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2018年06月03日23:26

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安室奈美恵ファイナルツアー 2018 〜Finally〜 (於 東京ドーム 6/2 セミファイナル)

(※すみません。自分用の記録を兼ねているので長文です。。)

昨年9月の衝撃の引退宣言から9か月、80万人の観客を動員した最終ライブツアーも大詰め。6/3(今日)の公演が最終となりました。私は、昨日(6/2)幸運にもセミファイナルに参加する事ができました。

      新緑に映えるドームホテル
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 ツアー電光掲示(帰りに消灯されていて悲しかった。。)
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(開場前の様子)
16時の開場に対し、14時少し前にドーム前到着。炎天下でしたが、既に集結している多くのファンがグッズ売り場に並んだり、コスプレでの撮影や交流を楽しんだりして、ちょっとしたお祭りのような雰囲気で、皆が思い思いに最後のステージ前の時間を慈しんでいるように感じました。お客さんの年齢層は、若い男女や親子、私のような中年の男性や女性グループなど、かなり幅広く、ここでも25年に渡る活躍の歴史と世代を超えて通じるメッセージの力を感じる事ができました。

幾つものパターンがあるのぼり      WOWOWの宣伝看板
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今回のファイナルツアーは、25年の活動で得た「世代を超えた安定的な人気」が定着・拡大しているタイミングでの引退だった事もあり、ベストアルバムは驚異のセールス。ライブのチケットはいつもに増して取りにくい、という状況を生みました。ライブのチケットは転売を徹底的に排除するための本人確認を厳格に実施したため、販売(いつも競争率は高いですが)本人、同行者の氏名の登録、写真付き指定身分証明書の持参、現地での本人性チェック作業など、たくさんの手間と課題があったようで、私自身もチケットボードに登録した氏名の文字を少し間違ってしまい、修正では大変気を揉みました。ただ、さすがに最終公演が近付くにつれ、お客さん側の理解や、現場スタッフの知識やスキル向上もあり概ね対応はスムースに行われているように感じました。

(開場〜入場)
開場予定の16時の15分ほど前になると、先ず、写真付きの指定身分証を持っているかのチェックをゲート毎に開始。続いて、デスクにQRリーダとパソコンが配置された関門で携帯画面に表示したQRコードの氏名と身分証の内容をチェック、持ち物チェックを順に行い、全てクリアした人から少しずつドームに吸い込まれて行きます。(この行列は開演直前まで絶える事がなかったそうです)ちなみに、写真撮影はチェック会場以降全て禁止。

 手荷物、本人性確認、チケットチェック会場
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私たちの席はdアカウントでのチケット当選のため、FCの方々が集結しているアリーナではなく3塁側2階席です。狭い通路から球場に出ると、圧倒的な開放感を伴う巨大な空間が拡がり、少し霞がかかる彼方に・・セットや舞台らしきものが見えました。(天井からは最後に落下させる風船の大きな包みがぶら下がっています)

(開演まで)
開始まで時間があるため、ライブに備えてコンビニ(セブン)で購入したお握り、パン、スタンド裏の売店で購入したチキンやポテトを食べられるだけ食べます。過去コンサートをしたミュージシャンの記念パネルを見たり、何十メートルあるか分からないトイレの行列に並んだりしていると直ぐに開始時刻となりました。

(ライブ本編)
18時を少し過ぎてオープニングの映像が始まりカウントダウン開始。2人の近未来的な出で立ちの聖火ランナーが登場し打ち上げ花火に点火。打ち上がった花火が到達した聖火台に大きな炎が灯ると、ついに「安室ちゃん」が現われ、オリンピックテーマ曲だった「Hero」が始まりました。歌い始める前から鳥肌です。(神々しい!)

「Hero」に続き、ダイナミックでスピードのあるフラッグパフォーマンスに合わせ、キレキレのダンスとビートの効いた「Hide and seek」を披露。(カッコ良い!)素早く着替えてエロっぽい「Do Me More」(これはあまり好みでは・・)

「Mint」を経て、再度早着替え。ピンク?の衣装で「Baby Dont Cry」(PVがキレイ!)「GIRL TALK」など可愛らしいナンバーを披露。特に「GIRL TALK」の両足をそろえてターンする独特の動きが好きなので視力1.5を駆使してダンスに見入ります。(40歳なのに本当にかわいいです!)

一瞬の休みも無くこの後も数曲披露、女性ダンサーの紹介の間にまたまた衣装チェンジ。「Showtime」「Just You And I」「Break it」「Say the world」、「Love Story」←コレ大好きです!など、ダンサブルな曲とバラード調で聴かせる曲を歌い上げ、おじさんに最も馴染みの深い「SWEET 19 BLUES」「TRY ME 〜私を信じて〜」「太陽のシーズン」「You’re my sunshine」が続きます。(歌詞も覚えてます!)

そして次は「Get Myself Back」これいい曲です。歌詞もいいです。綺麗な映像に合わせ、安室ちゃんも伸び伸びと歌います。お客さんも一緒に「Oh〜Oh〜Oh〜Oh」の大合唱。涙ぐんで歌っている人もいました。いい感じにステージと一体化できたタミングで「a walk in the park」がスタート。舞台後方にある3つの巨大スクリーンに1997年、2012年、そして現在のパフォーマンス映像が同じアングルで流れます。アップの安室ちゃんが髪をかき上げる仕草まで全く同じアングル(だったかな?)ナイス演出です。そして外野を横切るように設置された横長のステージを"カモシカ”のように全力疾走!(どこにそんな体力残っていたのか!!)お客さんも私も大興奮!

