さっきTVを見ていて思い出した事がある。
遠方の人へのお土産は、文字通り地元のものが良いだろうという事で、私は地元名産の狭山茶を持って行く事にしている。
産地なのでそこら中に大小お茶屋が点在している。生産者兼小売や小売だけの店もある。
過去に何度かそんな店でお茶を買ったのだが、大抵の場合、店に客が入って来ると同時に店員がお茶の用意を始める。しばし店内を物色して「この贈答用のやつを下さい」と声をかけると「分かりました。こちらにお座りになって一服してお待ち下さい」とお茶を出される。
店員は茶箱から茶葉をとり計りに乗せ、それをパック詰めして箱に収め、包装してくれる。
この作業間に客を手持無沙汰にしない配慮なのだろうが、初めてこのおもてなしを受けた時に衝撃が走った。
このお茶が馬鹿みたいに美味かったのだ。
これがお茶なら、今までに飲んできたお茶はなんだったのだろう。と思うほどに。
高級な茶葉なのか? 淹れ方の差なのか? その時は「美味しいお茶ですね!」と感想して「ありがとうございます」という受け答えしか出来なかったが、今度はもう少し掘り下げて問いかけようと思った。
他に感動した事で思い出すのは、初めてフォーミュラーカーのレースを生で見た時の車の速さ。
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