■ジャスティス・リーグ
ジャスティス☆リーグって書くべきなのかなあ。前作のスーパーマンvsバットマンが、ヒーロー同士が恨みも無いのに殺し合いをするという陰々滅々の話だったので今作どうなるかと思っていたのですが、打って変わってのーてんきな作品になっていました。絢爛たるマーベルシネマティックユニバースに比べると面子が地味に感じます。スーパーマンが遥か頂点にいて、大分下にバットマンとワンダーウーマンがいて、さらに下にフラッシュとアクアマンとサイボーグが。んでヴィラン側から見てもスーパーマンの方が遥かに強いので、下っ端同士でうんうん戦っていてもスーパーマンが参戦すると瞬く間に形勢逆転してしまうという……これこの先どうすんのかな？ スーパーマンが圧倒的過ぎて、スーパーマンですら苦戦する敵だと、それ以外のヒーローは全く歯が立たなくて戦場にいる意味すらない、ということに成りかねない気がしますが。今回、ステッペンウルフはともかくとして、手下のパラデーモンがテラフォーマーズに出てくるアレに見えて仕方なかったのですが、僕だけですかね？ 次作はデッドプールのモトネタの人が出てくるようです。
■劇場版 はいからさんが通る 前編 紅緒、花の17歳
楽しみました。実はまともに見るのは初めてで、紅緒が髪を切ってさらに満州に旅立つという展開にびっくり。そんな話だったんだ！ サブタイ詐欺で19歳になっちゃったじゃん！ どういう演出するのかと興味津々だったのですが、キャラデザこそ今風ですが、演出については古式ゆかしい少女漫画そのままです。これ、今の若者はついてこれるのかなー。意外といけるんじゃないかという気もしますが、どうなんでしょうね？ 劇中でTV版の主題歌『はいからさんが通る』のインストゥルメンタルが流れた時はちょっとグッときてしまいました。なんでボーカル入れなかったんだ。ハーイハイ、ハ〜イ！ て聞きたかったのに。主演の早見沙織は叫びまくり。この娘がギャーギャー系を演じるの初めて聞いたけど、アフレコ疲れそうですね。はやみんだから当然だけど、100点満点の演技です。あと友人のたまき役で瀬戸麻沙美が出てて、常々早見沙織と瀬戸麻沙美の声って似ていると思っていたのですが、並んで喋るのを聞くと似ていないという……。俺には無いのか、ダメ絶対音感。最近花澤香菜だと思ったら種��敦美だった、というのも良くあるのよ。後編楽しみにしてます。花の東京大ロマン、というからにはすぐに日本に戻るんだろうな。忍さんと寄りを戻すのか編集長とくっつくのか、まったく予想できません。（寄りを戻すのが王道なんだろうがな〜）
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