「Don’t wanna cry」「NEVER END」など名曲が披露された後、もう何度目の着替えか分からないのですが「CAN YOU CELEBRATE?」のイントロで信じられないくらいキレイな純白のドレスの安室ちゃん登場(キレイはドレスと安室ちゃん両方にかかってます)ドレスの裾を持ってちょこんと挨拶する姿も素敵です。バックの植物(花)が成長する映像も素敵。可愛らしいのに、落ち着いて堂々とした歌ももちろん深く染みます。

ウエディングドレスはこの1曲のみで、直ぐに激しいダンス曲「Body Feels EXIT」「Chase the Chance」に戻ります。最早、歌詞も理解ではなく"感じるのみ”といった雰囲気で盛り上がり、背後からも絶叫して歌う女性の声が響き、異様な盛り上がりを見せます。「Fighter」後には男性ダンサーの紹介。その後「Do it For Love」で安室ちゃんが何かを叫び(騒げ!東京!と言ったらしい)舞台には「25 THANK YOU I♡FUN」の文字がせり上がる。文字を認識したお客さんが更に盛り上がったところで"花火ドカーン”でコンサートは一旦終了となりました。

有頂天から突如放り出されたように放心してしまった私も暫くして状況を理解。来るアンコールに備えます。

(アンコール)
アンコール前の暗転の時点で時間は 20:45、公演は3時間ほどと聞いていたので、あと15分ちょっとで終わってしまう・・ちょっと寂しくなりながら再開を待っていると、そんな心配は不要!!と言わんばかりに、アニメ「ワンピース」のキャラクターが大スクリーンに登場。それぞれのキャラたちが安室ちゃんの新たな旅立ちへ祝福の言葉を述べます。そして主題歌の「Hope」(これもかっこいい!)。天井に長らく吊されていたドでかい袋が裂けて大量の銀風船がアリーナに落下。ちょっと会場がザワザワしますが、最新アルバムのタイトル曲「Finally」が始まると急にドームはしっとりした雰囲気に。。

「ああ、本当に終わるんだ・・・」

と急に意識させたれたような感覚です。これまでの大騒ぎが色々な思いとともにドームの広い空間から自分に返ってきて染みこんで行き、自然と涙が溢れます。

そしてオーラスは「How do you feel now?」。過去映像が背後のスクリーンに25年の総集編のように流れます。曲終わりでは、これまで活動を供にして来たダンサーも舞台に再登場し一緒に観客へ挨拶します。最後、舞台に残った安室ちゃんからファンと関係するスタッフ・ダンサーへ感謝の言葉がありました。内容はあちこちに掲載されていますので省きますが、印象に残った言葉だけ紹介します。

「いち音楽ファンとして、皆さんの素晴らしい毎日の中に素晴らしい音楽が常に溢れているよう、心からそう願っています」(安室奈美恵)

音楽を聴けないほど落ち込む事もあるけど、やはり音楽に助けられる、勇気を貰える、毎日の元気の素になる、そういう日々は意識せずも自然にある事です。でも、もし、大好きな音楽が無かったら、或いは音楽を愛せなくなったらどうやって毎日をやり過ごして行けば良いのか、自分には全く想像できません。(私の感想)

そして、最後、ステージを去る時には、

「最後は笑顔で、みんな元気でね。パイバーイ!」(安室奈美恵)

(その他の様子)
とにかくこのコンサートでは「安室ちゃん」が「小さく手を振る」「舞台を移動する」「衣装を替える」「何か言う(←聞き取れない・・)」「手でハートマークを作る」「何かする」毎にもの凄い大歓声が起きます。

観客は一瞬にして感激と興奮の世界に引き込まれ、私もオープニングからアンコール終了(実際は退席まで)までほぼ一度も着席せず、ずっとリズムに合わせて体を揺すり、手拍子、時には一緒に歌い続けました(ドカ食いしておいたのでバテません。万歩計はドーム内だけで8千歩でした)
 
 終演後のドーム
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噂通りドームの音は良くなかったです。でも雰囲気・共有できた空間だけでも最高!

 サイゼで乾杯、     記念電子チケット
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奈美恵さんの芸能活動期間はモロ私の会社人生の期間に被ります。これだけ長大な時間を、常に自分と向き合いパフォーマンスを高め、現在の彼女が存在していると思うと一つ一つのパフォーマンスが尊く、崇高なものに感じます。

少女のようにはにかんだ笑顔を見せたかと思うと、洗練されたそのテクニックに見とれるしかないキレキレのダスを披露、ビートの効いたダンサブルなナンバーでも、伸びやかなバラードでも乱れなく完璧なボーカル。ステージを端から端まで走り抜け3時間MC無しのライブをこなす強靭な体力。こんなに!素晴らしいアーチストなのに格好良くてそして凄くかわいいのです。

もう会えなくなるのはとても残念ですが、先ずは、素敵な夜をありがとうございました、という気持ち、そして、25年間走り続けた安室さんに「お疲れ様」と伝えたいと思っています。


9.16 追記

引退発表から1年、あっという間でした。昨日はすっとabema‐TVの特集を見ながら彼女をオンタイムで見てきた25年、そして年を食ってから改めて彼女のパフォーマンスを味わったこの1年を(勝手に)振り返ってました。

お疲れ様でした。しばらくゆっくりしてくださいね。。
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