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2019年06月10日11:02

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札幌市は襟を正せ

首都圏の新線計画、生活者に必要なのは?
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=5656350

札幌市営地下鉄「東豊線」などは、典型的な失敗事例である。
東区栄町駅から中心部の大通り駅、札幌駅を経て豊平区福住駅までを結ぶ
公共交通の空白地帯に近かった東部エリアを埋める路線だが
始点の栄町駅は、道内のローカル空港である丘珠空港に直結せず
終点の福住駅は、コンサドーレや日ハムのホームグラウンドである
ホワイトドームに直結していない。
このため丘珠空港利用者は、わざわざバスに乗り換え
野球・サッカー観戦の観客は、バスに乗り換えるか
ぞろぞろと連なって、徒歩でグラウンドまでを往復しなければならない。
しかも、それが計画のミスではなく、人為的ミスというべきものなのである。
         ◇
なぜ、こうなったのか。
この不自然な路線や都市計画の不整合性について、当局に尋ねると
「市長部局の都市計画担当課と、交通事業の計画担当課との
 意思疎通不足や協調性の不足が原因」との回答であった。
つまり、ドームの配置を含め、都市全体のグランドデザインと
交通事業の計画との摺り合わせや調整が行われず
縦割り組織における各セクションの縄張り意識と
バブル景気だった好況を背景に、いかに不便・不自由なルートでも
駅周辺開発への民間投資が勝手に進み、地下鉄利用者も確保されるだろう
との甘い需要展望に基づく傲慢な思い上がりが
市民に無駄な不便と出費を強いる結果となったのである。
他都市の路線と比べるに、恥ずかしい限りである。
まして、近年は外国人観光客も増加している。
福岡地下鉄空港線のように、住宅街に空港が配置され
地下鉄が直結して博多区内の市街地へ数分で到達できるのは
極端な例としても、せめて始点・終点はより多くの人々が利用する
大規模公共施設に直結されるのが、基本ではないか。
札幌市は、何のために市民から都市計画税を徴収していたのか。

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