mixiユーザー(id:8078676)

2018年04月09日18:27

140 view

ジェネリックのメーカーを指定できたら良いのにな

必ずしもジェネリックが全部先発品よりも劣ってるとは思いません。

ジェネリック専門メーカーの中には、飲みやすさや、パッケージの形状(薬剤の取り出し方)なんかに拘ってるところもあります。

例えば、OD錠(口腔内崩壊錠)なんかは味が全然違います。メーカーによって不味い・美味しい? があるんですよね。

ただ、薬局に行って「東和薬品のランソプラゾールをお願いします」なんて事ができない…。ジェネリックメーカーを指定できたら良いなぁとは常々思うんですが、「ニフェジピンは東和薬品で、カンデサルタンはあすかで、カルボシステインはテバで・・・」とか。
まあ無理ですよね。どこの薬局がどのメーカーのジェネリックを使ってるか知っていても、処方箋を分割できないから、ニフェジピンはA薬局、カンデサルタンはB薬局で...なんてこともできません。←まあ、こんなマニアックなやつはいないか(笑)

で、たぶんジェネリックの一番の問題は「流通」だと思います。
先発品は責任上、薬価が収載されている限りどんなに採算が取れない薬であっても、製造販売を続けなくてはいけません。

ジェネリックメーカーはそのような義務がないので、割と簡単に製造中止とかしちゃってるみたいです。
特に原薬(その薬剤を作る原料みたいなもの)を海外の企業に委託して輸入しているケースが多く、原薬が安定供給されなくなったとかのトラブルは多いみたいです。

もっとも最近ではオリジナルメーカーも長期収載品を他の製薬企業に売却する動きが多くなってきていますが。

あとは薬局(調剤薬局)の在庫量。先発品もジェネリックも置くとなると在庫量がどっと増えることになります。
この在庫ってのは経営を圧迫するものらしくて、中小規模や個人の薬局は結構きついみたいです。
調剤薬局も大手チェーンがやっぱり強い…って構造になってきてます。チェーンだと在庫を複数店舗で融通できるからってのもあるようですね。

また、医薬品にはたいてい使用期限がありますので、在庫が多いということは不良在庫を生む元にもなります。かと言って在庫をあまり置かないでいると、いざという時に患者さんに薬を渡せなくて、取り寄せとかになってしまい… 患者さんに不利益を生じさせることにもなります。
難しいですね。

ジェネリック医薬品のメリット・デメリット
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=5061558
3 5

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する