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2018年12月31日14:29

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今年を一言で表すと

前回の日記で、冗談で今年を漢字一文字で表したが、

真面目に考えても「漢字一文字」というのは難しい。

ただ、何度も浮かんできた言葉というのはある。

それは、

『新しい困難に対しては、新しい考え方で戦う』

というものだ。

父親の認知症が進み、幻覚が見え、夜中に騒ぎ出すようになった。

それでも、病院嫌いの父親は、

「病院には行かない」

「病院に行くくらいなら死んだ方がマシだ」

と頑なに拒み、介護保険の訪問調査も、

「人とは会いたくない」

と拒み続けた。

そんな父親をなだめすかし、嘘をついて訪問調査を受けさせ、

病院に連れてゆき、入院するまでに至ったのは奇跡と思える。

認知症への対応の仕方も、相談窓口も解からず、全てが新しい体験だった。

こうした未経験のことには今までの能力では対応できない。

「できることは何でもやってみよう」と動き回った。

色々と試してみて、一番いい状態に落ち着いたかと思う。

そして、その間に得た情報や知識は、同じ悩みを持つ人にアドバイスできる。

逆に、他人にアドバイスするために問題が起こるとも言える。

「この困難を乗り越えることによって自分は何を学べるだろうか」

・・・こう考えると、問題解決に対して積極的になれる。

その積極的な精神がより良い結果を引き寄せる。

「嫌だ」という思いを出すとさらに嫌なことを引き寄せ、

「ありがたい」と思えば、ありがたいことを引き寄せる。

人生の目的は、単に平穏無事な毎日を送ることではない。

人生の中で体験したことから智慧を引き出すことだ。

そして、その智慧を他者と共有することである。

「お笑いネタ」ではなく「救済ネタ」を集める旅かも知れない。

・・・いや、「救済ネタ」は「自虐ネタ」になりやすいので、「お笑いネタ」にもなるかもしれないが(笑)。

車を事故で3台潰したとか、
バイクで車にぶつかって、ハンドルが曲がった状態で帰ったとか、
仕事中に手をローラーで挟んで入院したとか、
足をロータリーに引っかけて骨折したとか、今では笑い話だ。

(↑全部実話です)

人生、いつ、何が起きてもおかしくない。

危機の中で新しい考え方を生み出し、乗り越えたいものだ。

「発想という名の智慧」を生み出すのが人生の目的である。



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