映画レビュー。
本作は「ダ・ヴィンチ・コード」の続編。原作上は前後逆らしいけど
ダン・ブラウンの原作は読んでいません。
このシリーズ、最近「インフェルノ」が出たので、観てなかったこと
を思い出して借りてきました。
相変わらず、ゴチャゴチャした展開です。
探偵の「見立て」という決め事を知っていないと、「なんじゃこりゃ!」
という印象になりがちなストーリー展開です。
横溝正史の金田一シリーズなんかを引き合いに出すとわかりやすいのでは
ないかと思うのですが、要するに
殺人事件 → 何か現場にサイン → それを追っていくと、また →
殺人事件 → 現場にサイン → それを追っていくと、また →以下同文
それでこのサイン(ヒント)というのが、これがまた…
「こじつけだろ…それ…」と言いたくなるようなものでして、コナンもそう
なんだけど、この手の推理ものって、こういうのが多いんですよね。
昔は推理小説の大ファンだったんですけど、最近はとんと読んでおりません
で、ブランクがあったせいか、なんだか馴染めない。
まあ、ヴァチカンの観光映画だと思えばいいのかもしれません。
「ダ・ヴィンチ・コード」から間が空いてしまった理由に本作を観て、その
気後れしていた理由に気がついてしまった、うかつな私です(苦笑)。
2009年米
☆☆
ログインしてコメントを確認・投稿する