mixiユーザー(id:42723144)
2019年10月01日01:33
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hitomiさんのAmazonカスタマーレビューに驚く
『ゾクチェン瞑想マニュアル』の書評を見ていてhitomiさんのレビューが目に止まりました。それで彼女の他のレビューを探索して、非常に共感する点と「ああ、そういうことなのか」と腑に落ちる事柄がいろいろあったので以下にまとめておきます。[]内のコメントは私の感想です。
『ゾクチェン瞑想マニュアル』
https:/
自慢に見えたらお詫びするが、一応わたしはサマディーの経験、
初門に当たる解脱の体験は経験した。
これは具体的に言えば、四禅定を経て三明六通のあと、十二縁起の経験後、三転十二行相という形で
自身に明らかになる。
--------------------
『改訂版 修行法四神足より 四神足瞑想法』
https:/
さて、この書籍の著者は、アナパーナサチとクンダリニー・ヨーガのチャンダリー（周天）
という技法によってサハスラーラまでクンダリニーが到達されたようです。
なお、クンダリニー・ヨーガはこの後、チャクラの崩壊を経て、地水火風空の
いわゆる五大の崩壊と還元が待っています。
さて、欲、勤、心、観を簡単に言っておきます。
欲、自在に、優れたサマディーを得ようと欲するために必要な行を言います。
勤、ひたすらサマディーに入るよう勤しむ
心、常に心の状態がサマディーに適している
観、サマディーに入る段階、入った段階、終えた段階を全て冷静に観察出来ている
サマディーがわからないと、意味が通じませんね（^^;
初禅から四禅の４つの瞑想の段階のことを言います。
つまり、重要なことはすでに第四禅まで終えた、解脱した修行者が自在に四禅定に
入れるレベルの修行であって、初心者は無理な修行。
これが四神足なのです。
なお、修行と言うと呼吸法や瞑想を想像すると思いますが、善業を増大させるとか
悪業を落とすとか「戒」を守るなども含まれます、注意してね。
さて、解脱と悟りは違う体験なのですが、解脱だけに話を絞っても実は何種類もあります。
心解脱（これが悟り体験）
慧解脱（三明六通の体験）
具解脱（全てを備えた解脱）
第一解脱から第八解脱。
また、ヨーガの解脱にしてもラージャ・ヨーガの解脱とクンダリニー・ヨーガの解脱も
異なります。
ジュニアーナ・ヨーガ
カルマ・ヨーガ
バクティー・ヨーガ
全部異なります。
何れにせよ、サマディーの体験が最低ラインなのです。
禅で言う「悟り」は、釈尊の説いた修行のほんの一部なんです。
釈迦牟尼がいかに凄いかと言うと、この全てを終えているので如来と言われます。
--------------------
『運命とは何か(密教占星術)』
https:/
[クンダリニーの覚醒の過程がダイジとよく似ているのが面白い]
桐山氏は例えば、四神足をクンダリニー・ヨーガと同じなどと途方もない
間違った見解を発しています。
一体、阿含経のどこに、お弟子様がクンダリニー・ヨーガを修したらしい記述
が有るのか示してくださいますか？
そもそも、何をもって阿含宗ではクンダリニー・ヨーガと定義しますか？
クンダリニーがサハスラーラに到達すればそれがクンダリニー・ヨーガだと
思っているのではありませんか？
・・・これはおそらく、四神足が神通の獲得を達成することから、
クンダリニー・ヨーガと同じだという桐山氏の単なる妄想、願望です。
有り体に言って、四神足とはクンダリニー・ヨーガから先の事を語っている
ように見受けられます。
つまり、常に三昧の状態で生活していなさいと、そんな内容が四神足です。
欲神足は欲するままに三昧に入ることを狙い
勤神足はその工夫を怠らない努力
