中華製激安3Dプリンタの精度を把握する試み。
試しに0.2, 0.4, 0.8, 1, 3, 5mmの幅で高さ2mmの凹凸を印刷した。
ノズル径が0.4mmなのでどうなるかと思ったら、0.2と0.4の凸部は印刷されなかった。これは、スライサーがデータを作らなかった為と思われる。
凹部は印刷されたが、0.2は埋まり、0.4は僅かな隙間という感じ。3mmの凹部が2.8mmだったので、0.2mm狭くなる。
同じ理屈で印刷しているはずなのだが、凸部はほとんど誤差がない。
ちなみにXY面に対してのテスト。
Z方向は少し縮むようだ。4mmが3.7mmになった。
あとはスライサーの設定次第で品質が大きく変わる。特に重要なのはレイヤの厚みとノズルの移動速度だ。ノズルの移動は遅い程良いようだが、レイヤ厚は薄すぎてもよくないようだ。Z軸の精度の問題か、フィラメントの送り精度の問題か分からない。
当該プリンタの公式積層ピッチは、 0.05-0.2mmとなっているが。レイヤ厚0.1~0.15くらいが運用に適しているようだ。
あと、ノズルから射出した材料を冷やす為のエアブローがあるといいらしい。
さらに。ビルドボードへの第一層密着性を高める為に、マスキングテープを張ったり。整髪スプレーを吹付けたりとかしてみたけど、スティックのりを塗った後に、水で濡らしたティッシュで薄く延して少し乾かすのが今のところ最良。
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