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2018年08月17日10:44

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「首のない影・その2」

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次の日、太郎は父親と神社に参り、太夫さんに話したら、すぐに拝んでほっとした顔お願いくれたと。


ほっとした顔「太郎は、七月十五日までの命じゃ」
おじいさん「どうぞ、この太郎を助けてください」必死でたのんだら、太夫さんが、


ほっとした顔「死なんようにするためには、名前を変え、年を変えたらよい。そうしたら助かるはずじゃ。わしの名前、一之助の一字をやるから、一太郎としたらどうじゃ。年は、18から19歳にしたらよい」と言われた。


それから、一太郎に名前を変え、年を変えて、暮らしていた。今月は死ぬのでは、今月は大丈夫かと、生きた心地はしなかったそうな。


7月15日がやって来た。日がくれて、外に出ると、まん丸の月満月が出ている。

おそるおそる自分の影を見ると、ちゃんと人影首がついているではないかるんるん太郎は喜んで、すぐに太夫さんに知らせると、


ほっとした顔お願い「首があったか?これで長生きできる」と言われた。

それから一太郎は、みんなよりずっと長生きしたそうな。





ちゃんちゃん







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