mixiユーザー(id:24746183)
2019年01月11日17:05
233 view
襲来】学校の七不思議��ー人面犬に乗った人喰い人種� �
愛ミクの皆様、ヘロー(*≧∀≦*)
パスタ、チュルチュルやってますか？？
早速始まりゴーゴー・ヘブン
。。。。。
俺の名前は佐倉。通称、サク。親友のシュウキチ・後輩の鍵師・ギンジと母校の七不思議の謎を解き明かした。（学校の七不思議・参照）レジェンドな俺たち。
まさに伝説だろう？幽霊と話したんだぜ？
ちょっとしたイタコだろ。
で、その七不思議解明の噂を駆けつけた、
女子高校生・凛栄館高校の木崎アヤナ。
シュウキチに女子高校生を紹介すると言う条件で、依頼を受けた。そして２つクリアーした。
スイマーのエース。体育教館室の青ダルマ。
２回連続で、お化け。もう、馬鹿みたい。
なんでも来いってんだ
化け物2人クリアーしたんだぞ？もうこれ以上の恐怖はないだろ？
いつものファミレスに集まり、木崎アヤナも呼び出した。シ「木崎さん？」
木「はい？」シ「あのね？七不思議シリーズってさ、命懸けなわけよ。下手したら、死ぬのよね。」木「ええ？？死、死ぬんですか？？」
シ「だから、女子高校生30人に増やしてくれない？1クラス分。木崎さん、おそらく学校ではリーダー格でしょ？」木「そ、そうなるのかも知れません。。」
シ「今回の七不思議を解読したら、30人いけるよね？」
木「は、はい。。それはお約束いたします。
その代わり、私の学校には強烈な噂ばかり。おそらく皆様の母校を超えられるかと。。。」
シ「はっはっは。俺らを誰だと思っているのかね？女子校だろ？？
俺たちは、修羅場を超えた傭兵供を超える勇気を持ち合わせているのだよ。」
木「では、今回のお手紙の内容を読ませていきますね。。
【飼育室に閉じ込められた飼育係が食べられる前に、校内の人面犬の持つ助言を探し出し、人喰い人種を人面犬で天に還す。】
は？
何これ？
ハードも何も、俺らが人喰い人種より先に天に還るぞ？
シ「先程の発言、撤回いたします。帰ろうかな、俺。お腹が痛くなってきた。盲腸かも知れない。」
サ「これ、最後に持って来るやつじゃないか？これよりヘビーなのが待ってるの？
誰が書いたの？この手紙。金棒を10本くらい持った赤鬼からじゃないの？？」
木「私、実は男の人と交際したことがなくて。。シュウキチさんとならいいかなぁなんて。。。シ「え
マジかよ人喰い人種？人面犬？鉄パイプで一撃だろ
」
サ「ザ・ハニートラップじゃないかよっ。
お前、相当女子に飢えてるな。。。
。。。なぁ、ギンジよ、今回の件どう思う？」
ギ「今回も全員が見える幽霊でしょう。
でも今回の手紙、全く時間帯を書いてないんですよね。一体いつなのか。。。」
サ「今回は、逆だな。真昼間だ。」
ギ「え？今までのセオリーからしても、1度もなかったパターンですよ
」
サ「昼間ならば、教師や学生の飼育係の生徒が、定期的に観察に来る。
そんな中はターゲットの飼育係も監禁ができないし、食べることも出来ない。他の動物も鳴くだろう。」
ギ「なるほど。。でも、それでは今までと同じでは？それに気になる件が。。。」
サ「人面犬と、鍵だろ？」
ギ「はい。人面犬なんかが昼間にフラフラしてたら学校中パニックですよ
」
サ「ここは、人面犬を都市伝説にして、逆に利用させてもらおうか。報酬も出して教師には隠す。」
ギ「なるほど。僕らは新人研修の人員。ある程度自由が効く。。。さすがサクさん。頭がキレる。」
シ「おいギンジ、俺にも賞賛を浴びさないと、
違う意味で頭がキレそうだぞ？」
サ「鍵に関しては、俺らも色も形も分からない。でもな、ギンジ。鍵穴から形やサイズなら推測出来るんじゃないか？」
