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2018年08月14日14:45

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【日記】昔のこと

今朝、午前4時に目が覚めました。早寝をしたせいなんでしょう、二度寝しようとしてもうまくいかない。暇つぶしにネットで漫画を検索していたら、懐かしい作品がヒットしました。

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「ダンドリくん」泉昌之作 1990年。28年も前になるんですね。連載当時私は東京で貧乏学生をしており、コンビニで立ち読みしたことを覚えています。単行本を買うほどの感激はなかったですね。

今読み返してみると当時の世相が見えてきて、とっても興味深いです。ソ連でゴルバチョフが大統領に就任した年です。イラクがクウェートに侵攻、ドイツが再統一と世界は激動してました。ちなみに任天堂のスーパーファミコンが売り出されたのもこの年でした。オウムの地下鉄サリン事件の5年前。マチで白装束の人がパソコン売ってたり、ショーコー音頭みたいのを踊ったりしていましたっけ。

で、ダンドリくんなんですが。この28年でこれほど大きく身近な社会が変わるとは、とビックリです。電話といえば公衆電話、スマホどころか携帯の影も形もありません。調べると、電電公社からNTTに民営化されたのが85年。まだやっと車載電話の可搬型・ショルダーホンの時代です。

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87年に手持ちの携帯になり、でも重さ900g。テレビドラマ(トレンディドラマ!)の中で見た程度、まだまだ高嶺の花でした。

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「NTT Docomo」のブランドが出来たのが92年です。当初は「ムーバ」とか言ってましたよね。デジタル化(PDC)したのが93年、どんどん進化していきました。それが今やスマホですよ。ネットがないと生きていけない程、親和性が高まりました。


スマホと言えば現在ではもう、手帳というか持ち運ぶパソコン並みの性能で、スケジュール管理やデータについても一元化しているわけですが、作中だと6穴のシステム手帳」が礼賛されております。確かに画期的でしたもんねぇ。マンガの作中、ダンドリくんが興奮気味に「全てのデータが一つの手帳に!」なんて力説しとります。88年の映画「ダイハード」第1作冒頭でスーツに身を包んだアラン「スナイプ先生」リックマンがスマートにシステム手帳を取出し、犯行声明を読み上げるシーンなどが思い出されます。

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右手にシステム手帳持っているの、分かりますかね?タカギ社長のジョン・フィリップスのスーツを褒めた後、冷酷に撃ち殺すんですよねぇ。

ダンドリくん、タバコについても驚きます。まず主人公が喫煙者!。新幹線の中でも平気でスパスパ、歩きタバコの描写もあります。今では考えられないことですが、当時は常識でしたよね。私はずっと吸わないので、タバコがもうもうとした場所は本当に苦手でした。いい時代になりましたね。

マンガを読んで、世の中が色々変革したことを実感しました。便利になったのは間違いないでしょう。さまざまな事象が絡み合い、複雑化したのも事実です。人間、こうして年老いていくんですねぇ。さて、お盆だけど今日も仕事です…
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