アメリカ最終日、集合時間までは少し時間があったので、シアトル・ストリートカー(路面電車)に乗りに行った。かつてシアトル市内には路面電車が網の目のように張り巡らされていたが、ご多聞に漏れずモータリゼーションのあおりを受けて、1941年に箸視されてしまっていた。
それが昨今の渋滞問題やエコブームの機運も高まってきたことから、2007年にダウンタウン中心部のWestlake Hub駅と北部の海沿いのFairview & Campus Drive駅間1.3マイル(2km)が開業し、その後もう1つ別の路線も開業した。今回はこのWestlake Hubからの区間を往復乗車してきた。
起点のWestlake Hubで電車を待つ。
停留所のある一角にはモノレールも横切っている。
券売機。クレジットカードも使えた。片道$2.25、1日券が$4.5なので1日券を買ったが、後日よくよく調べてみると、片道券で往復乗れるようだった。尤も信用乗車制なので、乗降時に切符のチェックや運賃収受はない。
路線地図。
電車は平日昼間約10分毎に運行されている。
乗車してかぶりついてみた。
電車は街中をしばらく走り、そして湖(湾)沿いのところに出ると程なく終点だ。このあたりにはAmazonの本社がある。所要時間は15分くらいだ。
電車はいったん引き上げ線に入って折り返す。
上の写真を撮った地点から反対側を向いた。停留所がある。
2両連接のトロリーバス。前に自転車を積んでいる。
アメリカではおなじみのスクールバス。
折り返し電車で車内を撮ってみた。車両はチェコ製だ。
車内注意書き。英語とスペイン語の2か国語表記。
そしてなんてことなく起点のWestlake Hubに戻ってきた。
この近くにはリンクライトレイルとバスの地下駅がある。次回はシアトルの公共交通全般について紹介していきたい。
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