シ「無視か。鉄パイプ、ここで使っちゃおうかな。」
サ「まぁまぁ、シュウキチ。これから3人で口コミをばらまくぞ。俺らの認知度は木崎さんが広げているらしい。」
シ「かっかっか。その3人の中に超イケメンが1人入っているって伝えたのかね。」
ギ「サクさん、日が沈むまでにコトを済ませましょう。」
シ「また、無視。あのな？ダルマを倒したのは、俺だぜ？お前ら子供に戻っただけじゃないかよ？？」サ「。。わぁかったよ、シュウキチ。お前推しでやってやるよ。」シ「分かったんなら、よろしい。」木「あの。。。」
シ「？俺にもう惚れたの？早いよ木崎ちゃん。あの、今回の七不思議を解いた暁には。。。
付き合ってね？」サ「俺たちはこんなバカと組んでいたのか。。。」
木「時刻ではないのですが、それぞれが首輪を巻いており、何かの暗号だと。。」
サ「それそれ
貴重な情報じゃないか。木崎さん、何気に情報通ですね。」シ「そりゃあ、未来の俺のハニーだからね。どうせまた無視だろ？」
ギ「でも、教師にバレずに、都市伝説なんかばらまけますかねぇ。。？」
サ「。。ギンジ君よ。例の女子校での俺らのポジョンはどういう立ち位置だ？ 」
ギ「新人研修に学びに来た、パッとしない私服の3人組です。」シ「パッとしないは余計だろ？」ギ「。。。それが何か？？」
サ「俺たち3人の送迎会を開いてもらうんだよ。
そこで、生徒たちにだけ賞金の口コミをブチ込む。しかし、教師に見つかったら、チャラってね。
さらには、
それらしきチャチなポスターをあえて、貼りまくる。仮に剥がされても、くじけずに貼りまくる。あくまで、俺らの歓迎会のていでね。
お金の件だけ伏せれば、教師は相手にしない。
学校見学と見せかけて、飼育室を偵察だ。
今回、期限はないが飼育員さんの命がかかっている。
そのうち教師は馬鹿らしくて剥がすのも気にもならないだろうな。剥がしたとしても生徒たちは信じる。学生がビビる金額だ。」
ギ「サくさん、すごいですね。。。計画的には、もうそれくらいしか選択はないでしょうね。。。にしても、学生がビビる金額っていくらなんですか？」
サ「無設定さ。その生徒によって、ビビる金額は変わって来る。1万円で十分な子も、10万円でも足りない子もいるだろう。
俺の親父は探偵だって言ったよな？」
ギ「それが何か。。？」
サ「探偵のスキルの中に、プロファイリングというものがあるんだ。
まぁ、相手のアラ探しみたいなもんだな。ズバ抜けて観察力と推理力がいるけどな。」
ギ「それを武器に？」サ「あぁ。戦闘要員は、シュウキチ。中継ぎはギンジ。
今回は俺の頭脳戦だ。様々な霊を見てきたから、人喰い人種ってのもあながち嘘ではない可能性が高い。。にしても、
普段はどこにいやがるんだ。。？人喰い野郎は。あの狭い飼育室の中。出入り出来るのか？
鍵は、人喰い野郎が持ってんのか？
そして、今まで飼育員さんを何で喰わなかった？飼育委員さんの食事や排泄は？？
謎だらけだな、今回も。」ギ「佐倉さん、今回はあなたの頭脳にかかっています。
とりあえず、鍵の形式、時代を調べましょう。」
シ「あの。。。今回、俺はいらないんでない？
帰っていい？今度は腸がねじれそうだ。」
サ「あのな、シュウキチ、人には適材適所ってものがあるんだ。俺にはお前のように鉄パイプで敵は倒せない。ギンジもな。
じゃあ今回、だれが人喰い人種と戦うんだ？お前だろ？ヒーローじゃないかよ。レジェンドだ。伝説。そりゃあ、モテるさ。
そして、木崎レイナさんはお前のもの。あんな事やこんな事をやりたい放題。悪い話ではないだろう？」
