Nordic & Celtic Partyは上野公園水上音楽堂にて12時開場，13時開演でした。
この時の宿泊先は渋谷でしたから，地下鉄の銀座線で移動したのだったと思います。
サラヴァ東京の山崎さんレコ発ライブ開場に間に合う時間までは観ていくつもりでしたが，私がチェックしていた主な出演者の演奏時間帯は，酒井さんモーテンさんのノルカルTOKO13時5分，健さんあらさん15時10分，豊田さんや須貝さんらのトライフル16時25分，トリのあんじょん16時55分といったところでした。その後にフィナーレも予定されていて，多数の出演者があるフェス形式の催しにて時間は押し気味になることが予想されます。
西郷像の方から上野公園に入り，水上音楽堂を目指すと，トップバッターの酒井さんとモーテンさんも会場入りのために前を歩いているところでした。特徴的なピンクのヴァイオリンケースをお持ちだったのではないかと思います。
きゃめるの1stミニアルバムの通販対応をしてくださったり，前年（2014年）秋にはのやと鷹栖でティプシプーカ＋のライブを観ているとはいえ，面識を得させていただいているか微妙でしたので，お声かけまではしませんでした。
この日の場内には，出演される方以外にも，お久しぶりの方々，お名前はかねがねの方々などが多数いらっしゃったのですが，健さんと行き合った時に，来てるんじゃないかと思ったという趣旨のお言葉をいただいた程度で，他の方々とは特に御挨拶までには至りませんでした（中原さんと会釈だけしたような記憶も甦りますが，この年だったでしょうか翌年だったでしょうか。）。
後にダイマでの健さんと某放送関係者のお話が漏れ聞こえたところによると，健さんは酒井さんの御両親とも御挨拶されたようなのですが，御両親の方が健さんよりお若かったとか。
じょんさんやトシさんも入場口の辺りで健さんと御挨拶されていた記憶です。じょんさんが上の方の席まで移動され，須貝さんに御挨拶されているのを見たような記憶もあります。
話を入場時に戻すと，お若い方々もスタッフとして立ち働いておられ，首都圏の大学のケルト音楽サークルといった方々だったようです。
物販コーナーの前を通ると，目当ての出演者に関するものは持っているものが殆どでしたが，各方面，殊にさらふぁい千恵さんのブログで激賞されていたのが印象に残るカルデミンミットのこの時点での最新アルバムONNI（邦題「しあわせ」）が並んでいたので，取り敢えず購入しました。
それから条件のよい場所を探して観賞場所の席取りをしました。
中央前方から数列目のＰＡ卓に近い場所だったと思います。
前の列ではSNS類での健さんへの書き込みでおなじみの曽武川のえるさんが御家族や知己の方と着席されていました。じかにお見かけしたのはこの時が初めてだったのではないかと思いますが，普段ネットでお写真は目にしていましたので，すぐにわかりました。御自分たちの出番もおありだったと思います。
健さんあらさん藤野さんは御自分たちの出番までは，後方の高い位置からステージを御覧になっていたようで，私の姿も見えていたと後に伺いました。
お席で健さんがあらさんのカンテレ用テーブルの脚を手にとってしげしげと眺めている写真を後に藤野さんがアップされていました。
この年（2015年）9月のオオフジツボ北海道ツアーのりびあんで藤野さんがお話しされていたところによると，本当はもっと違ったショットを撮りたかったのだけれども，脚を取り外すこともできることをあらさんがお示しされたところ，ほほうこりゃ珍しいと健さんがいつまでも手放さないので，やむを得ずそのショットを撮ったとのことでした。
御出演の方々は，まずはトップバッターの酒井さんとモーテンさん。この時点まではティプシプーカしか機会に恵まれず，北欧系の酒井さんを聴くのは初めてだったと思います。アラブ系を聴くまでには更に2年くらいかかることになります。
北欧系と言えば，翌年と記憶が混ざっているかもしれませんが，スウェーデンの国旗のカラーを模した衣装に身を包んだ玉田隆司さんがニッケルハルパの一団を率いておられるのも目にしたと思います。
玉田さんといえば，東京勤務の終わり近く，中村さんじょんさん沙耶佳さんといった顔ぶれを知り始めた頃，平日の昼だったので行けませんでしたが，皆さんで船橋市役所ロビーコンサートをされたり，銀座モダンタイム劇場なるユニット名を目にしたりということがありました。
私が北海道に戻った直後には，出張最終日に運良く訪れることのできた市川の男女共同参画センターでの定期音楽鑑賞会的な催しで，玉田さんのギターとじょんさんのフィドルによるアイリッシュデュオを聴いたこともありました。この出張時に中村さんから伺ったところでは，ちょっと学年の離れた先輩とおっしゃっていたと思います。
東京時代は千葉にあてがわれた住まいから通勤していましたから，船橋や市川はいつも通過していましたが，玉田さんも何かゆかりがあったのでしょうか。そういえば豊田さんも津田沼辺りにゆかりがあるようです。
そうした日々以来での玉田さんでしたが，この頃は東京ヨハンソンサーガというユニットでニッケルハルパを盛んに演奏されていました。
この催しの中心人物である染村和代さんらの家族的ユニットも聴きましたが，お子さん方のフィドルの達者さや曲目の妖しいイメージなど思い出されます。
首都圏ではレアとの御紹介で，健さんとあらさんの演奏も聴きました。
美しかったのですが，野外でＰＡを通す環境下だと，カンテレと残響の強いダルシマーの調整の難しさも感じました。
