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2018年10月04日13:19

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一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ

共産党の志位和夫委員長は記者団に「教育勅語は、いったん大事が起こったら天皇のために命を投げ出す、ここに核心がある。大臣は基本点を理解していない。非常に重要な発言だ」と大嘘をついているわけだが、原文は

一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ

大日本帝国憲法に「大日本帝国の主権は天皇にある」と明言されていた時代であり、皇室・天皇そのものを国の礎と考えていてもおかしくはない。実際そうだったとも言えるわけだし。これが前提。

以下、普通に日本語として読んでみる。

一旦(いったん)、これはいつか、なにか、どこか、など不定のものをさす
緩急あれば、戦争のことだというのは誤り。事故や災害など「普通じゃない困ったこと」
義勇公に奉し、普通に読めば「正義と勇気をもって、(自分のためだけでなく)おおやけのために働き
以て、そのはたらきによって
天壤無窮ノ皇運、天のように永遠に続く皇室の運命を、つまり、大日本帝国を
扶翼すべし、ささえるべきである(うまくいくように支えよう)。

どこにも「命を」なんて書いていないし、天皇のために、とも読めない。

普通に現代語訳すれば「なにか困ったことがおきたら、正義と勇気をもって、自分のためでなくみんなのために働いて、皇室が永遠に続くように支えあおう」である。
皇室・天皇制が国の基礎だった時代なら、これは何の問題もない。むしろ当然の内容だろう。

実は私が読んだ限り、軍人勅諭にすら「天皇のために命を投げ出せ」なんてことは書いていない。死は鴻毛よりも輕しと覺悟せよ、とは書いてあるが、これも天皇のためではなく「義務」に対してである。

はっきりいおう、日本共産党、日本人をなめるんじゃねえ。
そんな嘘をつく連中を国会で養うほど日本は裕福とも思えん。

■柴山氏発言に菅氏「コメント控える」 野党「言語道断」
(朝日新聞デジタル - 10月03日 19:46)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5316101
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