シ「マ、マジかよ、サク。。木崎さんと、奇跡を体験出来るのかよ
くっ。やるしかねぇ。
おれの性欲はマジンガーZより強いんだよ。
いつ、いかなる時も、パイルダー・オンってな。木崎さーーん
」
サ「なぁ、ギンジ、こいつの操り方分かったろう？？とりあえず、飼育小屋、見に行こうぜ。」？「あのぉ。。。あなた方の送迎会で、先生方にバレなければ、それなりの金額を提示していただけると聞きました。
もちろん、教師方には内密で。。。その、金額というのは、おいくらなんですか？？」
サ「。。。あなた、お名前は？そして、木崎
さんとの関係は？？」
雨「雨宮ジュジュと申します。木崎レイナとは、昔からの親友。
だから帰宅部で、色々な街で遊び呆けていました。」サ「ジュジュ？そういや、そんな歌手いたな。。」
シ「でね？あたながたは、おいくら欲しいの？そして、俺たちが駆け抜けてきた母校の惨劇をご存知なの？？」
雨「そ、それは木崎さんから重々聞かされております。。。私の実家は、借金を抱えておりまして。。50万円必要です。」
シ「ご、50万円
。。そっかぁ。。じゃあ、30人よろしくね。死ぬかもしれないからさ。特に乃木坂46の白石麻衣に似てる子を呼んでね？？じゃあいきますか」
三人は、あえてチャチな歓迎会のポスターを、ギンジのパソコンで画像を作り、ばら撒いた。それを窓際や、体育館、プール、廊下、門扉、あり得ないが、各教室、校長室の扉にもたくさん貼った。
教師側の書物には、極秘の金額のやり取りをした。教師達は教育と名を挙げ、その金額探しで打って出た。生徒側と教師側の、お互いが知らない影のやり取り。
サ「うーん。人の欲って怖いねぇ？お金が絡むとこれだけはな。大人も子供もだ。」
ギ「でも、教師と繋がってはまずいのでは？
学生に口コミでばら撒くんでしょう？」
サ「いいや、教師と生徒は２つに分裂する。
金額がどうとかではないさ。プライド。
学生なりの反発込みの高額のゲット、教師側の学生の抑圧。本来、この歳の学生らは、教師には反抗的。教師側は抑圧にうんざり。この分裂に圧をかける。」ギ「ヘェ〜。どこまでも頭がまわりますね、サクさん。周囲の心理をしっかり把握している。」
シ「そう、そして俺が何を言っても？。。無視。」
ギ「とにかく、飼育小屋の鍵をチェックして、
人面犬の捜索ですよ。こんな校内に何匹も野良犬がいるかなぁ？？」
サ「普通なら、いないな。でもな、七不思議だ。いるんだよな、きっと。あり得ないことが続いてきたんだからさ。」
シ「今のところ、俺が無視されまくるのがあり得ないけどな。」
サ「でもさぁ、この女子校内。。どう探すよ？
あまり、踏み込んだ部屋にも入れないからな。」ギ「ですね。でもこの時間帯、犬がさまよえる場所。。。どこですかね？？」
サ「でもさぁ、そんな変な犬がいたら、すでに学内はパニックだろう？だから貼ったんだよ、
そんな犬が現実にいるんだってさ。マスク付けてるってな。しかも、見つけたら賞金付き。見つけたら俺のスマホに即決連絡さ。」ギ「そうか。。でも、実際のお金って、誰が払うんですか？」
サ「そこなんだけどな？ギンジ。人面犬の写メ、人喰い人種の写メ。。。まぁ、合成と言われればそれまでだが、かなりリアルだと思われる。しかもこの女子校の人達は信じている。
それがネットで高額で売れると信じさせる。
それでもダメなら、親父の給料、貯金から拝借するまでさ。
俺は銀行の暗号を知っている。だって命懸けなんだからな？その時はギンジ、シュウキチ、お前らも資金集めに協力な。」ギ「そ、そんな無茶な
」
サ「まぁでも、七不思議作った奴が、人面犬も人喰い人種も見てるんだろう？天に返せばプラマイゼロ。お金のことなんて、頭から飛ぶだろう。」ギ「まぁ、賭けですね。。」