心神足は三昧に入りやすいような乱れない心の状態
観神足は三昧に入った状態を同時に観察もしている
三昧は神変（三明六通）の源なので、わたしはそのような意味だと理解しています。
なお、四神足は四正勤・四正断（八正道の正精進のことね）と関係が深いとされていますよ。
一方、ではクンダリニー・ヨーガとは実際にはどのような修行なのでしょうか？
阿含宗では言葉だけがあり、実際には説かれて居ないと思うのでここに公開します。
これはインドでは秘儀であり、桐山靖雄氏はおろか、信徒の誰も知らないはずです。
どのヨーガであろうと、ベースにある禁戒と勧戒は同じです。
これは八正道も同じですね。
正見（一切は無情、苦、無我だと見る）
正思惟（貪らない、嫌悪しない、真理を重んじる）
正語（嘘、悪口、ダジャレ、ギャグを言わないで真実だけを話す）
正業（盗みや、屠殺などで生計を立てない）
ヨーガではこれに自在神祈念などが有ります。
仏教では三宝帰依がこれに当たりますね。
そして、クンダリニー・ヨーガではバストリカという呼吸法とムドラーという
体位によって尾てい骨を刺激します。
クンダリニーの予備覚醒は誰でもすぐに生じます。
この後、鍼灸で言うツボが存在する、任脈と督脈（体の正中線ね）にぐるぐる気を回します。
その時、各チャクラの場所で意識をしばらく固定して瞑想します。
そのうち、本覚醒が始まり、脊柱管のスシュムナーをクンダリニーが頭頂のサハスラーラに
向かいます。（実際には３つ結節を破らないと、本覚醒したクンダリニーは頭頂に行けない）
その後何度もクンダリニーを頭頂に上げると、五大の崩壊、チャクラの崩壊を経て、
サハスラーラの中に存在するビンドゥから不死のネクターが溢れ出します。
（なぜ不死の甘露なのでしょうか？つまり、これは意識が24時間途絶えなくなるので）
ここで、各チャクラに存在するカルマも順次消滅。
この後、本格的な三昧が訪れ意識がクンダリニーに乗っかり光の世界に没入。
これが大雑把だけども、クンダリニー・ヨーガの修行内容ね。
ブッダの弟子は、師の加持により、ここのプロセスを短期にしかも苦もなく通過しているようです。
如来とはそのくらいの力が備わるようですね。（如来の十号を参照してね）
ほらね(^^)
四神足とどこが同じなものか？
四神足はもう、既に自在に三昧に入れる修行者が行うレベルです。
--------------------
『ごまかさない仏教』
https:/
[仏教とは何か、anattanは非我か無我か、中村元博士は原始仏教では無我説は説かれていなくて、anattanは「我ではない」と読むべきであり、非我説が説かれているとする。すなわち真我を認めているということであるが、最近は非我説は仏教学者に人気がないらしい。私は初期の禅文献を読んでいて、ほとんどネオ・アドワイタと同じだなと感じていて、禅を仏教と呼べるか迷ったが、仏教をヴェーダの完成と見たヴィヴェーカーナンダに従って非我説をとることにした。hitomiさんも非我説を採っているのを読んで心強く思った。ただし彼女は禅を老荘思想の影響下にあって仏教ではないとするけれども]
中観が好きな方は、「空」を観念的に理解して満足される傾向がとても強いです。
また、人気の仏教なので、「十人集まれば、十人の仏教観がある」と揶揄されるように、
わたしは自分の体験から自分の仏教理解が正しいと思っていますが、これは宮崎哲弥さんに
依ると「ヨーガ哲学やサーンキャ哲学をひっぱてきて、仏教と混成した」と評されるでしょう(^^)
（平たく申せば、わたしの仏教理解はあの麻原と同じカテゴリーになります。
もちろん、オウムは肯定しません！）
なので、わたしは「非我説」を採りますが、このお二人は「無我説」を支持されます。
