サの道

去年ぐらいにサウナの良さを知った。
それまでは本当に苦手で、よくこんなとこに10分も入ってられるなと思ったし、
出て水風呂に浸かろうとしたら予想以上に冷たくて入れず
この拷問と拷問を交互に行き来するだけの行動に何の意味があるのか理解できないでいた。

まんしゅうきつこ先生というど最低な名前の漫画家がいる。
僕はこの人の漫画が結構好きで、アル中になった時の体験記などを読んだりしてたが、
現在週刊誌のSPAで「湯遊白書」という漫画を連載している。
マンガの中で先生は弟にサウナを勧められ行ってみるが、上に書いた僕みたいな状態で
何も良くないなと感じる。だがその後、徐々にサウナに開眼していくというストーリーだ。
ストーリーってほどのものでもないけど。
これを読んでいて、あれ？サウナってもしかして…？と思い
僕も開眼したというわけだ。

サウニスト（サウナ好き）はみんな言っているが、やはり水風呂に入らないと意味がない。
まんしゅう先生も漫画の中で弟に「水風呂に入らないと」と言われていた。
サウナを出た後に水風呂に浸かると、割とすぐ慣れて来ることに気付く。
そして水風呂を出た後しばらく外気浴、もしくはその辺のスペースに座っていると
体がぼんやり痺れてきて段々と脳がユニバースへ溶け、ディメンションを超越するような

要はトリップできるのだ。この楽しみ方が健康的なのかは、はなはだ疑問だが
サウナ好きの本やブログを読んでもみな同様の楽しみ方をしている。

そして気づいたことがある。出た後意外と疲れている。
あっためられたり冷やされたりで体温調節機能はフル稼働
汗もかいてかなりカロリーを消費しているのだと思う。

逆に不健康。でもやめられない。もう麻薬認定した方がいい
もし外気浴する場所でトランスミュージックとか流してるサウナとかあったら
行っちゃうもんな。

似たような施設で岩盤浴があるが、それは大して好きじゃない。
なぜなら水風呂にあたるモノがないから。
あったまったら外に出て自然と冷えるの待って終わり。

薄暗くて暑い空間で寝てるだけ
あんなのただの夏の夜じゃん。
夏の夜にでかい岩の上で寝っころがってればいいじゃん

と言いつつも別に嫌いじゃない岩盤浴。
水風呂はなくてもとにかく汗を出せばすっきりはするのだ。

温泉みたいに、サウナも全国津々浦々にあるので
地方に行く楽しみは増えたなと思う。
ただその度に体は地味に痛めつけられるけど。


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最近のこと

駅ビルで買い物をしている時、血管年齢を測る機械があったので
試してみる。実年齢マイナス３歳くらいが健康です。と書いてあり測ってみたら
血管年齢１３歳
実年齢３３歳
ここまで低いといいのか不安になってくる。