俺たちは、とりあえず見学というていで、飼育室を探りに行った。
ギ「あれ？飼育係さん、いないですよ？」
サ「昼間は放し飼いなんじゃないか？いないと学校中がざわつくだろう？
とある時間を境に、飼育係さんがこの飼育室に帰ってくるのさ。でさ、ギンジ、鍵を調べてくれないか？開けられるかもしれない。」
ギ「ですよね。見てみますね？。。。うーん。
かなり古い南京錠ですよ。しかもピッキングですぐに開くタイプだ。明治初期から出回ってる鍵です。色も間違いない。」
サ「じゃあ、開けてみないか？ヒントがあるかもしれない。」ギ「はい。分かりました。では失敬。。。。あ。」
サ「どうした、ギンジ？？」ギ「この鍵。。開け閉めをされすぎて、穴が潰れてます。
ピッキングでは、無理だ。滑る。おそらく、この潰れた穴に会う鍵を探せという事でしょう。」
サ「そういう事か。さすがに簡単には進ませてくれないな。この学校、マジで俺らの母校よりも強敵かも知れないぞ。腹括らないとな。」
シ「あのよぉ。俺、やっぱりいらなくない？
全然、会話してないんだけどよ。。」
サ「会話の量と、必要性は関係ないさ、シュウキチ。俺もギンジも、そして木崎さんも雨宮さんも、お前を欲している。だからもう少し耐えてくれ。だから、それまでスタミナ温存しとけよ？」
シ「。。おぉ、そういう事だったのか。
サク、すまねぇ、疑って。やっぱり俺、お前についていくわ。時が来たら、任せろ
」
サ「にしても、痛いな。飼育室が開かないと、人喰い野郎の痕跡が読めない。普段はどこにいるんだ？？」その時、飼育室のエサの匂いを嗅ぎつけ、とある生物が走ってきた。
シ「は、はぁっ、人面犬だ
しかも老けてる」サ「来やがったな、都市伝説野郎シュウキチ、鉄パイプでしばけ」
シ「いやいや、人面だから、人を叩くみたいで無理だぜ
」サ「顔を見るな狂犬と思え噛まれたら狂犬病で、俺ら全滅だぞ？？木崎さんや雨宮さんとのメモリーを捨てるのかよ？？」シ「はそれだけは無理オラァ、死ね、老けた犬」
バコーン
キャン、キャン
シュウキチは、1匹目の人面犬を捕えた
動かなくなった人面犬。サ「さすがだ、シュウキチ、伝説を作るには、お前しかいない
」
シ「やっと無視から賛辞に変わったぜ
」
ギ「あ
見てください、お2人」
サ「。。。あ
首輪に【喰い】って書いてある人喰い人種のシモベって訳か」
サ「。。。なぁギンジ、その喰いってヤツ、メモっててくれないか？」ギ「なぜですか？」
サ「暗号の可能性が高い。著者は、理数系が苦手だ。だから、文系の暗号しか仕掛けて来ないのさ。著者って誰だよ？まぁいいや。いいか？2人とも。俺が暗号は全部解く。
だから、個性を生かして暴れ回れ
」シ「暴れる？俺にピッタリの言葉じゃねぇか。やってやるよ。その後に、30人ヤってやるよ。」
サ「喰い？？首輪についてたな。喰い。。。
でもな、暗号のセオリーでは、そのままの意味では無い。次の人面犬を探すぞ。」
ギ「単純にエサにふらついてくる奴らです。
頭は賢くは無いと思います。」
サ「だな。エサの匂いを撒き散らすか、地道に奴らを探すか。。しかしな、ギンジ。今来た人面犬は、飼育室に来た。人喰い人種になついているのかもしれない。。って事は、
やっぱり人喰い野郎は、この中にいるぞ。」
ギ「でも、確認のしようが無い。。」
シ「犬探しの方が賢明じゃねぇのか？」
サ「だな。この時間帯、飢えに飢えてる頃じゃないか？俺な、一応ドッグフード持ってきてるんだよ。もしかしたらその匂いで、
さっきの人面犬が寄ってきた可能性も高い。」
シ「分かった