一応、その論拠は仏典の中から根拠となる仏陀の説法を上げて論じられていますが、
それは反対になる論も探せば出てくるでしょう。
もし、無我が正しいとするなら、涅槃とは虚無論になってしまいます。
死んだら終わり、死後も輪廻も妄想、幸福もただの錯覚・・・
本当にそうでしょうか？
「我が迷いの生は尽きた。梵行は完成した。自ら後有の消滅を知った」とは
単にリインカーネーションや六道を否定し去ることを言った言葉なのでしょうか？
なお、ついでに・・・
批判はあろうかと存じますが、敢えて言うならば、
わたしは釈尊は正しいバラモンの思想の上に立つ方だと思っています。
ただ、ウパニシャッド以降、後世の修行家が「苦行」や「祭祀」「供犠を伴う供養」
或いは左道というような誤った実践により、終に結果がでなくなった。
これを「中道」という瞑想の道によって、三昧に入り、三明六通の獲得。
・・・分けても「三明」は智慧と言いますが、この智慧により無明を破り、四聖諦の獲得。
そして、その現象である三転十二形相の体験が起きここで初めて人は阿羅漢に到達する。
これが釈迦牟尼が説いた仏教であり、これが「解脱」だと確信しています。
ブラフマ神と梵我一如のブラフマンはよく混同されますが、別の観念です。
ブラフマンとは「神聖」という意味の単語であり、かの梵天勧請に登場したのは
ブラフマ神であり、梵我一如の「梵」ではありません。
しかし、仏教の優位性を強調したいがため、知っていてこれを混同して
「ヒンドゥーの最高神が釈迦牟尼にへりくだった」と説明します。
このようなお坊さんや仏教学者はとても大勢います。
--------------------
『誤解された仏教』
https:/
[非常に明確に悟りと解脱を区別して説いているのが参考になる。禅は悟りだけで解脱を知らないとは、私は躊躇して断言できないが、確かにそういう側面があることは否定できないように思う。四聖諦を瞑想体験とするのは素晴らしい見解で感心した。よく仏教学者が釈尊は何を悟って解脱を得て仏陀になったのかと問うて、それは四聖諦であると結論付けるのをみて、興醒めした思いを抱くことが多い。四聖諦を研究して悟りを得て解脱できましたかと嫌味をつい言いたくなってしまう。けれども四聖諦が瞑想経験であるとすると仏教学者が四聖諦を知的に研究してどうにかなるものでないのは明らかだ。]
例えば、パーリ仏典の長部経典、その中のサーマンニャパラ・スッタ（漢訳では阿含経のなかの沙門果経）
を読むと、仏教を誤解しているのが実はこの秋月龍��師自身であることが誰の目から見ても明らかです。
まず、禅が仏教であるという誤解が説かれなければそれが理解できません。
禅はその出自に関して嘘が2つあります。
有名な拈華微笑、摩訶迦葉という伝説が先ず嘘です。
次に、達磨が正統な仏陀の28代目の後継で中国に来たというのも、嘘です。
実はいまだに「南インドのタミル系パッラヴァ朝において国王の第三王子」という
ボーディー・ダルマなる人物の存在は確認されていません。
どうして、出自に嘘が必要なのでしょうか？
何故、「本家はこちら」と言う必要が有ったのでしょう。
とにかく、「悟りさえすれば・・・」などと釈迦が言うのかと考えれば、そんなこと
あり得ないことに気が付きます。
禅は元々荘子の「万物斉同」の教えであり、これが言葉を変えると「無」と同義です。
なので、禅者であり同時に荘子の研究者が多く存在するのは、そのような真相が存在します。
それは禅の元が荘子なので、納得しやすいはずです。
例えば、松尾芭蕉などがそうです。
禅語で名の知れた「明鏡止水」は荘子の言葉ですね。
また、釈尊が説いたのは「悟り」ではなく「解脱」です。これは現在、混同されているので、
仏教書を読んでも、その著者が「悟り」と「解脱」をごっちゃにして書籍を書いているため、
