冷静に考えてほしい。
こんなのおかしいと思わないかな〜。
僕は加害者vs被害者という二元論が大嫌いで。
加害者の中にも被害者がいて。被害者の中にも加害者がいると思っている。
それでも今回のこの件。
謹慎を命じられた芸人を僕は大いなる被害者と見てしまうのだ。
僕だって。大切な人にお願いされたら行くだろうし。
その場に行ってしまったら喜んでもらえるように動くだろうし。
謝礼を渡されたら受け取るだろうし。
いざとなったら誤魔化すだろう。
だから、僕は彼らを叩けるほど人間ができちゃいない。
でも。誰が彼らを叩けるというのだろう?
田村淳は田村亮に
「亮よ、被害者からだまし取ったカネでギャラを受け取りながら、返さずにウソをついたのか!」。」
と罵倒したと言う。
勿論、嘘をついたのはいけなかったが。
それだって。今、この状況で反社会勢力だと知ったわけであろう。
知らずに出て、知らずにお金を受け取った。そこまでは誰も責める事は出来ないだろう。
だいたいが誰が反社会勢力で誰が一般者だとどう見分けるのだろう?
例えば、今、すぐ近くで蒲原祭りがおこなわれているが、そこは安全だと言いきれるのだろうか?
例えば、バスに乗ってきた人が反社会勢力であればその運転手およびその会社は反社会勢力からお金を受け取った事になる。
例えば、スーパーで反社会勢力が買い物をしたとしたら、そのお金を受け取るという事は、この芸人たちと何が違うのだろう?
僕ら一般社会人と同じ姿をした反社会勢力に売買の拒否をどうできると言うのだろう?
僕には分からない。
まして。「昔、我々反社会勢力のパーティーにあの芸人が出席していたぞ、」とリークしたのも反社会勢力であろうし。
というなら、その写真や情報を反社会勢力からお金を払って買った週刊誌やマスコミは芸人達より遥かに罰せられる罪だろう。
それをもとに叩くワイドショーも。それを見て叩く一般大衆も。彼ら芸人と何が違うと言うのか?
僕には分からない。
もっと言うなら。
目印も何もない反社会勢力と接するななどという取りとめのないルールを作る前に
警察は反社会勢力を一掃しするのが筋ではないだろうか?
一掃できないのなら接する可能性だって0にはならない事は当たり前じゃないか。
僕には分からない。
ホント分からない。
まあ。この件で。さらなるルール作りや注意喚起は必要だとは思うが。
謹慎なんて7月いっぱいくらいでいいのではないか?
謹慎させて干してしまうより、その経験を活かす方向に考えた方がいいのではないか。
と思う。
彼らを叩いて悪者にして彼らを潰すより。彼らの経験が活かせる社会であるように願いたい。
「雨上がりのフォトぶら」冠取り、代役かまいたち
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5689173
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