走をした経験もあります。
その一方で、どの競馬場でも掲示板外の凡走をしたことが
あるので、とてもムラがあってよみにくい馬なんです。
京都競馬場についていえば、優勝が1回、2着と3着が
それぞれ1回ずつと、着外が2回というように、
本当にてんでバラバラです。
恐らくコース適性というより、典型的な気分屋の
パターンかなという感じがします。
だとすると、前走は天皇賞(秋)での14着という大敗
でしたので、今回は気分を取り戻すのかな？
という期待もかかります。
父はまたしてもディープインパクトで、
やはりディープインパクト産駒のマイルというと、
本当に強さを発揮しますよね。
母が米G�気鮴�した馬で、エーピーインディを
経由するボールドルーラー系(シアトルスルー系)です。
この血統はスタミナの強さが売りなのですが、
マイラーにとっては、平均的にスピードを維持できる
基盤を支える血統になり得ます。
さて、気分が乗れば…というところですけどね。
8枠15番 ダイアトニック
本当にここにきてものすごく気になる馬が一頭。
4歳になってから急激に成長し、今年は5戦4勝。
前走はこの京都の重賞スワンS(京都G�供┝�1,400m)で
重賞初優勝を飾り、一気に注目馬に上り詰めてきました。
重賞優勝はなかったものの、11戦で6勝とそれなりに
いい成績をおさめており、5着以下になったことがない。
とても安定感のある馬です。
それがこれまで重賞での優勝経験がなかったことが、
むしろ不思議という感じもします。
何より注目するべきなのは、前走のスワンSを含め、
京都では過去4戦で負けなしというデータ。
今まで挙げてきた馬の中でも、京都での安定感でいえば、
ナンバーワンといえます。
懸念するところは、マイルで優勝したのは、
京都の新馬戦一度のみで、あとは2着、3着と、
惜敗ばかりとはいえ、マイルでの勝率が5戦1勝と、
極端に下がってしまうことです。
1,400mであればスワンSも含め、6戦5勝2着1回
という驚異の勝率と安定感を誇ります。
これを強さと見るか、マイルに至るところで、
大きな壁があるのかもと見るのかが焦点ですね。
父がロードカナロア、母父がサンデーサイレンス
ですので、父の走った距離を考えると、
スプリンターなのかな？ という錯覚を感じますが、
それはアーモンドアイなどの例がありますので、
これを理由にスプリンターだとは、言い切れない部分も
あります。
要注意という枠で入れるべきかな…というところが難しい、
6枠12番 モズアスコット こちらは安田記念を制した
G�鞠呂任垢諭Ａ袷�はスワンSでダイアトニックのハナ差で
2着に入っています。京都でも強いんだね…と思えば、
去年のマイルCSで13着と大敗していて、この馬もよく
わからない馬だったりします。
中山のマイルで優勝、新潟のマイルでも優勝。
東京のVマイル(東京Ｇ�機┝�1,600ｍ)で2着と強さを
見せるところもあれば、やはりどの競馬場でも大敗経験のある
4枠8番 プリモシーン もはまれば怖い存在なのですが、
なかなか見極めの難しい馬ですね。
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