一般人はこの混乱の影響をもろに受けて、両者の違いを理解することは容易ではありません。
さらに、仏教史上有名なサムエ論争というのが有ります。
これは、インド仏教と中国禅のどちらが正統かという論争をチベットで行いました。
この論争は3度行われ、インド仏教の正しさが証明されています。
そういう訳で、今のチベット仏教があります。
ここで、もし中国禅が正統だとしたら、今のチベット仏教はチベット禅とかになって
いるはずです。
この時、禅側は頓悟を主張し、悟りさえすれば六波羅蜜や功徳や戒律などの修行は不要だとします。
一方、インド仏教は修行階梯は存在するのだ。悟りさえすればと考えるのは誤りだと
主張しました。
これを頓悟に対し、インド側は漸悟（時間がかかる）と呼ばれました。
釈尊が聞いてもこれはびっくりするでしょう。
八正道も何もいらないと言うんです。
この相違を簡単に見分けるには、例えば「仏弟子の告白」と禅匠の生活を比べれば
一目瞭然でしょう。
ボロをまとい、酒をくらい、詩を読んで仙人のように生き、例えば無門関の第一則
「さあ言ってみよ、祖師の関とは何か。ただこの「無」字．．．これが禅の究極の一関
である。故にこれを「禅の門なき関門」と名付ける・・・・
・・・それはちょうど、関羽将軍の太刀を自分の手に奪い取ったようなものである。仏に
会えば仏を殺し、祖師に会えば祖師を殺すものとなろう。生死の際にのぞんで真に
自由自在、どこにどう生まれようと、解脱無碍（げだつむげ）の真の生を楽しむであろう。
さて、そこでどのように努力したらよいのか。自己の気力の全てを尽くして、ただ
「無」になりきれ。なりきり続けてやむことなく、ためらうことがなければ、見よ、灯明に
火がともれば、暗黒はたちまち光明となる。」
と、この世で自在に生きると言うのが強調されます。豪傑な感じがするでしょう？
ところが、釈尊もお弟子達も、修行の最終的な経験はこれとは全く異なります。
三明六通のあと、四聖諦の経験するのが真解脱と定義されています。
なので、この本で著者はもともと禅が仏教でないにも拘わらず、これを正伝の仏教と呼び、
仏教を誤解してると言っている訳です。道元も同じです。
ちゃんとした仏教を理解するには、パーリ語仏典は欠かせません。
もちろん、これにも後世の創作部分が存在するにしても、禅を正しい仏陀の教えと
して理解するよりは比較にならないほど、正確です。
秋月師は仏陀は幽霊を否定しただとか書いてありますが、
原始仏典にはちゃんと幽霊の存在を扱った経典群が存在しますよ。
餓鬼事経と言うのがそれです。アマゾンでも売っています。
この方も瀬戸内寂聴師となんら変わりません。
--------------------
『八正道』 ヨグマタ 相川圭子
https:/
[レビューのタイトルが「ヨグマタだけど、正しい八正道をご存知無いようです」と刺激的。生死を自由に行き来できる聖者の位にあっても、もし釈尊の八正道について本を書くなら実際に釈尊の言葉がどのように伝えられているのか（もし教わっていないのなら）調べてから書くべきと思いますが、ある程度の境地に到ると、そんなまだるっこしいことは、馬鹿馬鹿しくてやる気になれないのかも知れません。]
悪いことは書いていないので、これはこれで結構だと思います。
しかし、目次に上がってる説明はみな正しくありません。
………
本来、八正道の組み立ては、正しいサマディーに到達するための予備段階として
何が前提条件として達成されている必要があるか？
というふうに構築されています。
相川圭子さんは、ちゃんとサマディーの重要性が分かっていらっしゃるので、
そこは評価したいと思います。
………
とはいえ、相川圭子さんは、ヨグマタという聖者なのでそれはそれで傾聴には値します。
インド政府から正式に「神」と認定された称号をお持ちです。
