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2018年06月06日21:22

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【6/3未明】火星の拡大撮影

 今回も直前の日記の続きになります。好天に恵まれた3日、夜半から明け方にかけて見えている3惑星の拡大撮影をしました。木星、土星と撮影してから、最後にこの夏に大接近を控えている火星に今季初めて望遠鏡を向けました。

火星
フォト

2018年6月3日03時28分、1/25秒露光× 595コマ、トミーテックBORG 100ED(PL32mm+ボーグエクステンダー使用)、オリンパスC-750UZ (ISO100, JPEG)、GPガイドパック赤道儀、東京都足立区にて
※写真は望遠鏡の眼視での見え方に合わせて南を上にしてあります。

 火星の拡大撮影はほぼ2年ぶりです。肉眼ではすでにかなり明るいものの、視直径は15秒角をやっと超えたあたりで、小口径の望遠鏡ではやや厳しいものがあります。こちら側に向いていたのがシレーンの海あたりで、あまり目立つ暗色模様がなかったのが残念ですが、それでも発達した南極冠の白い輝きは際立っていました。
 土星の撮影時に最良だったシーイングは若干悪化し、火星の視直径の1/10程度の細かな揺らぎがありました。 暗色模様の詳細は写せなかったけど、南極冠が発達している様子は捉えられました。

 今後、最接近に向けて視直径はさらに大きくなり、7月末には今の6割増の24秒角に達します。関東甲信越は本日梅雨入りしましたが、晴れ間をなるべく逃さないように継続して撮影していこうと思います。
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