火星への移住は無理だった？　フォボスかダイモスをくりぬいたら？

火星への移住は無理だった？　
そこに「大気」はつくれない、という研究結果　[産経新聞]

http://www.sankei.com/wired/news/180815/wir1808150001-n1.html

結論から言うと、火星の質量が小さい事とハビタブルゾーンからぎりぎり外にはみ出している
軌道に存在している事は、惑星表面に二酸化炭素を大量に放出して温暖化効果を作り出した
程度ではどうする事もできないという訳ですね。

そもそも地球外の宇宙空間に人間が恒久的に生活する場所を創るならば惑星や月に拘る
必要はないと思います。そう、スペースコロニーをゼロから建設する方が確実でしょう。

太陽系の広範囲を人類の活動領域とするならば、むしろ重力に支配されて高いコストを
打ち上げに支払ことを要求される惑星居住者よりか、壁一つ向こう側が宇宙空間であり、
しかも人工的に慣性重力を遠心力によって発生させるスペースコロニーならば宇宙船の
発射するタイミングだけを注意するだけで天然のカタパルトも利用できます。


いっそのこと、火星ではなくその衛星のフォボスかダイモスの中身をくりぬいて、
そこに居住空間を作り密閉型のスペースコロニーに作り替えて火星を眺めながら
日々の生活を送るのはどうでしょうか？　W

こういうのを本末転倒と言いますね。「それなら火星まで行かなくてもええやん？」


しかし、私が思ったのはイーロン・マスク氏は宇宙事業に熱心なわりに宇宙開発の
良しあしの知識に乏しいのではないかと…