」サ「どうした、シュウキチ？」シ「飼育室周辺に、サクのドッグフードをばらまけよ。やつら、来るだろ？
そこを、鉄パイプでドカンだ。」
サ「。。。無くもないぞ、その作戦。
やるな、シュウキチ。さすが、女にモテる男
」
シ「それは昔から分かってる事だろう？
だからドッグフードばら撒いて、そこのシゲミに隠れてみようぜ？」
怪しいが、シュウキチの作戦を実行してみた。
すると
2匹の人面犬がよだれを垂らしながら駆け抜けてきた
まじかよ
原始的な作戦に引っかかりやがった
シ「ウィーッス、中途半端な犬達よ。
何でロシア人みたいな顔してんだよ
言葉、通じないよな？これ、鉄パイプっていうんだわ。
なんで2匹とも、えなりかずきにも似てんだよ
オラァ、くらえゲス犬ども
2匹の人面犬の額に鉄パイプで強打を放つシュウキチ。
シ「もうテメェら、徘徊出来ねぇかんな？ここで、死ね
」
頭をやられた犬達は動かなくなり、横たわった。サ「ナイス、シュウキチ
お前がいて本当に良かった」シ「女子30人確定ね？もう無視は禁止だぜ？」
ギ「お二人
やっぱり首輪に何か書いてますよ」サ「。。。笛？と、犬が？？なんだよ、また意味不明かよ？一応ギンジ、チェックな？」
シ「あと何匹いやがんだよ、クソ犬どもは？」サ「分かんねえな。でもな、今の時間帯に、急に密集して来やがった。人喰い野郎に関係があるかもな？」
サ「ギンジよぉ、お前が思うままでいいから、犬の首飾りの字を並べてみてくれないか？」ギ「僕ですか？うーんと。。【笛犬が、喰い】ですね。人喰い人種に関わるのならば、これが妥当かと。」
サ「だよなぁ。。」シ「じゃあさ、シュウキチはどう思う？」シ「正直俺はさぁ、暗号がどうのとか、分からないんだわ。でもな、今回マジで死ぬかも。だから最後に、木崎ちゃんとシェイクを飲むデート、したかったなぁ。。。」
サ「シェイク
。。。なるほどね。シュウキチ、ナイス」ギ「サクさん、何か思いついたんですか？」サ「まだ確証は無いさ。」
それから3人は、人面犬を探しまくった。
探せば探すほどいない。シ「学校中を探してたら日が暮れるぜ？」
サ「。。。待てよ？俺たちはドッグフードを持ってるんだぜ？でも何も寄ってこない。大胆な推理だが、
人面犬は3匹だったんじゃないか？？さっき飼育室を確認したが、犬が来た気配はなかった。。でさぁ。分かりやすい暗号のような首輪。」ギ「じ、じゃあ、人面で人喰い人種が天に還ると言うのは？」
サ「そこなんだよ。もう人面犬がいないとしたら、成り立たないんだ。人面犬で天に還るんだからな。くう。。謎が増えるばかりだぜ。」
歩き回る一行に、ひとつ目に飛び込んできた貼り紙があった。【いぬがはしずめよ】
ギ「。。？こんなのさっきありましたか？
いぬがはしずめよ？さっぱり分からない。」
サ「なるほどな。。そう言うことか。」
ギ「またサクさんだけひらめいたんですか？」
サ「あのな、解読の都合上、あとで教えていいか？」ギ「は、はい。ムラムラはしますけど。」シ「本当だぜ
なんでお前だけ分かってんだよ」サ「こいつはさぁ、多分他に真犯人がいるぜ？今回の計画を知った上で、自由に動ける人物だよ。」シ「だ、誰だよ？」
サ「それはまだ、100%の確証が持てないからいえない。でもな、人喰い人種って奴らは、おそらく、2人か3人。どこにいるかは不明だが、
確実にいる。」
その時、プールサイドで、四つん這いになった何かが、こちらに向かって来た。
シ「はひゃーーん
人喰い人種っぽい生き物がこっちに来てるよやだーーー」
それは、明らかに人喰い人種だった。目は血走り、毛髪はぬけきり、口のキバだけが異常に発達していた。全裸。猫背で四つん這い。こちらを睨んでいた。人「@&#/??