この2週間ほど後，菊水のPlantationでtricolorのライブにいらっしゃっていた千恵さんからも，この点はどうだったか心配されてのお尋ねを受けました。
千恵さんからは桑島実穂さんらのカンテレについてもお尋ねを受けたのですが，お三方での演奏は確かに聴いたものの，あまりうまくお伝えすることはできませんでした。
ではどんな演奏が印象に残っているかお尋ねを受けてお伝えしたのが，豊田さんや須貝さんらのトライフルです。何種類ものアイリッシュフルートを用意されて，取り替えながら取り替えながら取り替えながら吹く。見応え聴き応えありました。
そしてトリのあんじょん。やはり時刻はけっこう押していたと思います。
あまり自信がありませんが，ラストのセットには，JJFでもRINKAでのライブでも聴くことはあるけれど印象がかなり異なるクリスマスイヴが含まれていたのではないでしょうか。味わいはJJFに近いもので，キレよくテンポよく場内は盛り上がり，拍手はなかなか鳴り止みませんでした。夏のワルツでしたか，有名な夏のワルツとそうでないのがあって，梅田さんに教わったというお話は，前々夜に続きこの日も聞いたと思います。
その後はフィナーレのステージがありました。一応の予定では17時45分までとされていましたが，やはり押していて，サラヴァ東京の開場時刻に間に合わせるため，上野公園を後にしました。渋谷へは再び銀座線で移動したのだったと思います。
じょんさんは御自身がサラヴァ東京にお出になるために出発されたのだと思いますし，藤野さんはあらさんと越谷のおーるどたいむに行かれるようでした。
おーるどたいむでは，健さんと浜田さんのライブがあり，そちらに行っても皆さんと楽しい時間を過ごせたのでしょうが，そもそも今回３泊目を決めたのは，山崎さんのライブに行くためでしたから，それでは何のために３泊することにしたのかわからなくなるので，初志を貫徹することにしました。
サラヴァ東京には開場時刻頃に到着でき，お客の中でも先頭近くで入店したのだったと思います。すると早々に山崎さんに行き合いました。
2011年のJJF北海道ツアーの初日2日目最終日と御一緒して以来，この時点で4年経っていましたが，その歳月がなかったかのように，おおどうもと変わらず迎えてくださり，変わらぬ九州男児の好青年ぶりでした。
ゲストはレコ発ツアー全てに帯同される梅田さんに，東京ではJJFのお三方，サックス界からは大石俊太郎さんでした。
客席には長尾さんなどのお姿もあり，札幌でも遠来の出演者を招いての大きなイベントで感じることがあるのですが，仲間の晴れ舞台はコミュニティが一丸となって支えるという温かさを感じるのでした。
山崎さんは留学を終え，この時点で既に九州の住人として音楽活動をされていて，東京には遠征ということのようでした。
長尾さんが私と山崎さんのことを北海道と九州からというようにおっしゃってくださいました。
昼に続いてたまたま曽武川のえるさんとお母様の近くの席になりました。
私は言葉を交わすことはなかったのですが，近くの席の若者がアイドル然としたのえるさんのルックスに反応したのか，どこどこのライブにいなかったかというお声かけをされていたようでした。
どうやらそれは別人だったようなのですが，それをきっかけにお母様が若者にいろいろなことをお話しされていました。
のえるさんがここに来たのは�飜酥�土さんを通じてのゆかりによるものだったようで，�飜遒気鵑隼該蠅気鵑箸慮羇愀犬任△襪箸�，自由が丘のクランでのPaddy Fieldの一員として演奏していることや豊田さんのこと，のえるさんが健さんのことを慕っていて，越谷のライブにも行きたがっていたのだが，山崎さんのライブも外すことができなのでこちらに来たことなどなど。
若者には何のことだかわからない話のようでしたが，私は反応したくてうずうずしてしまいました。後にのえるさんにＦＢのリクエストをした際，お隣のテーブルにいた方ですよねとのお返事をいただいたのでした。
ライブの方は，4年ぶりの山崎さんでしたが，かつて聴いたJJFのツアーの一員としての演奏の再現ではなく，ゲストの皆さんもきちんと山崎さんを立てておられるのが印象的でした。トシさんは御自分たちがお出になったことを「今は活動していないんだけど，義理でね」というようにおっしゃっていました。
金曜の夜に中央線の車中でじょんさんがはこだて国際民俗芸術祭の時の宿泊先のオーナーが親切にしてくださったお話をされた時，いつも前を通っているホテルなのに名前が出てこなかったのですが，その後，思い出していたので，この日の終演後にステージに近寄って，シャロームインでしたねと申し上げました。
中村さんは私とじょんさんに権頭真由さんと佐藤公哉さんの御婚礼の動画を見せてくださいました。皆さん学生だったのにとの感慨をじょんさんに申し上げました。
宿泊先がすぐそばだったこともあり，お客の中では最後の方まで残ってサラヴァ東京の前で皆さんとお別れしました。
翌（2018年）6月8日（月）は，夜は高円寺のムーンストンプで後の野口☆健withトシバウロンのお三方のライブなどもあったのですが，私には函館便がある時間に帰らなければならない1日です。秋葉原で自分への御褒美に少し高い買い物をしたり，その荷物を携えて元住んでいた千葉市某所に行ってみたりしてゆっくりと帰りました。
さて，翌週末は今度は札幌に行っています。
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