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2019年06月13日19:16

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呼び方


この世で一番旨い食べ物は、「冷やしタヌキうどん」である。異論は認めない。

か、どうかはさておき、好物なのでちょくちょく作る。

麺は、冷凍麺だと手軽なのだが、よく売っているのは太すぎる。太いと言えば「讃岐うどん」、しかし、讃岐うどんは、「ザル」以外の食べ方をしてはいけない。異論は認めない。

か、どうかはさておき、太い麺は「冷やしタヌキうどん」には合わない(断言)ので、乾麺を茹でる。乾麺でも茹でたては旨い。10分待つくらいなんだ。

「揚げ玉」は、スーパーの総菜コーナーで数十円で売っているものを使う。食品メーカーが具材として売っているものは、油が少なくて旨くない。お好み焼きに使うとかならともかく、タヌキうどんには油でベチョベチョの揚げ玉の方がよいのだ。異論は認めない。

か、どうかはさておき。

実はこの「揚げ玉」、地元(三重県松阪市)のスーパーでは、「天かす」と称して売っている。東京にいた時も「冷やしタヌキうどん」のために同じものを買ったものだが、あっちでは「あげ玉」「揚げ玉」と書かれている。

マンガのセリフなどから考えても、関東では「揚げ玉」、関西では「天かす」と呼ばれるようである。確かにコレは天ぷらを作った時に生じる「廃物」で、それを関東では、気取ってか、印象をよくするためか、「揚げ玉」と称する。一方関西では、ミもフタもない「天かす」...まあ、東西の気質の違いということであろう。


で。この日記を読んで、三重県って関西なのか?と疑問を持った人もいるかもしれない。

三重県つーのは、気候や経済圏で考えると、ほぼ「東海」である。少なくとも、中部の津、松阪、伊勢あたりは。

ところが、言葉のアクセントは西日本式であり、文化的には「関西」「近畿」に含める方が妥当だ。大阪や滋賀や京都に行くには山越えしなければならんのに、そうなのである。うーむ。

まあ、古〜い時代には、関東なんて、田舎どころか辺境・蛮地扱いだったから、東からの文化の浸透など皆無だったんだろうな、多分。

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