」
シ「日本語が通じねーーーっ
ねぇ、ドラえもんの、ほんやくコンニャクないの？マジで喰われるってばよ
」
サ「人喰い人種だろ？ならば、似た生き物を与えればいい。」
佐倉は、生のニワトリを投げ込んだ。
シ「そんなの待ってたの？」サ「当たり前だろ？人喰い人種だぜ？何かしらの生き物は食べるだろう？バッグがかなり臭いけどな。むさぼり食う人喰い人種。
ほら、こいつにも首輪があるぜ？【員】だってよ。ギンジ、メモって
」今のうちに逃げるぞプールサイドから、光速で逃げる3人。
エサに夢中の人喰い人種は、喰い続けた。
シ「なんだよ、員って書いた首輪の人喰い人種。弱そうだろ？」サ「油断対敵って事さ。いや、最後のボスに力を溜めておくのさ。どんな奴が出て来るかはわからないからな。」
サ「これで、人面犬がどんな奴らか分かったな。顔が人なだけだ。生態は犬。戦闘能力は、普通の犬と同じだ。なぁ、シュウキチ？」シ「あぁ？なんだよ？」サ「こんな普通の犬に負けるわけないよなぁ？」シ「当たり前だろう？サク、ギンジ。あんなの、脅しにもなんないぜ？」
ギ「にしても、サクさん、女子生徒に全く会いませんが、何ででしょう？」サ「あの娘達は分かっている。俺たちが張り紙を広げた時点で、
策略だと勘付いたのかも知れない。
特に木崎レイナさんな。」シ「何ですって？木崎ちゃんが？？」ギ「完全に3人ですね。みんな、どこへ？」
サ「俺は特に心配はしていない。今まで乗り越えて来た実績は、俺ら3人にあるからだ。」
シ「まぁな。この絆は、崩れることはない。」
ギ「僕らは3人で１つ。解けない謎はない
」
サ「任せろ、2人とも。俺が必ず暗号を解く。
レジェンドを積み重ねようぜ
」
ギ「サクさんを信じます。」シ「俺もだな。ここまで頭が切れるやつは、お前しかいない。」
サ「。。。とは言ったものの、ほぼノーヒント。何で1匹だけ人喰い人種が、プールサイドにいたんだよ？俺らがプールサイドにいたのはたまたま。ピンポイントだぜ？」ギ「僕らを誰かが監視してるのかなぁ。。」
サ「。。。教師なのか、生徒なのか。お互いが賞金がかかってるからな。あの人呼ぶかなぁ。。？」
ギ「あ、あの人？」サ「お前の父親だよ。アカマツ教頭先生（前回の学校の七不思議・参照）。経験値もあって、霊感まである。俺たちよりだいぶ大人。ギンジ、呼んでいいか？」
ギ「。。。今は、父親とは和解していますから、問題ないです。呼びますか？」
サ「。。だな。味方は多いほうがいい。ギンジからコトを説明してくれ。」ギ「。。分かりました。親子で謎解きって訳ですね。」
ギンジは、アカマツ教頭に電話をかけ、コトを説明した。ア「なるほど。。皆には恩義があるからね。それに今日は、校内休暇なんだ。
凛栄館高校の住所を教えてくれるか？」
俺たちは、アカマツ教頭先生と、合流した。
もちろん合流するまで、人面犬と人喰い人種を探したが、見つからなかった。
ア「遅くなってすまないね。女子校の七不思議？前回の功績、君達は優秀だった。今回も、君たちに託そう。」俺たちは4人になり、アカマツ教頭先生には、研修生の監督という立場についてもらった。
これで、大人との融通も少し効くのではないか。4人の新しい挑戦が始まった。。。
ー�△愨海�ー
ご愛読ありがとうございます
頑張って書き書きいたします。
では皆様、最幸の日々を
2
2
ログインしてコメントを確認・投稿する