【競輪選手はつねに「勝とう」とはしない】
競輪選手は、どんなレースでも一着を狙っているワケではありません。
たとえば、どうみても自分より強い
相手が出場するレースでは、手堅く三着を狙うということもありうるし、
勝てそうなレースでも、近々結婚
する選手がいる場合は、「ご祝儀」として勝ちを譲る場合もあります。
地元の選手が登場する場合も、同じように勝ちを譲ることもあるそうです。
競輪
は競馬
と違って、生身の人間の闘い。そこには、選手たちのさまざまな思惑や駆け引きがあるのです。
現実的には、こういう面も競輪の一部といえ、選手たちの心理や人間関係など、すべての要素を総合してレースを推理するのが競輪
の醍醐味ともいえます。
アルファベータブックス
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