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2018年01月25日14:28

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「教え」の本質

■誘われた飲み会は行け…新人時代に叩き込まれた「残念な教え」の数々
(ウートピ - 01月24日 21:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=184&from=diary&id=4957399


本当に「残念な教え」なのか悩ましいと思います。

> 「みんなが通ってきた道なんだよ」
> 新人がつらい思いするのは当たり前
非合法・理不尽につらいのは「絶対に間違ってた」でしょうけど、ある程度の「つらい」は教えの通りだと思います。
体育会系の厳しさが嫌いだった先輩が、最上級生になった時部内をフレンドリーにしたら、部内の雰囲気は楽し気になったけど成績は見る見る落ちた、と言う事がありました。
一定の成果を残さなければならない、部活や会社において、一定の厳しさは必要でそれを「つらい」と感じても歯を食いしばらなければならないのではないでしょうか。
苦労をせずに大成できる事もあるとは思いますが、そうなると、逆境にあった時対処の仕方が分からないとも思います。

> 「あの人にも確認しといて」
> 「決定権を持つ人物を見極め、その人のGOサインだけもらえばいい」が正しい教え
文章だけでは何とも言いにくいですが、GOサインについてはその通りだと思いますが、事前に各部署に報告したり相談したり了承を得たりする必要がある事は多々あります。それらを「確認」の一言でまとめていたなら、この教えてくれた人の教えは概ね間違っていないという事になりますし、それらをせずに「決定権」者の「GOサイン」だけで仕事を進めようとしているのであれば、教わった人は分かっていないといい事になります。

> 「お客さんのところに通ったもんがち」
これは、寧ろ時代の差だと思います。
「相手が求めてることをやるのが一番」なのは、いつの時代も同じです。昔はそれを知るための「お客さんのところに通ったもんがち」だったわけです。
また、現代の営業方法としては「相手が求めている方法」がベターかもしれません。ですが、営業は「相手の求めに応じるのが二流、相手が潜在的ニーズを叶えるのが一流、相手のニーズを作り出すのが超一流」と言われます。顔を見ない営業で、一流超一流の営業ができるでしょうか。
そう考えると、今の時代もある程度は「お客さんのところに通ったもんがち」だと思います。

> 「とにかく手を動かせ」
> 今なら「リスクヘッジは大事!」って言い切れます
これは、「とにかく手を動かせ」を経験したから、経験したから「リスクヘッジは大事!」がより良い方法だと分かったのではないでしょうか。
その上司が、リスクを一緒に背負ってくれるなら、これは「残念な教え」ではなく、失敗を経験させそれを糧に成長させてくれる素晴らしい教えだと言えるのではないでしょうか。

> 「誘われた飲み会は行け」
> 「飲み会に誘われても、行きたくないものは行かなくていい」が正解
これは教えもそうかもしれませんが、この教わった人も本質が分かってないと思います。
正解は、「行く必要がないものは行かなくていい」です。特に仕事関連では、「行きたくなくても行く必要がある」飲み会もあります。それに行かないのは社会人として優秀とは言えません。
また、
> 仕事につながるようなつながりが生まれたことはなかった
との事ですが、そんな受動的なことでは繋がるものも繋がりません。「つながる」のではなく「つなげる」のだと思います。

記事の内容(そもそもその為の回答)が全てを網羅しているわけではないので「たら」「れば」ばかりになってしまいました。
でも「教え」を「残念」と切り捨てる前にそれが言いたい、意味する本質を理解しているのか、考える必要もあると思います。
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