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2019年09月02日15:46

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レックス・アレン

歌は聴いたことがあるのだが、映画は観たことのなかったレックス・アレン主演の『荒野のカウボーイ』(1950年/監督:R・G・スプリングスティーン)を観る。シンギング・カウボーイの西部劇は全くといって日本公開されておらず、当然これも未公開。
シンギング・カウボーイの定番通り、レックス・アレンは役名も同じレックス・アレンで、腰に拳銃をつけ、くり毛の愛馬ココ(シンギング・カウボーイは必ず愛馬がセット)に跨り、劇中で歌を歌う。
牛の買い付け業者スティーブンスの横暴な要求にアレンは牧場主たちと結束して組合を結成。新たな買い付け業者を見つけ、スティーブンスの鉄道(引込み線)を使わずに、本線が通っている町まで牛を運ぶことにするが、スティーブンス一味が様々な妨害をしてくる。時代は開拓時代にあらずして、現代(1950年当時)の西部。町にはビルが建ち、自動車が走っている。ストーリーは西部劇でも、キャトルドライブは掘削機で井戸を掘りながら牛の水を確保。飛行機を使う悪党によって、低空飛行の爆音で牛の大群が暴走と現代的。
1849年にシンギング・カウボーイとしてデビューしたレックス・アレンは、ロイ・ロジャース、ジーン・オートリーに次ぐ人気スターとなるが、シンギング・カウボーイは時代とマッチしなくなり、アレンがシンギング・カウボーイとして活躍するのは、54年までのわずか5年間。このことから、最後のシンギング・カウボーイと云われている。
画像1は、『荒野のカウボーイ』のスチール。レックス・アレンと牛仲買の女社長役のエレザベス・リスドンとアレンの味方をする社長秘書役のエリザベス・フレーザー
画像2は、レックス・アレンと愛馬ココ。ココも出演者としてクレジットされている。
画像3は、私がレックス・アレンの歌を聴いたCD。アレンの他に、ケン・メイナード、ジーン・オートリー、スマイリー・バーネット、テックス・リッター、ウィリアム・ボイド(歌でなく、6分34秒の『ホパロング・キャシディ』のショートドラマ)、ジョン・ウェイン(歌でなく、詩の朗読)、サンズ・オブ・パイオニアーズ、ジミー・ウェークリー、ギャビー・ヘイズ、エディー・ディーンとフロンティアーズメン、ロイ・ロジャースが収録されている。

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