高橋信次さんあたりの霊能者とはもう全然、訳が違います。
『ゾクチェン瞑想マニュアル』
https:/
自慢に見えたらお詫びするが、一応わたしはサマディーの経験、
初門に当たる解脱の体験は経験した。
これは具体的に言えば、四禅定を経て三明六通のあと、十二縁起の経験後、三転十二行相という形で
自身に明らかになる。
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『改訂版 修行法四神足より 四神足瞑想法』
https:/
さて、この書籍の著者は、アナパーナサチとクンダリニー・ヨーガのチャンダリー（周天）
という技法によってサハスラーラまでクンダリニーが到達されたようです。
なお、クンダリニー・ヨーガはこの後、チャクラの崩壊を経て、地水火風空の
いわゆる五大の崩壊と還元が待っています。
さて、欲、勤、心、観を簡単に言っておきます。
欲、自在に、優れたサマディーを得ようと欲するために必要な行を言います。
勤、ひたすらサマディーに入るよう勤しむ
心、常に心の状態がサマディーに適している
観、サマディーに入る段階、入った段階、終えた段階を全て冷静に観察出来ている
サマディーがわからないと、意味が通じませんね（^^;
初禅から四禅の４つの瞑想の段階のことを言います。
つまり、重要なことはすでに第四禅まで終えた、解脱した修行者が自在に四禅定に
入れるレベルの修行であって、初心者は無理な修行。
これが四神足なのです。
なお、修行と言うと呼吸法や瞑想を想像すると思いますが、善業を増大させるとか
悪業を落とすとか「戒」を守るなども含まれます、注意してね。
さて、解脱と悟りは違う体験なのですが、解脱だけに話を絞っても実は何種類もあります。
心解脱（これが悟り体験）
慧解脱（三明六通の体験）
具解脱（全てを備えた解脱）
第一解脱から第八解脱。
また、ヨーガの解脱にしてもラージャ・ヨーガの解脱とクンダリニー・ヨーガの解脱も
異なります。
ジュニアーナ・ヨーガ
カルマ・ヨーガ
バクティー・ヨーガ
全部異なります。
何れにせよ、サマディーの体験が最低ラインなのです。
禅で言う「悟り」は、釈尊の説いた修行のほんの一部なんです。
釈迦牟尼がいかに凄いかと言うと、この全てを終えているので如来と言われます。
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『運命とは何か(密教占星術)』
https:/
[クンダリニーの覚醒の過程がダイジとよく似ているのが面白い]
桐山氏は例えば、四神足をクンダリニー・ヨーガと同じなどと途方もない
間違った見解を発しています。
一体、阿含経のどこに、お弟子様がクンダリニー・ヨーガを修したらしい記述
が有るのか示してくださいますか？
そもそも、何をもって阿含宗ではクンダリニー・ヨーガと定義しますか？
クンダリニーがサハスラーラに到達すればそれがクンダリニー・ヨーガだと
思っているのではありませんか？
・・・これはおそらく、四神足が神通の獲得を達成することから、
クンダリニー・ヨーガと同じだという桐山氏の単なる妄想、願望です。
有り体に言って、四神足とはクンダリニー・ヨーガから先の事を語っている
ように見受けられます。
つまり、常に三昧の状態で生活していなさいと、そんな内容が四神足です。
欲神足は欲するままに三昧に入ることを狙い
勤神足はその工夫を怠らない努力
心神足は三昧に入りやすいような乱れない心の状態
観神足は三昧に入った状態を同時に観察もしている
三昧は神変（三明六通）の源なので、わたしはそのような意味だと理解しています。
なお、四神足は四正勤・四正断（八正道の正精進のことね）と関係が深いとされていますよ。
