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2018年04月28日18:30

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(2014年)11/30その2 ユアエルム八千代台

嵯峨さんが大瀧詠一や戸川純を愛好するようになったのは,もともとはお姉様の影響というのをお聞きしたことがあったように思います。

私がムーンライダーズや杉真理さんを愛好するようになったのも,そもそものきっかけは姉が聴いていて耳にする機会があったからかと思います。今では新作が出ても姉はさほど聴かず,私の方が熱心なファンとなりましたが。

ムーンライダーズも杉さんもデビューは1976年前後で,私が道南から東京に転勤した2006年からの3年間はちょうど30周年の節目を迎える時期でもありました。
新作の発表,旧作のリマスターによる再発売,そして記念のライブも何本もあって,皆さん単なるレジェンドではなく今も第一線で数々の素晴らしいパフォーマンスを繰り広げているのだということを目の当たりにできた日々でした。

その杉さんの久々の新作がこの2014年秋,僅か数日前に出たばかりでした。
この年の5月にもMoment Quartet Stringisとコラボしてのタワーレコード限定盤が出ていましたが,それはこれまでの名曲の数々が弦楽で生まれ変わったという趣きのアルバムでしたので,新曲からなるソロ名義のアルバムは30周年時期の『魔法の領域』以来久々だったのではないかと思います。

これまで御縁のあった数々のミュージシャンが参加しておられ,私が愛好する方々では,黒沢秀樹さんや野田幹子さんのお名前もありました。野田幹子さんは御参加の曲でメインヴォーカルと言ってもいいくらいの役割を果たしておられるほどでした。

発売直後のこの週末から首都圏各地でインストアライブ等のイベントが予定されており,前日29日(土)はたまプラーザ,12月13日(土)は新宿タワーレコードなどでも催されていたのですが,この日のユアエルム八千代台に訪れることができました。

イベント開始は14時。京王多摩川とは首都圏を東西に大きく離れ2時間近くかかることから,東京蚤の市でのtricolorのステージを観た後,サイン会の盛況ぶりに皆さんへの御挨拶を断念して東へ向かったのでした。

かつて千葉市内に3年住んだとはいえ,八千代台は全くの初めて。この日のイベントに行くために調べてみると,ユアエルム八千代台は京成線の八千代台駅直結とのことでした

京王多摩川で京王相模原線に乗り込んでからどのような経路をたどったのかは記憶がかなり薄れてしまいましたが,JRか都営新宿線を経て本八幡あたりで京成線に乗り換えたのだったでしょうか。津田沼でヨーカドーやイオン直結の新津田沼駅改札をくぐったこともあったような機がするのですが,八千代台は新京成ではなく京成本線ですから,それは別の機会の記憶と混同してしまっているかもしれません。

初めての土地でしたが,首都圏を東西に移動してかなりの時間を要し,イベント開始までそんなにゆとりはなくて,八千代台はもとよりユアエルム八千代台の中を歩き回ることもなかった記憶です。まっすぐにイベント会場を探しました

店舗と駐車場の間の屋上のようなスペースにステージと客席が設けられた会場で,普段から種々の催しに使われていることが想像されました。

杉さんはこの年3月に還暦を迎えられたところでした。ポップス界の巨匠となられた今も,都心からかなり離れた商業施設のステージでこうして販促イベントをされるフットワークに感心させられたことでした。

杉さんや松尾清憲さんが今もばりばりの現役最先端で活躍しておられることは,北海道にいるとなかなか実感する機会がないのですが,前述のように東京勤務の3年間で数々の貴重な機会に接することができました。

以前にも書きましたが,そうした機会に必ずお見かけする一団の女性客がいらっしゃいました。何年かぶりで首都圏での杉さん関係の現場に足を運んだわけですが,都心から離れたこの日の八千代台にもその頃にお見かけしていた方々が変わらずいらっしゃっていて,私が東京を離れてからも杉さんの客席の光景はずっと変わっていないのだと感慨を覚えさせられたことでした。

イベントはミニライブにサイン会,杉さんならではの軽妙なトークも繰り広げられます。
店内で遭遇した母娘連れの年配のお母さんが,杉さんを聴いていたと声かけしてきたのだけれども客席にはいないようですね旨であるとか。
ニューアルバムについては,歌詞の中の何気ない文言の中に,洋楽の非常にマニアックなエピソードの数々が隠されていることが披露され,博覧強記ぶりに関心させられます。

ミニライブでは,おそらくニューアルバムの曲だけではなく,かつての代表曲も歌われたのだったと思います。

ニューアルバムは,既にタワーレコードオンラインに注文していて,上京前には函館で配達を受けていたと思うのですが,サイン会に参加するためには,会場での購入と引き替えに配布される参加券が必要でしたので,八千代台でもう1枚購入しました。他所で買ったCDを持参しての潜入を防ぐための措置だったのでしょうか。杉さんのサインをいただいた方を手元に残し,もう1枚は後日姉に進呈しました。

サイン列では杉さんの首都圏でのライブのフライヤーをいただき,杉さんには,自分は北海道から来て,先日は札幌での村田さんとのライブにも足を運んだのでぜひまたというようなことを申し上げたのだったと思います。

 八千代台の後は今度は18時までにあらさんと林太郎さんのライブの荻窪に向かわなければなりません。イベント終了後は再び早々に京成線に乗り込みました(続く)。

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