mixiユーザー(id:1454372)

2017年12月24日21:10

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理解ある職場

手帳2級持っています。
生活するためにお金が必要だし、症状が良くなると働きたくなりました。
主治医に「働きたい」と言ったら、1年間デイケアに通って、ちゃんと日常生活が送れるようになってからと言われ、そうしました。そして仕事を探す時にも、診察やカウンセリングの時に休め、土日は休みの職場を探すようにと言われました。
そんな都合の良い職場あるんだろうかと思いつつ、障害者就労支援センターの方とハローワークに行きました。障害者を募集しているところは皆無だったので、私のやりたい仕事を探して、直接交渉するということになりました。
ハローワークの方もすごく協力的で、私が行きたいと言ったところに電話をかけた際、「そちらで働きたいという方がいらっしゃいますが」と切り出し、面接の約束ができた後で「障害者手帳をお持ちの方です」と。
半ば騙したような形で面接に行きました。面接官は2人だったのですが、何の障害者手帳なのかと聞かれただけで、何の病気かとかは聞かれませんでした。どうしてここで働きたいのかという話がメインだったと思います。
私は手にたくさん傷があります。そのことを話しました。そしたら、制服あるけど1年中長袖でも大丈夫ですよって言ってくれました。
診察、カウンセリング、土日は休みという希望も通りました。
まさかの採用でした。

介護補助の仕事だったのですが、腕まくりすることもあり、他のスタッフに手の傷を見られることもありました。でも不思議なことに、誰も何も聞いてこないんですね。年中無休なので、みんなで協力してシフトを組んでいるのに私だけちゃんと土日は休みで。もちろん残業もなく。
後になって聞いたのですが、私が入社する前にスタッフ全員を集めて、精神障害者手帳を持った人が来る、病気について聞かないように。手に傷があるけれど触れないようにと上司が話をしてくれていたんだそうです。上司はよく「調子はどう?」と気にかけてくれてました。スタッフの方たちにもよくしてもらえました。月に1回は障害者就労支援センターの人との面談がありました。
そのおかげで、2年間調子を崩すことなく勤めることができました。

辞めるきかっけは、私が看護師になりたいという夢ができたからです。仕事をする中で、自信がつきました。そして夢と目標ができました。看護学校を受験したいと話したら、みんなで応援してくれました。合格が決まった時は、みんなが喜んでくれ、私が辞めるということを残念がってくれました。上司には、もし落ちたら障害者としてではなく、一般の職員として働いてもらおうと思ってたと言われました。

辞めて2年になりますが、年に2回、その職場に呼ばれてボランティアでオカリナを吹いています。今でも大事にしてもらっています。私を雇ってくれたこと、大事にしてくれたことを、本当に感謝しています。

振り返って思うことは、仕事をするからにはちゃんと体調を整えないといけないなということです。調子が良い時は何でもできちゃう気がしますが、反動で調子を崩すことが多いです。多分それが分かってたので、主治医は1年待つようにと言ったのかなと思います。
自己判断じゃなくて、主治医とか、家族とか、周りの意見もちゃんと聞いた方が、最終的に自分のためになるような気がします。



■精神障害者、雇いやすくする特例措置 厚労省、来春から
(朝日新聞デジタル - 12月24日 13:48)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4917949
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