複雑な心境のようだが、弟を思う兄の精一杯の祝福だったのだろうか。

小泉孝太郎、弟・進次郎結婚コメント時のトマトシャツが話題　その真相とは
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=137&from=diary&id=5740811
昨日（7日）の午後に速報が出た小泉孝太郎の弟で自民党の衆議院議員である小泉進次郎が滝川クリステルに結婚（今日婚姻届提出）と言うニュースは、新郎も新婦も話題豊富な人であり、かつ両者ともあまり結婚のイメージがなかった人であり、かつ滝川クリステルが妊娠中（来年年頭あたりに出産予定とされる）と、まさに「おったまげた」感じを持ちました。進次郎の衆議院初当選の平成21年（自民党惨敗で民主党（当時）政権の樹立となった選挙）以来「取材される側と取材する側」と言う関係はありましたが、1年ほどの交際を経ての結婚だったようで、兄である小泉孝太郎がそれを知ったのが「6月頭」で、誘われた飲みの席で「進次郎が『実は俺、結婚するから』と。それにまずビックリしました」と切り出され、「『相手の方はどなた？』と（聞いた）。そうしたら『おにい（兄）も会った事がある人』と言って、携帯で写真を見せられた。時が止まりましたよ。本当に驚きました」とのことで、かの「滝川クリステル」が「自分の義妹になるのか…」と、結構な衝撃だったと言う記事もありましたが、自身は俳優となった一方で弟は父親である小泉純一郎元首相の地盤（神奈川11区）を継いで当選、内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官、自民党青年局長、自民党農林部会長、自民党筆頭副幹事長などを歴任、党きっての発信力のある若手として抜群の存在感を持った政治家となり、そこで「あの滝川クリステルが義妹、そして"政治家の妻"に……」ですから、その現実を受け入れるのには相応に時間を要したのではないかと思います。孝太郎は新たな義妹へ「政治家の妻になるというのは、いろいろと考えたと思うけど、一緒に歩んでいく決意をしてくれてありがとうございますと。うちとしても『政治家の妻はこうあるべきだ』というのは全くない。今まで通り、滝川クリステルさんのまま、進次郎のそばにいてあげてくださいとお伝えしました」と声を掛けたそうですが、自身も未婚であり、経験を基にした助言もできない中、唯一言えることがそれだったのではと思います。
父親の小泉純一郎元首相は顔合わせの食事会で「初めて4人で会って食事をした際に僕が『こうやってファミリーになっていくんだね』と話したら、父は何もコメントできず、固まってこみあげてましたよ。進次郎が父になるんだという涙と、クリステルさんに対する感謝の涙じゃないですか」（孝太郎曰く）だそうですが、政治家を引退して久しく年齢も77歳となり、普通の「嫁を娶る花婿の父」の心境となったのでしょう。進次郎本人のblogでは「彼女といる時は、政治という戦場から離れ、鎧を脱いで、戦うことから解放され、ふっと力を抜いて、無防備な自分でいることができ、救われる思いがします」と綴ったそうですが、初当選から10年間、「戦うことから解放され、無防備でいる時間」がなかったとなれば、かなりストイックに政治をやっていたのだなと感じますね。
その報告をした孝太郎は、テレ東のテレビドラマ（いかにも）の衣装だったそうですが、パッと見、子供向け番組の収録かなと思って見ていました。複雑な心境のようですが、進次郎もいい兄を持ったと思いますね。