一方、ではクンダリニー・ヨーガとは実際にはどのような修行なのでしょうか？
阿含宗では言葉だけがあり、実際には説かれて居ないと思うのでここに公開します。
これはインドでは秘儀であり、桐山靖雄氏はおろか、信徒の誰も知らないはずです。
どのヨーガであろうと、ベースにある禁戒と勧戒は同じです。
これは八正道も同じですね。
正見（一切は無情、苦、無我だと見る）
正思惟（貪らない、嫌悪しない、真理を重んじる）
正語（嘘、悪口、ダジャレ、ギャグを言わないで真実だけを話す）
正業（盗みや、屠殺などで生計を立てない）
ヨーガではこれに自在神祈念などが有ります。
仏教では三宝帰依がこれに当たりますね。
そして、クンダリニー・ヨーガではバストリカという呼吸法とムドラーという
体位によって尾てい骨を刺激します。
クンダリニーの予備覚醒は誰でもすぐに生じます。
この後、鍼灸で言うツボが存在する、任脈と督脈（体の正中線ね）にぐるぐる気を回します。
その時、各チャクラの場所で意識をしばらく固定して瞑想します。
そのうち、本覚醒が始まり、脊柱管のスシュムナーをクンダリニーが頭頂のサハスラーラに
向かいます。（実際には３つ結節を破らないと、本覚醒したクンダリニーは頭頂に行けない）
その後何度もクンダリニーを頭頂に上げると、五大の崩壊、チャクラの崩壊を経て、
サハスラーラの中に存在するビンドゥから不死のネクターが溢れ出します。
（なぜ不死の甘露なのでしょうか？つまり、これは意識が24時間途絶えなくなるので）
ここで、各チャクラに存在するカルマも順次消滅。
この後、本格的な三昧が訪れ意識がクンダリニーに乗っかり光の世界に没入。
これが大雑把だけども、クンダリニー・ヨーガの修行内容ね。
ブッダの弟子は、師の加持により、ここのプロセスを短期にしかも苦もなく通過しているようです。
如来とはそのくらいの力が備わるようですね。（如来の十号を参照してね）
ほらね(^^)
四神足とどこが同じなものか？
四神足はもう、既に自在に三昧に入れる修行者が行うレベルです。
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『ごまかさない仏教』
https:/
[仏教とは何か、anattanは非我か無我か、中村元博士は原始仏教では無我説は説かれていなくて、anattanは「我ではない」と読むべきであり、非我説が説かれているとする。すなわち真我を認めているということであるが、最近は非我説は仏教学者に人気がないらしい。私は初期の禅文献を読んでいて、ほとんどネオ・アドワイタと同じだなと感じていて、禅を仏教と呼べるか迷ったが、仏教をヴェーダの完成と見たヴィヴェーカーナンダに従って非我説をとることにした。hitomiさんも非我説を採っているのを読んで心強く思った。ただし彼女は禅を老荘思想の影響下にあって仏教ではないとするけれども]
中観が好きな方は、「空」を観念的に理解して満足される傾向がとても強いです。
また、人気の仏教なので、「十人集まれば、十人の仏教観がある」と揶揄されるように、
わたしは自分の体験から自分の仏教理解が正しいと思っていますが、これは宮崎哲弥さんに
依ると「ヨーガ哲学やサーンキャ哲学をひっぱてきて、仏教と混成した」と評されるでしょう(^^)
（平たく申せば、わたしの仏教理解はあの麻原と同じカテゴリーになります。
もちろん、オウムは肯定しません！）
なので、わたしは「非我説」を採りますが、このお二人は「無我説」を支持されます。
一応、その論拠は仏典の中から根拠となる仏陀の説法を上げて論じられていますが、
それは反対になる論も探せば出てくるでしょう。
もし、無我が正しいとするなら、涅槃とは虚無論になってしまいます。
死んだら終わり、死後も輪廻も妄想、幸福もただの錯覚・・・
本当にそうでしょうか？
