たまには営業も楽しいものです。

某土曜日の夜、お誘いを受けたので行ってみることにした。
SMパーティ？　緊縛ショー？
大久保MKスタジオ

そもそもは、パラドックスのお客から友人になったI子が最近知り合った女王様に僕のこと（ピアッサー）話したら知ってるもなにもうちでピアスもあけてて、それなら今度の何周年だかの記念パーティーに呼びなってことになり、声が掛かったのだ。
入場料招待扱いにするっていうから、かわりに新丸子まで料理（オードブル）取りに行くことを承諾した。っていうか東横線沿線のI子の手伝いである。

小雨の中、パラドックス閉めてまず新丸子へ。イタリアン＆ロックバー「シュールレアリズム」は駅1分。ロック好きなマスターと意気投合（たぶんそうなるとI子が言っていた）、こんどこの店でもアコライブ企画すると合意。ビール早くもごちになった。マスターは後から来るそうな。料理とおつまみをゴロゴロバッグで転がしながら大久保へ。

地下室は奥がコンクリ壁の撮影スタジオ。オーナーの緊縛師ミラ狂美氏（SMや手品や歌をされる方）のために天井から鎖が何本も。。
女王様のマヤ嬢はまだ私服で何人かの男女（音響映像の男子たち、受付とバーカウンターの女の子）に指示出しながら準備中でした。僕の顔見て、ご苦労様ありがとう、って。
この日のDJの一人が既知のＺＩＮくん（マダムエドワルダＶｏ）。彼とは80年代後半にマリールイーズというバンドをやった仲だ。毎年1〜2回は会ってるどこかで、ずっと今まで。だから久々ではない気がする。マヤちゃんは知り合ったのが30年前のＬＡ。訪ねて行った友人の同棲相手だった。その夜中にありあわせの針とインクで彼女の耳に小さいハートを彫ってあげた。今でも健在。その後1５年くらい前にパラドックスで軟骨（コンク）開けていった。だから1５年ぶりくらいか。

すこし押して１０時半頃オープン。思ったよりもお客さん来るんだね。外人さんも多い。
実際マヤちゃんがＳＭ業界でどのくらい有名なのか知らない。この夜は彼女はショーはやらないで接待だそうだ。ショーはミラ狂美師匠が行うそうだ。それまではスタジオ側ではクラブみたいにダンスフロアで、入り口に近い半分がソファーがいくつかあるパーティコーナーである。本当は各自お酒を買うのであるが僕にはなんだかんだとお酒が回ってきて５〜６杯は頂いてしまった。途中からいろいろ知った顔も来たね。よくライブで会う人。昔のバンド仲間（おもに８０年代のハードコアパンクの人脈が多い）、マヤちゃんがそういう人脈なのと、ＤＪのＺＩＮとこのシリーズ企画やってきたかららしい。だからＳＭといってもロック（パンク寄り）人脈なんだね。名刺撒いてきたけど、営業というより、旧友と昔話に花が咲いてというかんじ。ひさびさにほろ酔い。。

深夜１時半まわってメインの緊縛ショー。
撮影禁止でした。ミラさんはアラフィフらしいけどソフトなルックスなのでオシャレなＳＭショーですね。縛られるモデルの子は２０代かな。フツーのかわいい娘です。さすが縄師みごとなロープさばき。吊りますね。逆さにも。乳首噛んだり。蝋燭も。
官能的な魅せるショーです。そんなにハードではないです。モデルにいたわり感じます。マジでイジメてません。でもあんなに逆さにされたりすれば恍惚というか朦朧としちゃうでしょうね。モデルはトップレスでした。

ショーのあとに和服のマヤさんの挨拶とシャンパン乾杯で僕も壇上に上がりました。関係者の紹介で僕も序列の上位で紹介されマイクで彼女との出会いなどエピソード少し話しました。これって結構主賓扱い？

たまにいろんな場であることなんだけど、今回も僕のドラマー時代の熱烈支持者（？）に話しかけられて、とくとくと音楽的にどれだけ影響受けたかとか話されました。まあ昔リリースした音源で後輩たちに何かしら与えたのだとしたらそれはミュージシャン冥利というものです。活動はするもので音源も世に出すものですね。
この夜もなんだか音楽的な意味合いの夜に、、個人的には。

朝まで飲んでいろんな人とおしゃべりして名刺配って。。
しっかり始発の山手線で渋谷戻って５時にタイムカード間に合いました。
朝バイトは眠かったけど、そのあと台風で早閉めして伊豆に帰るのが眠かった。
眠かったけど運転は怖かった。〜そんなこんなで。