■今回予告
怨念と憎悪を纏い、鍛えられた刃たち――“兇刃”。
人を人ならざる身に変える邪剣は、歴史の裏で人知れず暗闘を繰り広げてきた。
そして今。最後に残った“兇刃”――“闇業物”が、池袋に集う。
邪念と共に潜むは６振り。抗うは、ただの１振り。
欲望のままに振るわれる刃を止めるため、半魔たちは夜を駆ける。
ビーストバインドトリニティ
『月下兇刃』
心焦がすは魔の渇望、心繋ぐは人の絆
■レギュレーション
ＰＬ人数：２〜４人。ＰＬが２名の場合、サポート能力を持ったＮＰＣが登場しＰＣを補佐する。
経験点上限：特に上限は設けない。
使用データ：公式に発表されているものに限り、使用できるデータに制限はない。サバイバーも可。
大罪：『アドヴェント』および該当データを所持しているＰＬに限り、使用を許可する。ただし、大罪はデータだけの要素ではないため、必ず事前にＧＭに設定を説明し許可を取ること。
■シナリオハンドアウト
※ＰＬが３名以下の場合、番号の小さいハンドアウトを優先する。
●ＰＣ� �池袋の半魔
絆：刃音（はがね） 関係：協力
▼クイックスタート：血塗られし刃
▼コンストラクション：指定なし ▼推奨カバー：指定なし
キミは池袋で生きる半魔だ。
ある夜、キミは魔剣と邪剣の戦いに遭遇する。邪剣が魔剣を砕こうかと思われたが、キミが間に入り魔剣を助けた。
すると、少女の姿をしたその魔剣――刃音（はがね）は、キミの腕を見込んで、邪剣たちを退治する手伝いをしてくれないかと持ち掛けた。
乗りかかった船というやつだろうか。放っておけば斬られるだろうその魔剣を見捨てることもできず、キミは了承した。
【ＳＡ：刃音の助けとなる】
●ＰＣ�◆�池袋の半魔
絆：曲津 切流（まがつ・きる） 関係：友情
▼クイックスタート：天の御使い（※ＰＬが２名の場合は鬼神警官）
▼コンストラクション：指定なし ▼推奨カバー：指定なし
キミの友人である曲津 切流（まがつ・きる）は気のいい半魔で、昼の世界を護るために共闘したこともある。
彼女は、卓抜した殺しの才能を持ちながら、人を殺したくないという変わったキラーエリートだ。
だがある日、彼女から切羽詰まった様子で連絡が入った。「このままでは、自分は人を殺してしまう。自分を殺してくれ」という頼み。彼女を止められるのは確かに、自分くらいしかいないだろう。
【ＳＡ：切流を止める】
●ＰＣ��：死霊課刑事
絆：“兇刃” 関係：疑念
▼クイックスタート：鬼神警官
▼コンストラクション：指定なし ▼推奨カバー：死霊課刑事
キミは、昼の世界と夜の世界の秩序を守る死霊課の刑事だ。
ある日、邪剣による殺傷事件が発生した。キミがその暴威を食い止めたが、“兇刃”と名乗った邪剣には同類がいるらしい。
調査もそこそこに、新たな“兇刃”が現れる。どうやら一筋縄ではいかないヤマのようだ。
【ＳＡ：“兇刃”を止める】
●ＰＣ�ぁ�魔物組織に所属している
絆：“兇刃” 関係：標的
▼クイックスタート：人造英雄
▼コンストラクション：指定なし ▼推奨カバー：指定なし
キミは、魔獣たちのひしめく池袋に勢力を持つ、魔物組織の構成員だ。組織の中でも腕利きで通っている。
今、池袋では、密かに異様な特性を持つ邪剣……死霊課によれば“兇刃”と呼ばれる存在の戦いが発生していた。
組織のトップは、この状況を好ましく思っていないらしい。
無論、組織のトップがそう思うのならば、叶えるのがキミの役割である。
【ＳＡ：“兇刃”を止める】
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