生霊だか幽霊だか夢にそっくりな少女の偶然の出現か知りませんが、とにかく勝手に名付けました。ひとつ前の日記に出てきたホテルです。
館内。ホテルというより金持ちの家って感じ。古さを感じます。
これ鏡じゃなくて壁に窓が開いてるの。であちらこちらが見えてるんだけどなんか、薄暗い。
フレスコリームとオーナーが言うだけあって彼方此方にはげかけた本物のフレスコ画が。室内にぐるぐる廊下があっ杖家具部屋やクローゼットや着替え部屋が。いいんだけど、なんかポンペイの遺跡を思い出して……
だって窓の外がこうだからね。でも、悪夢を抜きにすればいかにもベネチアって感じで、わたしは嫌いな宿じゃなかったな。
ベニスは、どこをどう歩いても、ベニスでした。然し存在感で一番だったのはあの美少女の、わたしを覗き込んだ時の目……はううう……
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