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2018年09月25日11:05

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無垢の予兆

神事で馬が虐待されているニュースを見て、ウィリアム・ブレイクの詩を想い浮かべた。
「無垢の予兆」(壺斎散人「ピカリング草稿」訳)、個人的に一番好きな訳詩だったり。
『イヌが門の前で飢えていれば、それは国が滅びる前兆
 馬が路上でこき使われていれば、天はやがて人の血を流す』

恋愛ドラマよりもアクション映画の方が、人間の本質的な優しさを描いていると思うし。
SF映画の方が人間ドラマよりも、人間の本質と現在とを描けていると主張して止まず。
「サイレント・ランニング」と「惑星ソラリス」のラストシーンから、それは始まった。
「ブレードランナー」を経て、押井守「攻殻機動隊ゴースト・イン・ザ・シェル」へと。
そして「ブレードランナー2049」、これが現時点での最高峰の到達点だと見ている。
来年2019年は「ブレードランナー」の舞台と同じ、2049年を見届けたいもんだ。

ブレイク「天国と地獄の結婚」の一節から、オルダス・ハクスレー「知覚の扉」が誕生。
その「知覚の扉」をバンド名に冠したザ・ドアーズが産まれ、ジム・モリソンが現れて。
ジムの大学の同級生だったフランシス・フォード・コッポラが、「地獄の黙示録」監督。
そのファーストシーンでザ・ドアーズ「ジ・エンド」が流れ、自然を焼き尽くしていて。
「ジ・エンド」は初アルバムの一曲目に収録、ジム・モリソンは嵐の様に他界していく。
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