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2019年11月03日23:31

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八ヶ岳 秋ヒュッテ(2019.11.2)

今年の夏は本当に天気に恵まれず、催行となっても安心して山に出掛けられる事はありませんでしたが、この11月初旬の連休は最近では最も安定したお天気となっていて、八ヶ岳も快晴のハイキング日和となりました。

今回は、久しぶりに山に入りたい、という娘と初参加の友人も同乗して現地に向かいます。途中、長坂IC近くのスーパーでもう1名の(酒豪の)参加者と合流して買い出しをしてから松原湖の国道沿いの「高原のパン屋さん」で関越道経由の参加者とも合流です。

スーパを出て八ヶ岳のすそ野を北上すると、間もなく八ヶ岳大橋(県道28号)を渡ります。ここは川俣川に架かる巨大な橋ですが、パノラマの眺めとその高度感で人気のスポットとなっています。紅葉にはちょっと早いようでしたが、山の中腹あたりは結構色付いている雰囲気があります。(1枚目は南アルプス、富士山方面、2枚目は八ヶ岳連峰の眺め)

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更に1時間ちょっと走ると、ランチ兼集合場所となっている「高原のパン屋さん」に到着です。ここでは、好きな調理パンを各自購入してイートインし、小屋に持ち込むバケットも纏めて購入します。(バケットはモトモチでキメが細かく麦の香りも豊かで美味で大好きです!)

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ちょっと欲張って食べ過ぎた感じです。。食事が終わって買い出した荷物を各自のザックに詰め分けます。小屋の近くまで車で上がるメンバには気持ち多めに荷物をお願いして、麓から上がる(私と友人)は、適度な重量(といっても重い・・・!)に調整します。

途中、紅葉がピークの松湖湖畔も散歩しました。

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少しだけ、ピークを過ぎた感じもありますが、まだまだ綺麗です。台風の影響か近くで見るとダメージを受けた葉が多くありました。

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西日になって来たので、東側の湖岸に移動します。

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お天気なのでより赤や黄色が映えます。

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少し遅くなってしまいましたが、小屋までは通い慣れた道を1時間半ほど。ゆっくり秋の午後を楽しみながら登ります。

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高度を上げるにつれ、広葉樹の紅葉は終わり、カラマツの黄葉も僅かに残るのみ・・とい風景に変わってきました。途中、台風で倒れたであろう倒木が道を塞いでいる個所が幾つかあり、慎重に迂回して進みます。(カモシカの群れにも出会いましたが写真撮れず・・)

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少し暗くなり、空気がヒンヤリし始める頃、ヒュッテに到着。先着メンバが火を起こしてくれたようで煙が見えます。

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沢の水を引く水道の付け替えやガスのチェックなどを済ませ、温かいコーヒー(小川プレミアムコーヒのドリップ・・美味しかったです!)を飲むと、すぐに持参したお酒を飲みながら夕食の準備を始めます。今夜は娘を入れても5人なので、アルコールの消費が大変そう。。(アップルワインは私が持参)

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初日は時間がないので、定番のウインナークリームシチューとカプレーゼです。ご飯のおかずはふりかけ。で、ササッツと済ませて酒盛りに入ります。

※この日頂いた山梨の「七賢」というお酒、最高に美味でした!酒豪のメンバの解説によると「大吟醸」でなく「純米吟醸」という仕様のもが最も「らしい」味がするとの事。比較はしていませんが、流行りの要素を持ちつつも、説明できない奥深さのの味わいがありました。写真の白ワインもコスパが良いとの事。寒い環境もあり、良い冷え具合でシチューに良く合っていました。

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ところが夕食の時間になっても(到着後、少し休むと言って横になっていた)娘が起きて来れません。娘も私自身も前週末からの風邪気味が抜けきっていないところで、山に上がり急に冷えたためか、喉が腫れ、声もかすれていかにも具合悪そうな状態になってしまっていました。

私はそれでも普通に酒盛りもしたものの、娘はその日水分以外何も摂れず(喉が腫れて飲み込めない状態)また、様々薬を試したものの急には改善しない状況だったため、具合を見ながら私自身も早めに床につく事にしました。

夜中(午前3時頃)トイレで目を覚ますと、酒豪のメンバが「娘さんが寒くないように」と、時々起きて薪をくべてくれていたそうで、まだストーヴの火が明々と燃えていました。(感謝!)

そのお陰もあり、娘も私もゆっくり寝坊して目覚めましたが、娘の状態は良くありません。今回、自分は幹事的な存在であり、その他の参加者が(初参加のメンバを含め)小屋での生活の勝手が分からないため、私が先に下山する事は難しいという立場で、娘をそれを分かっていて「どうしても下りたい」というような事は言いませんでしたが、いかにも具合が悪く、この環境でもう1日は厳しそうです。

とりあえず、朝食の準備とハイキング用のサンドウィッチの準備をしてから、娘と今日下山する旨を皆に話し、その後の小屋での(生活の)段取りの確認をしました。

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私が誘った初参加の友人はちょっと戸惑っている感じもありましたが、昨日からの様子では良く馴染んでいて大丈夫そうでもあり、また、事情が事情なため、皆さん、快く了承していただけました。(感謝!)

今日、下山する事が決まると娘もちょっと安心したのか、昨日のシチューを食べ、水分と薬を飲んで僅か回復したようにも見えました。

高見石(かな?)ハイキングに向かう他のメンバを見送り、ゆっくり小屋の掃除と帰り支度、この日入山するベテランメンバへの書き置きなどをしてからお昼頃、小屋を出発しました。(小屋は携帯電波が入りません)

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夜はあんなに寒かった(小屋の寒暖計でマイナス3度!!)のに、日差しがたっぷりで少し歩くと汗ばみます。落葉しかけのカラマツと緑のクマザサ、快晴の青空のコントラストが綺麗です。

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昨日、友人と登ってきた山道を、普通の倍くらいの時間をかけゆっくり下ります。
途中、八ヶ岳らしく、青々とした苔もありました!

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落葉の世界から、また、紅葉の世界へ戻ります。

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ススキの群落もキレイ!

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帰路は再び「高原のパン屋さん」に寄り、自宅用のバケットを購入。また、喉が腫れてものが食べられないという娘もソフトクリームは何とか食べられそうだったのでヤツレンの野辺山工場横のスタンドで(寒かったですが)濃厚なソフトクームをいただきました。

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振り返ると八ヶ岳の峰に沈む夕日が「また来いよ!」と言っているように感じました。

帰宅して熱を測ると、娘は38度の発熱!でした・・・。やはり下山しておいて良かったです。

次回は体調万全で・・・と、娘も私も反省の山行となりました。
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