「我が迷いの生は尽きた。梵行は完成した。自ら後有の消滅を知った」とは
単にリインカーネーションや六道を否定し去ることを言った言葉なのでしょうか？
なお、ついでに・・・
批判はあろうかと存じますが、敢えて言うならば、
わたしは釈尊は正しいバラモンの思想の上に立つ方だと思っています。
ただ、ウパニシャッド以降、後世の修行家が「苦行」や「祭祀」「供犠を伴う供養」
或いは左道というような誤った実践により、終に結果がでなくなった。
これを「中道」という瞑想の道によって、三昧に入り、三明六通の獲得。
・・・分けても「三明」は智慧と言いますが、この智慧により無明を破り、四聖諦の獲得。
そして、その現象である三転十二形相の体験が起きここで初めて人は阿羅漢に到達する。
これが釈迦牟尼が説いた仏教であり、これが「解脱」だと確信しています。
ブラフマ神と梵我一如のブラフマンはよく混同されますが、別の観念です。
ブラフマンとは「神聖」という意味の単語であり、かの梵天勧請に登場したのは
ブラフマ神であり、梵我一如の「梵」ではありません。
しかし、仏教の優位性を強調したいがため、知っていてこれを混同して
「ヒンドゥーの最高神が釈迦牟尼にへりくだった」と説明します。
このようなお坊さんや仏教学者はとても大勢います。
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『誤解された仏教』
https:/
[非常に明確に悟りと解脱を区別して説いているのが参考になる。禅は悟りだけで解脱を知らないとは、私は躊躇して断言できないが、確かにそういう側面があることは否定できないように思う。四聖諦を瞑想体験とするのは素晴らしい見解で感心した。よく仏教学者が釈尊は何を悟って解脱を得て仏陀になったのかと問うて、それは四聖諦であると結論付けるのをみて、興醒めした思いを抱くことが多い。四聖諦を研究して悟りを得て解脱できましたかと嫌味をつい言いたくなってしまう。けれども四聖諦が瞑想経験であるとすると仏教学者が四聖諦を知的に研究してどうにかなるものでないのは明らかだ。]
例えば、パーリ仏典の長部経典、その中のサーマンニャパラ・スッタ（漢訳では阿含経のなかの沙門果経）
を読むと、仏教を誤解しているのが実はこの秋月龍��師自身であることが誰の目から見ても明らかです。
まず、禅が仏教であるという誤解が説かれなければそれが理解できません。
禅はその出自に関して嘘が2つあります。
有名な拈華微笑、摩訶迦葉という伝説が先ず嘘です。
次に、達磨が正統な仏陀の28代目の後継で中国に来たというのも、嘘です。
実はいまだに「南インドのタミル系パッラヴァ朝において国王の第三王子」という
ボーディー・ダルマなる人物の存在は確認されていません。
どうして、出自に嘘が必要なのでしょうか？
何故、「本家はこちら」と言う必要が有ったのでしょう。
とにかく、「悟りさえすれば・・・」などと釈迦が言うのかと考えれば、そんなこと
あり得ないことに気が付きます。
禅は元々荘子の「万物斉同」の教えであり、これが言葉を変えると「無」と同義です。
なので、禅者であり同時に荘子の研究者が多く存在するのは、そのような真相が存在します。
それは禅の元が荘子なので、納得しやすいはずです。
例えば、松尾芭蕉などがそうです。
禅語で名の知れた「明鏡止水」は荘子の言葉ですね。
また、釈尊が説いたのは「悟り」ではなく「解脱」です。これは現在、混同されているので、
仏教書を読んでも、その著者が「悟り」と「解脱」をごっちゃにして書籍を書いているため、
一般人はこの混乱の影響をもろに受けて、両者の違いを理解することは容易ではありません。
さらに、仏教史上有名なサムエ論争というのが有ります。
これは、インド仏教と中国禅のどちらが正統かという論争をチベットで行いました。
