「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」、
スピルバーグの新作。
次が「レディ プレイヤー1」だなんてめまいがする!(笑)
振れ幅が広すぎて。
“報道の自由”がテーマだと思って観たら…
もっと多様なベクトルで読める映画になっていて、
まさかこの映画で泣くとは思っていなかったが
メリル・ストリープが最高裁から出て来るシーンで落涙!
あのロングショットには
メリル・ストリープを迎えるもの言わぬ若い女性たちの
男社会で抑圧に耐え仕事をする女たちの
尊敬や感謝や憧憬や同意の意思が
映っていたのだもの…!
まったく…
スピルバーグの演出の上手さには毎度驚かされる。
それは輪転機を撮るシーンにも明らかで
新聞が刷り上がって行く工程はスペクタクルだ!と言わんばかりに
我々世代には見慣れた映像であるはずの印刷の工程が
ワクドキの演出で画になっている。
そしてもちろん
ラストをウォーターゲートビルで終わらせるお約束みたいな演出に
気持ちよくさせられてしまう。
このまま続けて
「ザ・シークレットマン」を観たくなる(笑)。
「ザ・シークレットマン」を観ると
「J・エドガー」も観たくなるかも…?
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