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2018年09月15日21:24

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2億円稼いで犠牲にしたものはないのかなあ

「専業主婦は2億円損」は本当か
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=5290436

 会社(公務員なども含めて)勤めをする女性との比較だと思いますが,読んでないので違っているかもしれません。確かに稼ぐ金額をくらべたらそういう算出はできるかと思います。でも,40年勤続することで失っているものはないのでしょうか。2億円稼ぐのにそれ相応の犠牲がないなんてことは信じられません。

「小学校に上がってすぐに,娘の言うことがおかしかったの。それで私は勤めを辞めたのよ。昔は学級担任もやってバリバリだったんだから」
 昨年いっしょに勤務した女性講師の先生の言葉です。娘さんが大きくなった今は非常勤の講師として勤務しています。
 わたしは男ですから疑問の余地なく40年近く勤務してきました。確かにある程度まとまった金銭は稼ぐことはできましたが,それが幸せだったかというとすんなり肯首することはできません。
 やり甲斐がなかったわけではありません。が,歯車のように組み込まれて使われているという思いをいつも持っていました。わたしだけではないでしょう。企業や組織で働けば自分の大半を犠牲にしなければなりません。それが2億円に見合うかどうかは解決できない価値観問題が横たわります。しょせん比べることはできません。

 わたしたちの世代,戦後の高度成長期と同じくして成長してきた世代は資本主義の教義にどっぷりつかっています。儲かることはいいことだで,すべてが教育されてきました。そろそろそういう価値観から脱出しなければならないのじゃないかと感じています。
 この本を読んでないのに批判するのは申しわけないのですが,金勘定というニンジンをぶら下げる生き方を見直さなければならないような気がします。
 2億円稼げばそれだけ犠牲にしたものが必ずあると思います。
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