この論争は3度行われ、インド仏教の正しさが証明されています。
そういう訳で、今のチベット仏教があります。
ここで、もし中国禅が正統だとしたら、今のチベット仏教はチベット禅とかになって
いるはずです。
この時、禅側は頓悟を主張し、悟りさえすれば六波羅蜜や功徳や戒律などの修行は不要だとします。
一方、インド仏教は修行階梯は存在するのだ。悟りさえすればと考えるのは誤りだと
主張しました。
これを頓悟に対し、インド側は漸悟（時間がかかる）と呼ばれました。
釈尊が聞いてもこれはびっくりするでしょう。
八正道も何もいらないと言うんです。
この相違を簡単に見分けるには、例えば「仏弟子の告白」と禅匠の生活を比べれば
一目瞭然でしょう。
ボロをまとい、酒をくらい、詩を読んで仙人のように生き、例えば無門関の第一則
「さあ言ってみよ、祖師の関とは何か。ただこの「無」字．．．これが禅の究極の一関
である。故にこれを「禅の門なき関門」と名付ける・・・・
・・・それはちょうど、関羽将軍の太刀を自分の手に奪い取ったようなものである。仏に
会えば仏を殺し、祖師に会えば祖師を殺すものとなろう。生死の際にのぞんで真に
自由自在、どこにどう生まれようと、解脱無碍（げだつむげ）の真の生を楽しむであろう。
さて、そこでどのように努力したらよいのか。自己の気力の全てを尽くして、ただ
「無」になりきれ。なりきり続けてやむことなく、ためらうことがなければ、見よ、灯明に
火がともれば、暗黒はたちまち光明となる。」
と、この世で自在に生きると言うのが強調されます。豪傑な感じがするでしょう？
ところが、釈尊もお弟子達も、修行の最終的な経験はこれとは全く異なります。
三明六通のあと、四聖諦の経験するのが真解脱と定義されています。
なので、この本で著者はもともと禅が仏教でないにも拘わらず、これを正伝の仏教と呼び、
仏教を誤解してると言っている訳です。道元も同じです。
ちゃんとした仏教を理解するには、パーリ語仏典は欠かせません。
もちろん、これにも後世の創作部分が存在するにしても、禅を正しい仏陀の教えと
して理解するよりは比較にならないほど、正確です。
秋月師は仏陀は幽霊を否定しただとか書いてありますが、
原始仏典にはちゃんと幽霊の存在を扱った経典群が存在しますよ。
餓鬼事経と言うのがそれです。アマゾンでも売っています。
この方も瀬戸内寂聴師となんら変わりません。
--------------------
『八正道』 ヨグマタ 相川圭子
https:/
[レビューのタイトルが「ヨグマタだけど、正しい八正道をご存知無いようです」と刺激的。生死を自由に行き来できる聖者の位にあっても、もし釈尊の八正道について本を書くなら実際に釈尊の言葉がどのように伝えられているのか（もし教わっていないのなら）調べてから書くべきと思いますが、ある程度の境地に到ると、そんなまだるっこしいことは、馬鹿馬鹿しくてやる気になれないのかも知れません。]
悪いことは書いていないので、これはこれで結構だと思います。
しかし、目次に上がってる説明はみな正しくありません。
………
本来、八正道の組み立ては、正しいサマディーに到達するための予備段階として
何が前提条件として達成されている必要があるか？
というふうに構築されています。
相川圭子さんは、ちゃんとサマディーの重要性が分かっていらっしゃるので、
そこは評価したいと思います。
………
とはいえ、相川圭子さんは、ヨグマタという聖者なのでそれはそれで傾聴には値します。
インド政府から正式に「神」と認定された称号をお持ちです。
高橋信次さんあたりの霊能者とはもう全然、訳が違います。
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