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2019年04月10日17:48

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あわやオヤジ狩りの思い出

■ゲーセン駐車場で2人組の男に殴られた男性 「わかりやすいカツアゲ」と驚愕の声
(しらべぇ - 04月10日 15:41)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=5575373

以前に書いた体験談を思い出した。
かつて葛西駅付近の空き地で、オヤジ狩りに遭いかけた。
一日の仕事が終わり、予約していたホテルへチェックインしようと
駅を出て向かっていたが、すでに日没で暗かった上に
土地勘がないため、住宅地に迷い込んでしまい、方向が怪しくなった。
彷徨いつつも、途中で気になる光景が目に入った。
待ち合わせをするような場所柄でもない住宅地なのに
ところどころに複数の若造どもが立ちつくし
なぜか、全員が携帯で連絡を取っていた。
横目に見ながら彷徨っていると、やがて空き地に迷い込んでしまった。
ここは一度、車道のある道路に出ようと中央部まで進み
出口を探したが、袋小路であった。
やむなく入ってきた入り口から出ようと振り返ったら
そこには3〜4人の若造が、入り口を塞ぐように立っていた。
瞬時に連中の狙いを察知した。
オヤジ狩りが頻発していた時節柄、オレも標的にされたのだろう。
けっこう広い空き地で、街灯は皆無だから中央部は深紅の闇である。
オヤジ狩りには最適のロケーションと言えよう。
だが、不思議に恐怖心はなく、むしろここで気弱な仕草を見せれば
付け込まれてカモになるだけだろうと思案した。
そこで、格闘の決意を見せつけるように、バッグを足下に放り投げ
余裕を見せながら、ゆっくりとタバコに火を付け
そして、凄みを利かした目で連中を睨みつけた。
胸中では
「この際だから、とことん闘ってやるぞ。
 たとえ多勢に無勢で袋叩きにされ、命を落とすことになろうと
 最低でも一人はカタワにして、道連れにしてやるから覚悟しろ」
という気概で睨み続けた。
その気迫が伝わったのか、連中は襲撃してくるどころか
躊躇する様子を見せ始め、やがて一人、二人と抜けて散会してしまった。
我ながら、気が強すぎる性格で良かったと、つくづく思った。


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