《ンのやろ…!》
休憩無給化決定…。
事実上の減給。
執行が決まってたんならそう言ってくれればよかったのに。別に怒りゃせんさ。ガッカリはするけど。
しかも、俺が居ない所で通達とは…。決定事項に反論するほど俺はアホじゃないぞ。
…で、推測できる問題が幾つか。
残業を減らす意味での休憩無給化。
貰えないとなればもっと残業をする輩が居る筈。…少なくとも5人ほど。…多い。
こういった人たちを如何にして効率的に動いてもらえるようにするか、上司も気にしているところだ。
…まあ、はっきり言って無理。サボる人間はサボるし、出来ない人間は出来ない。そんでケツ追うヤツはケツ追う!
社会になじめていない10代20代を仕込むのとはワケが違う。みんな揃って40〜50代。
あ〜あ、そんなのもひっくるめてまとめる案だったのになぁ。実績付きの。
人間に協力なんて求めるもんじゃないよ。どうすれば自然と協力の手をのばしてもらえるかを考えなければ。
難しい話じゃないんだけどね。
まあ…、とにもかくにも減給。月約15時間分〜なり。
取り敢えず事態を理解していないらしく、笑い話に没頭するリーダー1名と主任に八つ当たりしてみた。そしたら謝られた。違うんだよ。もっと堂々として欲しいんだよ。
…あ、そうか。先週末、主任捕まえて本気の説教したんだっけ。だからか。
それにしても、さっそく不穏な動きも見えてるし…。真面目な人に限って…。分かっていたけどね。
《リスキー》
はい、猛暑。
品薄状態が各メーカーに襲来。
コカコーラ・サントリー・キリンを筆頭に、とにかく売れないアイテムが減産され、売れ筋を作りに作りまくっている状態。…でも、間に合っていない。
俺はいいよ。仕事減るし。
なんて思ってたら、聞いた事も無いメーカーの飲料がわんさか入荷。
わかっちゃいたけど…、やっぱそう来たかぁ。
そんな品物を各店大量陳列。
という事で全ての店舗に現実離れした数を強制配送。きっと売れ残り必至。そんなの分かってる。分かっているけど、こっちは出さなきゃ倉庫が溢れる。
み…右肩が…。右手が…。
ざっと計算したら一人頭1700ケース…。酷い。
…で、その前に終了した本日の個人業務、1400ケース…。むぐぅ…。
やってらんねぇ。
…と、誰もが逃げ、避ける部門のリフト作業に没頭する事にした俺。
誰もが嫌がる場所なのでどこからも文句は飛んで来ない。むしろ感謝の眼差し。
しかし、そこでの1ミスは2〜28万円なり。
1本100円も束なるとエライこっちゃの数値に…!
でも大丈夫。既に過去2回ほど経験済みだ。
とはいえ、前回はスロットの儲けでどうにかなったが、今回はすっからピンだ。多分来週いっぱいまで俺はこちらに逃げてくる事になるだろうから、ミスだけは…でかいミスだけは避けなければ。ドミノ倒しなんかご披露の際には稼ぎに来ながら半永久の借金を背負う事になる…!! かも。
体力を削るか、金銭を削るリスクを背負うか…。どっちにしても分が悪い事だけは理解できる。でも右肩の回復は急ぎたい。
もうちょっと救済要素欲しいなぁ。
前回の『お~いお茶 濃い茶』の240本はさすがに飽きたなぁ…。これでも奇跡的に少なかった数だけど。
《姓名・人格判断結果》
久々の男性の判断。
凄い事になった。…はぁ〜…、そういった方でしたか。
…さんざん今までチャンス捨ててたろ?
しかも、強気に出るべきところで弱気になり続けたろ?
一言にもったいない。
でもまぁ、まだ30そこそこの歳だ。幾らでも何とでもなるわな。あとは近付くべき人材の見分け方を伝授しなければ。
そんな結果だ。
確かに人格は俺個人の判断、客観的な判断、関係者の判断、外部の噂…、どの角度から見ても当たっている。
…けど、現実の立場が…。
これまでも何人かそんな人を見て来たけど…もったいないなぁ。自信を持てないばかりに。
…人の事言えんけど。
《情報漏れ…?》
なんだか最近、ワンマンで厳しいと噂高い副主任が変に色声を俺に使う。
これまでの俺に対する言葉遣い、表現、目線が確実に違う事は…きっと勘違いじゃない。
変な話でも漏れてないだろうなぁ…。とか、気にするも、入り込み難いタイプだったりするので情報も状況も掴み難い。
それとも『ポケモンGO』でレアな相手でも入手したのか?
それとも俺が壊した焼きそばを黙って食ったのか?
教えろ51歳!(同じ歳と吹き込まれ2年間騙され続けた。知ったのは2週間前)
あ〜気になる。絶対に小躍りしながら仕事を頼みに来るような人じゃないもんなぁ。
………気になる。
《あとがき》
怪我をした事で実感する五体満足のありがたみ。
わかっちゃいるけど、怪我の無い時はそれが当たり前で気にしない。
生物の体はその生態に合わせて都合良く出来ているもので、例えば腕一本が思い通りに動かなくなっただけでも様々な分野で苦労を強いられる。
今回、高所からの落下で右肩を痛めたが、素人ながらに放っておいてもいずれ完治すると分かる、いわば打撲? みたいなものだが、仮にこれが腐って体から離れると想像すると、なかなかうんざりする。
腐って落ちる事は自然の摂理と考えれば、実はあまりショックではない。有るものは有る、無いものは無い。…ではないが、『失ったものは失った』と自分の中で理解できるからだ。
しかし、失った先の生活を考えると…これがしんどい。ただでさえ利き腕。細かい作業は出来なくなるだろうし、いちいちバランスを崩しそうだ。気軽に扉1枚開けられない。
『人間、健康が一番』なんて言葉を幼いころによく聞かされたが、こうやって身動き一つに不自由を感じると、今さらながらに『なるほど』と納得するものがある。
どーでもいいけど、この痛みとか痺れとか早く取れないかなぁ。
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