6月5日から7日まで日高十勝方面の旅。
印象に残った事だけ羅列する。
日勝峠の国道274号線は開通したとはいえ、台風の復旧工事はまだ続いており、道端に大型トレーラーが腹を空に向けたまま放置されていた。
運転席は無傷だったからドライバーは避難できたのだろう。
路肩が崩れてしまったのだろうか。
「ぴあ21しほろ」の道の駅は田舎のスーパーみたいなところだったが、近くに新設され普通の道の駅になっていた。
鹿追に陸上自衛隊の駐屯地があるので、装甲車やらアンテナを積んだ通信車やら沢山駐車していた。
鹿追の神田日勝記念美術館に入る。
神田日勝という名前は日高と十勝から取ったペンネームだと思ったら本名で、日本の勝利を祈って名付けられたらしい。
そもそも東京練馬生まれだから関係ないわな。
日勝は1937年(昭和12年)生まれだから、盧溝橋事件から勃発した日中戦争の勝利を祈願したんだと思う。
神田一家が鹿追に疎開してきたのは太平洋戦争の敗戦の前日だった。
新聞に載った、新聞紙を貼った壁に囲まれて膝を抱えている「室内風景」とか印象的だった。
確かそのあと死んでしまったという記憶がある。
一通り見たが「室内風景」無かったなと思ったら「北海道立近代美術館蔵」だそうだ。
占冠の道の駅の倉庫の壁に可愛らしいイラストが描かれていた。
ムツゴロウのイラストに似ている。
ブラジルサンパウロ出身画家、大岩オスカールさんの作品だそうだ。
むかわの道の駅の駐車場脇につるはし持ってヘルメット被った作業服姿の人形が立っていて「変わったユルキャラだなあ」と近寄ってみたら、化石採集用のハンマーを持ったむかわ竜君らしい。
蝦夷層群という白亜紀の地層がむかわや穂別に露出していて、アンモナイトや恐竜の化石が見つかるのだ。
http://www.akarenga-h.jp/archives/library/1699/
むかわ町公式キャラクター、むかわ竜に頭かじられているメロンの「むかろん」が面白い。
なんかこの絵のタッチ、東神楽町の「かぐらっきー」に似ているような。
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